Con te Partiro ーvia Francigenaへの招待状ーvol.20 | ちびタンクのひとりごと

ちびタンクのひとりごと

大好きな旅のこと、心理学・スピリチュアル・ヨーガのこと、日々の気づきなどをつぶやいています♪


きぬママは、雷を伴うハリケーンもような人でもあった。


圧倒的なパワーで常に新しいことにチャレンジする姿は、多くの人を魅了した。


一方で自身も自称する瞬間湯沸かし器の一面があり、矛先を向けられた多くの人が去っていった。


それは多分、ただ理不尽に怒り散らすのではなく、人の深いところに入り込んでしまうきぬママだからこその、無意識に決定的なダメージを負わせてしまうようなところがあったからだと思う。


そのようなことは大抵、イベントなどをやろうという時に勃発した。

そしてそうしたことがある度に、きぬママ自身も傷ついていた。

それは側で見ているだけでも痛々しいものだった。


そうして多くの人が弾き出されたり、自ら離れたりしていく中、何人かの人間がその台風の目に残った。


私もきぬママと全く衝突しなかった訳ではない。

しかしなぜか私は、常に移動し続けるその台風の目の中心に、最後まで残り続けていたのだった。


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↓前回のお話