第40期鳳凰戦後期第3節結果報告(D1〜E3) | 静岡支部員のひとりごと

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日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

個人的にはこの第3節が最も大事な節だと思う。


昇級を目指すのか、残留を目指す戦いにシフトするのか。

今後の方針がより明確になってくる。


折り返しの第3節!


【前節までの成績】


D1

ダニーモレノ +101.0  3位

中寿文 ▲1.5  20位


D2

渡辺洋巳 ▲42.2  33位

蓮沼友樹   ▲21.5  24位


D3

高村龍一   ▲52.2  25位


E1

安藤銀一 +89.7  2位

安部颯斗 +25.7  11位

廣岡璃奈 ▲54.8  24位


E2 

高橋大輔 +33.1  10位

斉藤隆 ▲101.5  32位

足立純哉 +78.1  3位



【結果報告】

D1

中 寿文

対局者 井出一寛・岡本真一・奥津勇輝

着順 4・①・4・③

ポイント ▲22.8

現在順位 28位

順位昇降 8ランクdown↘️


コメント


1回戦は何もできず、ラス。

オーラスに1人沈みの4着から、ツモると逆に1人浮きとなるメンホンチートイテンパイも決まらず。


まぁ、そんなに上手くいかないよな…と思うも、その後に焦りが出てしまうのだろうか?


2回戦は一度アガった3000・6000を守り切り微差のトップも、アガリ数が少なく苦しい展開が続く。


問題は3回戦。

一時期42000ほどあった点棒も、一回の放銃後、ロン牌が出ていく形が続き、終わってみたらラス。


前節も今節も点棒を持った後の局回しが良くない。


これがリーグ戦の成績が上がらない一番の原因かもしれないと考えている。


今期もまた残留争いとなってしまいました。

自分でしっかりやるべきことを具体化して、次節に臨みたいと思います。



D1

ダニーモレノ

対局者 大枝史・浦野修平・野村駿

着順   4・②・①・4

ポイント  +16.8(トータル+117.8)

現在順位   3位

順位昇降 なし

 

今日の試合は体調的にはすごく苦しかったです。1回戦から急にお腹が痛くて痛くて、試合に集中するのが難しくなって、複数の鳴けるはずの牌を鳴けないミスがありました。3回戦目までに痛みは大分消えて、4回戦で急に体の痛みがなくなったので逆に疲れてしまいました…


結果的には全然悪くない日でした〜2、3回戦で複数のヤミテンのハネマンのアガリのおかげで、4着を2回とってもなんとかプラスができました!!


次は最も大事な4節目です、一生懸命頑張ります!!!





D2

渡辺洋巳

対局者 蓮沼友樹・堀越達也・上田宗太朗・堀場康平

着順 2・4・②・②

ポイント ▲7.8 (トータル ▲50.0)

現在順位 32位

順位昇降 1ランクup↗️


コメント


2節終わってまだ降級圏内にいる。

今日の目標は+20ポイントとした。


先月帝静戦に参加してくれた上田プロが挨拶に来てくれた。

なんて好青年なんだと思ったら同卓だった。


一回戦、序盤は小さなアガリで何とか30000点をキープしていたが、蓮沼プロの親番で誰も前に出れなくてじわじわ加点されていく。

最終的には30000点を割ってしまった。


二回戦、一向聴から最後の1牌が入らない局が続く。

こうゆう時は放銃せず耐えるのが自分には良い結果になることが多い。

が、放銃する。

Cラスになる。

いつも大きく負けるパターンに陥った。

目標を本日のポイント±0に変更。


三回戦、オーラス44000点持ち、2着目31000点から逆転され2着で終了。


四回戦、2000・3900ツモでスタートするも、東3局に自分の仕掛けで四暗刻をツモられてしまう。

同卓した方すいません。


今節もマイナスを増やしてしまった。

早く降級圏内から脱出できるように頑張ります。




D2

蓮沼友樹


対局者 塚越達也・上田宗太朗・渡辺洋巳・堀場康平

着順 ①・①・4・②

ポイント +31.0(トータル+9.5)

現在順位 15位

順位昇降 9ランクUP↗️


コメント

先月のリーグ戦を休場したため、2か月ぶりの鳳凰戦である。とはいえ特別昇級リーグや静岡プロリーグ、王位戦予選があったためほぼ毎週公式戦に出ていた。その公式戦では様々な方と同卓することができたのだ。年代や雀風も異なっていたし、愛想のいい人もいれば不愛想な人もいた。


私は周りの同卓者からどのように映っていたのだろう。『たぶんこの人、各牛丼屋チェーンの株主優待券を使って牛丼ばかり食べてるんだろうな』とか思われていたら心外である。個人的には同卓者に強い印象を持ってもらうようにはしているが、私の力不足もあってあまり伝わってはいないんだと思う。


しかしながら麻雀プロとして『個』を出したい気持ちは少なからずある。そうなのだ。様々な人がいるのだ。私も多種多様な人間の一人なのだ。そして様々な人間が四人集まり作り上げるゲームが麻雀なのだ。


はてさて、そういえば私の『個』は何だろう。1日2ラーメン食べても全然余裕だったり、実は髭の脱毛を考えているのだが仮にクリニックに行ったとしても『いやお前は脱毛の前にまず脂肪吸引しろよ』とか思われるのが嫌でクリニックに行くのを尻込みしているのが私の精一杯の『個』である。


……いやなんかそういうことじゃない気がする。直近は無理にしても、いつかちゃんと麻雀関連で『個』を言語化できるようにしよう。まずは目の前の公式対局を納得いくものにしようではないか。


先日『某ホストがシャンパンタワーの際に女性常連客の名前を忘れてしまったことにより、その女性常連客に激怒される映像』を観ていた。名前を忘れられた女性常連客は怒って帰ってしまい、諸説あるがシャンパンタワーはホスト側の自腹になるらしい。いやーこれは激痛だ。かなりキツイぞ。名前忘れたら数百万のチョンボなのか。。もちろんホスト側の職務怠慢といっても過言ではないし、女性側の気持ちも考えると致し方ない気もするが、いやーそれにしても痛い。1失点が重いとしても痛い。


麻雀もそうだ。せっかく良い感じで進行していても1つのミスでガラガラと崩れてしまうものなのだ。やはりそうだ、まずは目の前の自分をより良くする努力だ。少し気合を入れ直そうではないか。


ちなみに私は黒っぽい服を着ることが多いのだが、例えば『蓮沼さんはなぜ黒っぽい服ばかり着てるんですか?』と不意に聞かれた際に『闇金ウシジマくんとたれぱんだを足して2で割ったようなコスプレをしてます。』と答えて笑いを取ろうなどとくだらないことを考えている暇があれば気合の一つでも入れればいいのだ。


大丈夫だ、最近の私は結構調子が良いはずだ。先日歯医者の検診を受けて歯の治療やクリーニングをしたはいいが、治療器具が頬の内側に思いっきり当たったことにより口の中に傷ができて、それが地味に痛いこと以外は大体いい感じじゃないか。


そんなこんなでリーグ戦である。実は直近の特別昇級リーグで和了放棄の行為をしてしまったため、そのようなことがないようにしっかりしよう。気合を入れていこう。


◼️1回戦

3900の横移動から開局。その後、2900と2000・4000、4000オールなどで54100点の1人浮き。これはナイスだ。トータルもプラスに転じたぞ。誰かがご褒美くれないかしらん。


◼️2回戦

2000・4000のツモ和了からスタート。この和了は誰かに見て欲しかった。それくらい無理もなく、自然かつ意外と和了れる人いなそうな良い手順だった。その後、やや失速したが南3局に5200(+1000)を和了。オーラスは塚越Pの連荘もあったが、何とか2連勝。これは来てる。


◼️抜け番

参考書を読み込んでいたため状況は不明。しかしながら良い時間を過ごせた。ちょうど読み終えた辺りで終了。蓮沼だけ飛び抜けていて良い感じだ。


◼️4回戦

渡辺Pの2000・3900からスタート。やや私の手順ミス(ただしちょいムズ)から和了を誘発させた感あり。東2局、高目ピンフ一盃口を闇テンにして親の渡辺Pからあっさり和了。ここまでは良かったのだが、、東3局で塚越Pが子の四暗刻ツモ。更に南3局に16600点持ちのところから渡辺Pに12000放銃。。聴牌打牌とは言えこれは厳しい。だが、オーラスの親で意地の7700を和了して12900点持ちの4着。マイナスを少し戻したと言える。プラスに考えよう。


◼️5回戦

東1局に親の塚越Pに勝負して3900放銃。攻めた結果なので悪くは無いけど、押そうと思った7と9はいずれも塚越Pの当たり牌。ちょっと嫌な気分がしたが、東1局1本場は300・500(+300)をツモり、塚越Pの親をあっさり蹴る。その後、1000点と1000オールを和了った程度で停滞していたが、24900点持ちで私のラス親を迎えた。ここで起死回生の5800を和了り、何とか浮きになる。続く1本場は上田Pから立直を受け、押すことも考えたが堀場Pが3副露している。ドラも通っているし、もしかしたら堀場P→上田Pの横移動があるのでは?と期待して断腸の思いでオリを選択。案の定(たまたまだと思うが)、堀場Pが上田Pに放銃して30700点持ちの2着。一時はヤバかったけど何とかなった。


そんなこんなでトータルは+9.5となりました。特別昇級リーグもまあまあでそこそこの位置ですので、気を抜かずに上を目指します。


また来月も頑張ります。



D3②

高村龍一

対局者 及川慶次・伊東宏倫・池田来斗

着順 ②・4・1・1

ポイント +25.8(トータル▲26.4)

現在順位 19位

順位昇降 6ランクup↗️


コメント

1回戦のオーラスにタンピンドラをダマで和了り浮きになるも、立直した方が良かったのか等、全体的に鳴き、立直、ダマの選択にブレがあった。

2回戦はかなり下手な打ち回しをしてしまい、取り返すことなど出来ず1人沈みで終わる。

気を取り直し迎えた3回戦、起家の配牌でダブ東とドラの發が対子。

一色も見えるが、ダブ東が鳴けて手なりの進行で和了り切ることが出来た。

これでかなり気持ちが楽になる。

南場の親でもドラシャンポンの立直をツモることが出来、50000点を超える。

最終的には48000点持ちのトップ。

2回戦のマイナスをほぼ返し、全体的にもかなり平たい状態で4回戦へ。

東発の親立直を1300で蹴る事が出来たものの、中々勝負手に恵まれず受けに回る展開。

東場の親で先制立直を受け手牌は苦しめながらも、ダブ東対々の聴牌までこぎつけ和了りきる。

ドラ暗刻の立直も和了れたりと、トップで終える。


1回戦の開局で發ポンテンの対々を取らず、四暗刻に色気を出してしまったのが序盤崩れた要因の1つかなと思う。

大きく勝つより、そこそこのプラスを目指してるなら鳴きよりだったなと。


目標設定との折り合いがちゃんと付いて無かったが、プラスで終えれてとりあえず降級圏は脱した。

またマイナスしない様に、残り2節しっかりと闘いたいと思います。




E1 
安藤銀一

対局者 加護優愛・猿渡輝也・部谷幸則

着順 4・2・②・②

ポイント ▲16.5(トータル+73.2)

現在順位 4位

順位昇降 2ランクdown↘️


コメント

前節めちゃくちゃ勝ったので今節もめちゃくちゃ勝てば2段階昇級見えるなぁーなんて思ってたら負けた…


やっは欲張っちゃいかんのよねー、ドラ全く来ないしめくり合いも負けちゃうし今日はキツい1日でした!!


でもなんとか悪いなりにまとめられた感はある、成長したのではないだろうか笑


とにかくまだあと2節あるしまだ昇級ゾーンだしめっちゃ元気!!

次節また大勝ちして最終節は高みの見物したいところです!


応援してくれてる皆さまいつも本当にありがとー!!

本当に感謝!!



廣岡璃奈


着順 ②・4・①・3
ポイント ▲1.7 (トータル▲56.5)
現在順位   26位
順位昇降 2ランクdown↘️


E1

安部 颯斗
対局者 飯盛裕美子・松岡学・都築友和
着順 2・②・②・4
ポイント ▲0.4(トータル+25.3)
現在順位 11位
順位昇降 なし

コメント

4回戦の1人沈み痛すぎる。。
3回戦終わってこの手材料で+16.3ポイントできて、自分がアガる以外の点棒移動の中で割と悪くない点棒移動多かったり、手牌ばらばらなところから高そうな仕掛けに見せて、終盤1人聴牌取りに行ったり、こざかしいことが上手くいきすぎてて、奇跡起きてるって思ってました。

結構、卓に入り込めてるし、4回戦で+30くらいにはしちゃうぞと思ったのにマイナスしてしまうとは、、、

4回戦東2局に子の都築プロの立直に2枚押して役役ホンイツチャンタドラ聴牌しましたが、あがれず横移動。悔しい。

それでも4回戦も展開めっちゃ良くて、35000程度のトップ目で迎えた南2局。

今日一の配牌きて、8巡目に平和ドラ高め三色の場に1枚も出てない六九で待ち聴牌(高め九)をリーチして、九で3000・6000って言う準備だけしてましたが、親の飯盛さんが五七って切って追っかけてきた瞬間絶望しかけました。
しっかり九暗刻ドラ対子の7700放銃になり、あっという間に1人沈みになり。オーラス親番で少し頑張りましたが無理でした。

今日は始まる前にメンタンピン沢山あがるぞと言う気持ちで臨みましたが、4回七対子上がってました。思い通りには行かないものですね。

どうだったかなーってのが何個かあったし、反省点もそれなりにあった3節でもあったので、しっかり見つめ直して残り2節昇級目指して頑張ります。



E2①

高橋大輔

対局者 杉浦まゆ・岡田啓佑・岩﨑仁
着順 4・3・①・①
ポイント +21.0(トータル +54.1)
現在順位 7位
順位昇降 3ランクup↗️

コメント

今日の対局開始前。
自分の順位は昇級ボーダー直下の10位。

前節に悔しい負け方をして今節こそは!
その想いが強かった。

が…1.2回戦と逆連対。

高め2,000・3,900のリーチをうつも親のトイトイ三暗刻(ダマ)に捕まってしまったり、ノー和了で迎えた南2局に中が暗刻でドラ3のポンテンを取る事ができたが親にツモり負けてしまったりと高打点の空振りが続いた。

それでも落ち着いて慌てずに打ち回しできたことが3.4回戦のトップに繋がったと自分では思っています。

どんなに辛く絶望的な状況でも焦らず腰を重くうつ重要性みたいなのを身をもって体感できた一日でした。

あと8半荘で昇級圏内に残ることが目標。

残り2節も決して焦ることなく落ち着いて麻雀を打ち切りたいと思います。

これからも応援のほどよろしくお願いいたします。


E2

足立純哉

対局者 加藤拓海・金田智紀・山宮雅之

着順 ①・②・②・③

ポイント +26.2(トータル+104.3)

現在順位 2位

順位昇降 1ランクup↗️


コメント


「あぁぁぁぁぁぁぁ!!4回戦南3局まで良い打回しだったのにっ!!!」


南4局、トップ目を意識し過ぎてドラを先打ち。まさかの暗刻カブりで2,000、4,000の和了逃し。そこから心が揺れて、浮きをキープも3着に転落。


麻雀ムズかしい…

鋼の心をサンタさんにお願いしよう!




【編集後記】

ほとんどの選手がプラス、もしくは最小限のマイナスで留めた印象。


そして、多くの選手が昇級の可能性を大きく残していると言えるだろう。


チャンスはそう多くは訪れないので、目の前にチャンスが転がってきた時はしっかりと掴んで欲しい。



来週からは王位戦も本格的に始まります!


次節も応援宜しくお願いします!!




(編集 島崎涼)