Con te Partiro ーvia Francigenaへの招待状ーvol.34 | ちびタンクのひとりごと

ちびタンクのひとりごと

大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪



2019年12月17日


“しずちゃん、今、お話しできる?”


羽沢颯花さんからメッセージが届いたのは、なおさんの歌の会から2日後の夜だった。


何か一つ大きな節目を終え、インターバル期間に入る。そんなふうに感じていた。


その時の私はまだ、仕事で犯したミスを引きずっていて、心の曇りを払拭しようと、その週末から年末年始を利用した長期休暇を申し出ていた。


久しぶりに少しのんびりした旅をしたい。

どうやら旅の期間に金環日食が起こるらしい。

日食がバッチリ見れる東南アジアなんてどうだろう?


颯花さんからのメッセージを受け取ったのは、クアラルンプール行きの航空券を取ろうとした、まさにその時だった。


その週末、颯花さんはクリスマスのイベントを控えていた。

彼女にとって一年で一番大きなイベントである。

今、準備に奔走している時期であろうことはよく理解していた。


そんなときに、メールではなく話したい?


メッセージに私は少なからず驚いた。


航空券購入は一旦保留にし、すぐに“大丈夫です”とメッセージを返した。

そして既読になったことを確認すると、メッセンジャーの通話ボタンを押した。


ーーー

↓前回のお話