個人的にはこの第3節が最も大事な節だと思う。
昇級を目指すのか、残留を目指す戦いにシフトするのか。
今後の方針がより明確になってくる。
折り返しの第3節!
【前節までの成績】
D1
ダニーモレノ +101.0 3位
中寿文 ▲1.5 20位
D2
渡辺洋巳 ▲42.2 33位
蓮沼友樹 ▲21.5 24位
D3
高村龍一 ▲52.2 25位
E1
安藤銀一 +89.7 2位
安部颯斗 +25.7 11位
廣岡璃奈 ▲54.8 24位
E2
高橋大輔 +33.1 10位
斉藤隆 ▲101.5 32位
足立純哉 +78.1 3位
【結果報告】
D1
中 寿文
対局者 井出一寛・岡本真一・奥津勇輝
着順 4・①・4・③
ポイント ▲22.8
現在順位 28位
順位昇降 8ランクdown↘️
コメント
1回戦は何もできず、ラス。
オーラスに1人沈みの4着から、ツモると逆に1人浮きとなるメンホンチートイテンパイも決まらず。
まぁ、そんなに上手くいかないよな…と思うも、その後に焦りが出てしまうのだろうか?
2回戦は一度アガった3000・6000を守り切り微差のトップも、アガリ数が少なく苦しい展開が続く。
問題は3回戦。
一時期42000ほどあった点棒も、一回の放銃後、ロン牌が出ていく形が続き、終わってみたらラス。
前節も今節も点棒を持った後の局回しが良くない。
これがリーグ戦の成績が上がらない一番の原因かもしれないと考えている。
今期もまた残留争いとなってしまいました。
自分でしっかりやるべきことを具体化して、次節に臨みたいと思います。
D1
ダニーモレノ
対局者 大枝史・浦野修平・野村駿
着順 4・②・①・4
ポイント +16.8(トータル+117.8)
現在順位 3位
順位昇降 なし
今日の試合は体調的にはすごく苦しかったです。1回戦から急にお腹が痛くて痛くて、試合に集中するのが難しくなって、複数の鳴けるはずの牌を鳴けないミスがありました。3回戦目までに痛みは大分消えて、4回戦で急に体の痛みがなくなったので逆に疲れてしまいました…
結果的には全然悪くない日でした〜2、3回戦で複数のヤミテンのハネマンのアガリのおかげで、4着を2回とってもなんとかプラスができました!!
次は最も大事な4節目です、一生懸命頑張ります!!!
D2
渡辺洋巳
対局者 蓮沼友樹・堀越達也・上田宗太朗・堀場康平
着順 2・4・②・②
ポイント ▲7.8 (トータル ▲50.0)
現在順位 32位
順位昇降 1ランクup↗️
コメント
2節終わってまだ降級圏内にいる。
今日の目標は+20ポイントとした。
先月帝静戦に参加してくれた上田プロが挨拶に来てくれた。
なんて好青年なんだと思ったら同卓だった。
一回戦、序盤は小さなアガリで何とか30000点をキープしていたが、蓮沼プロの親番で誰も前に出れなくてじわじわ加点されていく。
最終的には30000点を割ってしまった。
二回戦、一向聴から最後の1牌が入らない局が続く。
こうゆう時は放銃せず耐えるのが自分には良い結果になることが多い。
が、放銃する。
Cラスになる。
いつも大きく負けるパターンに陥った。
目標を本日のポイント±0に変更。
三回戦、オーラス44000点持ち、2着目31000点から逆転され2着で終了。
四回戦、2000・3900ツモでスタートするも、東3局に自分の仕掛けで四暗刻をツモられてしまう。
同卓した方すいません。
今節もマイナスを増やしてしまった。
早く降級圏内から脱出できるように頑張ります。
蓮沼友樹
対局者 塚越達也・上田宗太朗・渡辺洋巳・堀場康平
着順 ①・①・4・②
ポイント +31.0(トータル+9.5)
現在順位 15位
順位昇降 9ランクUP↗️
コメント
先月のリーグ戦を休場したため、2か月ぶりの鳳凰戦である。とはいえ特別昇級リーグや静岡プロリーグ、王位戦予選があったためほぼ毎週公式戦に出ていた。その公式戦では様々な方と同卓することができたのだ。年代や雀風も異なっていたし、愛想のいい人もいれば不愛想な人もいた。
私は周りの同卓者からどのように映っていたのだろう。『たぶんこの人、各牛丼屋チェーンの株主優待券を使って牛丼ばかり食べてるんだろうな』とか思われていたら心外である。個人的には同卓者に強い印象を持ってもらうようにはしているが、私の力不足もあってあまり伝わってはいないんだと思う。
しかしながら麻雀プロとして『個』を出したい気持ちは少なからずある。そうなのだ。様々な人がいるのだ。私も多種多様な人間の一人なのだ。そして様々な人間が四人集まり作り上げるゲームが麻雀なのだ。
はてさて、そういえば私の『個』は何だろう。1日2ラーメン食べても全然余裕だったり、実は髭の脱毛を考えているのだが仮にクリニックに行ったとしても『いやお前は脱毛の前にまず脂肪吸引しろよ』とか思われるのが嫌でクリニックに行くのを尻込みしているのが私の精一杯の『個』である。
……いやなんかそういうことじゃない気がする。直近は無理にしても、いつかちゃんと麻雀関連で『個』を言語化できるようにしよう。まずは目の前の公式対局を納得いくものにしようではないか。
先日『某ホストがシャンパンタワーの際に女性常連客の名前を忘れてしまったことにより、その女性常連客に激怒される映像』を観ていた。名前を忘れられた女性常連客は怒って帰ってしまい、諸説あるがシャンパンタワーはホスト側の自腹になるらしい。いやーこれは激痛だ。かなりキツイぞ。名前忘れたら数百万のチョンボなのか。。もちろんホスト側の職務怠慢といっても過言ではないし、女性側の気持ちも考えると致し方ない気もするが、いやーそれにしても痛い。1失点が重いとしても痛い。
麻雀もそうだ。せっかく良い感じで進行していても1つのミスでガラガラと崩れてしまうものなのだ。やはりそうだ、まずは目の前の自分をより良くする努力だ。少し気合を入れ直そうではないか。
ちなみに私は黒っぽい服を着ることが多いのだが、例えば『蓮沼さんはなぜ黒っぽい服ばかり着てるんですか?』と不意に聞かれた際に『闇金ウシジマくんとたれぱんだを足して2で割ったようなコスプレをしてます。』と答えて笑いを取ろうなどとくだらないことを考えている暇があれば気合の一つでも入れればいいのだ。
大丈夫だ、最近の私は結構調子が良いはずだ。先日歯医者の検診を受けて歯の治療やクリーニングをしたはいいが、治療器具が頬の内側に思いっきり当たったことにより口の中に傷ができて、それが地味に痛いこと以外は大体いい感じじゃないか。
そんなこんなでリーグ戦である。実は直近の特別昇級リーグで和了放棄の行為をしてしまったため、そのようなことがないようにしっかりしよう。気合を入れていこう。
◼️1回戦
3900の横移動から開局。その後、2900と2000・4000、4000オールなどで54100点の1人浮き。これはナイスだ。トータルもプラスに転じたぞ。誰かがご褒美くれないかしらん。
◼️2回戦
2000・4000のツモ和了からスタート。この和了は誰かに見て欲しかった。それくらい無理もなく、自然かつ意外と和了れる人いなそうな良い手順だった。その後、やや失速したが南3局に5200(+1000)を和了。オーラスは塚越Pの連荘もあったが、何とか2連勝。これは来てる。
◼️抜け番
参考書を読み込んでいたため状況は不明。しかしながら良い時間を過ごせた。ちょうど読み終えた辺りで終了。蓮沼だけ飛び抜けていて良い感じだ。
◼️4回戦
渡辺Pの2000・3900からスタート。やや私の手順ミス(ただしちょいムズ)から和了を誘発させた感あり。東2局、高目ピンフ一盃口を闇テンにして親の渡辺Pからあっさり和了。ここまでは良かったのだが、、東3局で塚越Pが子の四暗刻ツモ。更に南3局に16600点持ちのところから渡辺Pに12000放銃。。聴牌打牌とは言えこれは厳しい。だが、オーラスの親で意地の7700を和了して12900点持ちの4着。マイナスを少し戻したと言える。プラスに考えよう。
◼️5回戦
東1局に親の塚越Pに勝負して3900放銃。攻めた結果なので悪くは無いけど、押そうと思った7と9はいずれも塚越Pの当たり牌。ちょっと嫌な気分がしたが、東1局1本場は300・500(+300)をツモり、塚越Pの親をあっさり蹴る。その後、1000点と1000オールを和了った程度で停滞していたが、24900点持ちで私のラス親を迎えた。ここで起死回生の5800を和了り、何とか浮きになる。続く1本場は上田Pから立直を受け、押すことも考えたが堀場Pが3副露している。ドラも通っているし、もしかしたら堀場P→上田Pの横移動があるのでは?と期待して断腸の思いでオリを選択。案の定(たまたまだと思うが)、堀場Pが上田Pに放銃して30700点持ちの2着。一時はヤバかったけど何とかなった。
そんなこんなでトータルは+9.5となりました。特別昇級リーグもまあまあでそこそこの位置ですので、気を抜かずに上を目指します。
また来月も頑張ります。
D3②
対局者 及川慶次・伊東宏倫・池田来斗
着順 ②・4・1・1
ポイント +25.8(トータル▲26.4)
現在順位 19位
順位昇降 6ランクup↗️
コメント
1回戦のオーラスにタンピンドラをダマで和了り浮きになるも、立直した方が良かったのか等、全体的に鳴き、立直、ダマの選択にブレがあった。
2回戦はかなり下手な打ち回しをしてしまい、取り返すことなど出来ず1人沈みで終わる。
気を取り直し迎えた3回戦、起家の配牌でダブ東とドラの發が対子。
一色も見えるが、ダブ東が鳴けて手なりの進行で和了り切ることが出来た。
これでかなり気持ちが楽になる。
南場の親でもドラシャンポンの立直をツモることが出来、50000点を超える。
最終的には48000点持ちのトップ。
2回戦のマイナスをほぼ返し、全体的にもかなり平たい状態で4回戦へ。
東発の親立直を1300で蹴る事が出来たものの、中々勝負手に恵まれず受けに回る展開。
東場の親で先制立直を受け手牌は苦しめながらも、ダブ東対々の聴牌までこぎつけ和了りきる。
ドラ暗刻の立直も和了れたりと、トップで終える。
1回戦の開局で發ポンテンの対々を取らず、四暗刻に色気を出してしまったのが序盤崩れた要因の1つかなと思う。
大きく勝つより、そこそこのプラスを目指してるなら鳴きよりだったなと。
目標設定との折り合いがちゃんと付いて無かったが、プラスで終えれてとりあえず降級圏は脱した。
またマイナスしない様に、残り2節しっかりと闘いたいと思います。
E2①
高橋大輔
足立純哉
対局者 加藤拓海・金田智紀・山宮雅之
着順 ①・②・②・③
ポイント +26.2(トータル+104.3)
現在順位 2位
順位昇降 1ランクup↗️
コメント
「あぁぁぁぁぁぁぁ!!4回戦南3局まで良い打回しだったのにっ!!!」
南4局、トップ目を意識し過ぎてドラを先打ち。まさかの暗刻カブりで2,000、4,000の和了逃し。そこから心が揺れて、浮きをキープも3着に転落。
麻雀ムズかしい…
鋼の心をサンタさんにお願いしよう!
【編集後記】
ほとんどの選手がプラス、もしくは最小限のマイナスで留めた印象。
そして、多くの選手が昇級の可能性を大きく残していると言えるだろう。
チャンスはそう多くは訪れないので、目の前にチャンスが転がってきた時はしっかりと掴んで欲しい。
来週からは王位戦も本格的に始まります!
次節も応援宜しくお願いします!!
(編集 島崎涼)