第40期鳳凰戦後期第3節結果報告 | 静岡支部員のひとりごと

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日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

今日は11月4日!


後期鳳凰戦(B1~C3リーグ)の第3節でした!!!


半期のリーグ戦は第3節が折り返し地点。


今日の結果次第で残り2節の戦い方が決まる大事な一日。


前節までの成績を踏まえて本日の結果報告へと参りましょう!!


【前節までの成績】


B1

岡本和也 ▲17.3  12位

※第3節は別日対局になりました。


C1

太田昌樹 ▲31.7  28位


C2

渡辺史哉 +74.6  3位

青嶋宏樹 ▲52.1  29位

大橋幸正(中部本部)▲62.9  33位


C3

鈴木郁孝 +24.8  11位

平野敬悟 ▲100.5  36位

島崎涼  ▲81.7   34位

鈴木秀幸 ▲32.4  28位


【結果報告】


C1

太田昌樹



対局者 本田朋広・野方祐介・石橋和也

着順 3・4・①・②

ポイント ▲1.8 (トータル ▲33.5)

現在順位 26位

順位昇降 2ランクup↗︎


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昇級のためには、大きめのプラスが必須なこの3節ではあったのだが、1回戦は野方プロの独壇場、2回戦はほぼ見せ場なくラスときて、2回戦で▲30。

前節同様の展開となってしまう。


3回戦苦しいながら僅差のトップを取り、最終戦もトップ目のままオーラスへ。

アガリさえすれば本日はプラス…しかしラス親の本田プロがそうはさせてくれず、怒涛の連チャンモードに入ってしまう。


積棒は6本場、点棒は6万点超え。更に連チャンさせようと親リーチにきたところをギリギリ躱し、なんとか2着をキープすることができた。


最終結果は前節とそっくりな▲1.8で致命的ではないもののプラスできていないのはやはりしっくりこないところである。


残るは2節。

上を見るには少し遠くなってしまったが、諦めずに闘いたいと思います。


C2

渡辺史哉



対局者 東幸一郎・上村慎太郎・鳥越真仁

着順 4・②・3・3

ポイント ▲17.4 (トータル +57.2)

現在順位 6位

順位昇降 3ランクdown↘︎


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今日は日本で1番手が入ってた気がしましたが、終わってみれば2桁マイナス。


もっとやり用はなかったのかと自問自答を繰り返すが、その時のベストは尽くしたので致し方なしかなと思います。


むしろ高打点の放銃は1日通してなかったのでついていたと思います。


南場の親が落ちた後の北家の立ち回りは今思うと雑だった部分もあったかなという印象です。


点数を持ってる時と、持っていない時で、他家への警戒度に差がある気がするので、修正していきたい所存です。


ギリギリ許されるくらいのポイントは保てましたが、次節大きく沈むと昇級はかなり厳しくなってしまうので来月は+を持って帰れるように今日から準備します。

乞うご期待!


C2

青嶋宏樹



対局者 澤田唯・菅原千瑛・金子貴行

着順   1・2・4・4

ポイント  ▲1.3P(トータル ▲53.4)

現在順位   30位

順位昇降 1ランクdown↘︎


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残留シフトで臨んだ第3節、今日勝てれば楽になるがそんな甘くはないので1回戦目の結果次第で立ち回りが決まると思っていた。


1回戦、2回戦はツイテいて浮けて少し余裕ができてきた。

3回戦は劣勢な展開ながらも南2局の親番で36,000まで復活でき今日はいい感じだなと思ってタンピン3色のリーチ。


ハネマンツモったら残留できそうーもしかしたら昇級まで見えちゃう?!と思っていたがそんな甘くなかった1,300・2,600をツモられ、6,000オールツモられオーラス気づいたらラスで甘くないとは思ってたけどキツイ展開。


4回戦もラスで今期は1回戦、2回戦はいい感じにきて3回戦、4回戦はラスを引くという展開が多い。

残り2節どちらか負けると残留も厳しくなりそうなのでなんとかここで踏ん張りたい。


たらればもたくさんあるが、全てを完璧に打つのは無理なので今より1局でも上手く打てるように日々の麻雀を大切にして残留できたらいいなと思います。


C2

大橋幸正



対局者 厚谷昇汰・清原継光・森脇司

着順 3・①・①・4

ポイント +42.1(トータル ▲20.8)

現在順位 23位

順位昇降 10ランクup↗︎


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今期はプロ入りして以来、一番不調なシーズンになっている。


「今までが好調だっただけで、実は今期が普通なのでは?」


とも少し考えたりもするが、


「いやいや、自分はトッププロにも負けないくらいの雀力は持ち合わせているはずだ!」


という自信を失ってしまっては、私の麻雀プロとしての存在価値は、ほとんど無くなってしまうであろう。


自信だけは失わないように努めなくてはならない。



仕事やプライベートで打つ一発裏ドラ赤ドラ有りの麻雀では、今年は、トータルでトップ率33%以上はあるのだが、先月、同一店舗で20半荘以上トップが取れないという事態に陥った💦



数ヶ月前から定期的に開催している連盟公式ルールのセットでは、参加者7名中、ダントツの最下位となっている→後輩プロも参加している中、ちょっと有り得ないですよねえ・・・下振れとか言い訳にならないので、早急に改善せねば!


セットでは、いつも中支部長にやられていて、個人的に全プロの中で、中支部長が一番相性が悪く、天敵と感じているので(私と打つ時だけ強い説が濃厚❗️その力を他で発揮して下さい!)、まあ、中支部長のせいでもあるのだが笑(といいつつ、手強いから良い練習になっています!)、今週開催したセットでも完敗であった。



このまま、ほっておいて運だけのせいにしては、本日の大事な鳳凰戦も負けてしまうだろう


ということで、ここ数日、いろいろと考えた。


考えた結果、今節は、過去のリーグ戦の勝った試合の中で、特に印象に残っている試合の時の打ち方で臨もう。


と心に決めて、臨んだ。


どういう打ち方かというと、簡単に言うと



【アガりたがる欲は捨て、粘り強く、腰を据えて、じっくりと忍耐強く打つ】



この打ち方は、かつて、静岡プロリーグ決勝に進出した時に、藤島プロに


大橋君はねっとり系雀士


と紹介された時の打ち方である(たぶん)



どちらかと言うと、昭和寄りな打ち方ですかね。



もちろん、私は何でも出来る器用なタイプの打ち手ですので笑、時には違う面も混ぜながら、今節を打ち切りましたが、上手く嵌りました^_^



いや、1回戦はオーラスに平和のみをアガっただけで、どうなるかと不安に思いましたが、2回戦目以降も焦らずじっくりと打ったおかげで、良いプラスになりました。


最終戦は南3局まで37,000点オーバーの状況から親立直を打った後、終盤に押されて8,000放銃、オーラスは今節では唯一はっちゃけ気味で打ち、最後に暴牌気味の牌で6,400を放銃してラス落ち、大きくポイントを減らしてしまいましたが(2局で順位点込みで▲27.4😭)、相手が強かったということで納得しましょう!



降級ゾーンからは脱出出来たものの、まだ下の方が近い位置ではありますが、昇級ボーダーとのポイント差は78ポイント差。



昇級ボーダーは史哉君ね。



うん、今期で完全復活した感じがしますので、軽く超えてやろうかなと思います😏


史哉君は、もっと上に逃げないと捲っちゃいますから、頑張って逃げてね!



というのは半分冗談で(あくまで半分です😏)、この調子で、次節も慢心せずに臨みたいと思います。



そして、引き続き、来週の王位戦プロ予選、中部プロリーグも頑張ります!


C3

鈴木郁孝


対局者   大久保朋美・清水智之・西岡慎泰

着順 ①・3・①・①

ポイント   +36.3 (トータル +61.1)

現在順位 6位

順位昇降 5ランクup↗︎


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前節は苦しいながらも最後にトップをとりマイナスを最小限に抑えることができ、悪かったわりにまとめるに成功。

今節に繋がったと思い今日を迎えた。

最近は調子はイマイチだったが今日のやる気はMAX。

ポイントをプラスにする事だけを考えた戦いが始まった。

自分にアガりがあると思った局は後手に回った時でも押し返した。

今日の勝利は多くの局面で攻めきった事による結果が産んだ勝利。

もう1つはアガリが苦しい局は本当に丁寧にオリた事だと思います。


次節はより上だけをみていつも以上にしっかりと攻めて戦いたいと思います!


C3

平野敬悟


対局者 木原翼・松本峻・鈴木秀幸

着順 ②・4・②・②

ポイント +10.4 (トータル ▲90.1)

現在順位 30位

順位昇降 なし


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残留を目指す。その一心。

ただ下手したら200ポイント以上負けるペースなので、まずはとにかく浮いて終わることを意識した。

相変わらず手は入っているとは言い難かったが、その割には上手く打てた方だ。

一節目と二節目は正直我慢が足りていなかったところはあると思う。


一点だけ。

二回戦の親番で木原プロのリーチに親番とはいえリーチのみのシャンポンで追っかけたのはさすがにやりすぎたかと思っている。

実際ドラの六を掴んで放銃。

これは入れ替えが効く牌だ。

まあリーチする時に分かってはいるんだけど。

もともとあまりリスクを犯すプレーは好きではないし、今までやってきてやはりそっちの方が自分には向いている。

残り二節を一節と捉えて、建設的にマイナスを減らして残留を目指します。


C3

島崎涼



対局者 原佑典・末松隆文・小車祥

着順 ②・①・③・①

ポイント +49.3 (トータル ▲32.4)

現在順位 26位

順位昇降 8ランクup↗️


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今日はかなり手が入ってくれていた一日でした。リーグ戦で跳満をツモったのはいつぶりでしょうか。

手が入りすぎてドラドラチートイを何回もテンパイしましたが全部アガリ逃ししました。

待ち選択が下手すぎです。


2節で80以上負けたことでかなり落ち込んでいましたが、どうにかまだ戦えそうな気がしたので次節が非常に楽しみです。


降級ゾーンを抜けることができたので、引き続き残留目指してがんばります。


C3

鈴木秀幸



対局者 木原翼・松本峻・平野敬悟

着順 4・②・①・3

ポイント ▲16.7 (トータル ▲49.1)

現在順位 30位

順位昇降 2ランクdown↘︎


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今日は牌の来かたが難しい1日でした。

初戦東1局先制リーチを打つ。

⑧切って1と⑦のツモリ三暗刻に受ける。

場況は⑦が一枚、1が1枚。

つまりMAX2枚しかない。

⑨が2枚飛んでいて先制リーチとしては悪くないのだろうが、⑨打たれの2600点に抵抗感があったと思う。


ヨーイドンでいきなりやりすぎた感はあったが、片割れが1も悪くないとの判断もあったが、結局は流局。

キツかったのは東3局ドラ2で

45566の形にツモ5ときて、一盃口と三暗刻の両天秤をかける。

7巡目親に雰囲気あったため、打5と一向聴で一枚外した。

が、すでに聴牌で2234の形のタンヤオドラ2に放銃。

開局は三暗刻にとりアガリ逃し、今度は三暗刻を諦め早めに処理しようとして放銃。

この2局でかなりやっちまった感が出た。

聴牌で5放銃ならだが、これが本日1番効いた。


オーラス親。平野pと2人沈みの状態。

ドラ9 平野pも満貫クラスの上がりがないと浮かない状態。

2巡目西を切ると対面の西家平野pが一鳴きポン。(これドラ固まってるか、役役○○じやんねえ。。)と絶望感満載w


丁寧に打ち回したらドラ9が重なり奇跡の七対子ドラ2聴牌。場に安い六で待つ

が、ツモ③で切り切れず待ち変えしたら西ポン⑨ポン南暗カン していた平野pが、手出しで②!答え合わせは?最後のツモで「中」をツモられ4,000・8,000の親被りで1人沈みとなりました。

③の助かる道はなかったようです。


初戦▲32.3という負債を抱えてなんとか二回戦も

2単騎のリーチタンヤオの2,600は3,200で30,000点ジャストの2着、三回戦ハイテイで直前切られた七に四六のタンヤオドラ2からツモ八で待ち変えし7,700は8,000のアガリをするなどしトップ。

すべてギリギリの戦いが続く。


最終戦オーラスも再び30,000点ジャスト。4人が団子状態。

私も聴牌したが、後一枚が遠いところにラス目の親が場に強い牌を打つ。

ドラ九は4枚きれているから、よっぽど全員高打点はなさそうだが、ほぼ全員聴牌だろう。

そして⑦を掴む。私。長考。


降りるのは簡単だが、ツモられたら沈みとなる。問題は何点か?だ。⑦を放つとロン2000! 親にタンヤオのみの放銃となり続行一本場。


これで28,000のラス目となり、またまたアガリっこ競争となる。

配牌とると、ダブ南暗刻来た!しかし少し重い。

3巡目親が切った③を鳴き形は、

南南南北北R⑤⑦⑧⑨チー①②③


理想は北を鳴き、アガリが偉い局面だから、Rも放たれる可能性にかけるか、すぐに⑤にくっつけば満貫クラスだ。


が、すぐにR打たれて木原pがポン。

木原pに打つと1人沈みになる。がなーんにも引かない。


結局親が切った3枚目の⑨をチーして辺⑦待ち。

平野pに⑥押されてアガられジ・エンドでした。

耐えたといえば耐えたが、結局難しくしちやってんだよなーと終わってから思いました。


復帰してから東京でまだ+がありません。

ラーメンパワーもダメでした。後2節。

しっかりとした麻雀打ちたいと思います。


【編集後記】

2節分を残して

渡辺史、鈴木郁が昇級圏。

また青嶋、平野、鈴木秀が降級圏内にいる。

昇級圏にいる2人は更にポイントを伸ばして昇級を勝ち取りたいし、降級圏にいる3人は是が非でもポイントを稼ぎ降級圏を脱したい。

その狭間にいる選手たちも昇級のチャンスは残っている。

残り2節。彼らがどんな戦いをするのか、結果を残すのか。目が離せません!!!!!

(編集 高橋大輔)