第2期鸞和戦 一次・二次予選結果報告 | 静岡支部員のひとりごと

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日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

鸞和戦は3日間に分けて予選が行われる、30代40代の選手のタイトル戦となっています。


今日の予選を勝ち抜き、ベスト16トーナメントに進める選手は出てくるのか?!





【3/20  出場選手】

望月雅継

太田昌樹

鈴木郁孝

川崎義之

岡本和也

鷲見隼人

平野敬悟

斉藤隆

高村龍一

ダニエル・モレノ(東京本部)



【結果報告】  


望月雅継

着順 ①・3・4・③
ポイント +12.2

結果 4回戦敗退

コメント

1回戦は展開にも恵まれ、一人浮きのトップ。
このポイントを守れば通過だろうが、そんなつもりは毛頭ない。

しっかり攻めてしっかり受ける。
戦って勝ち上がると決めて臨んだ2回戦、ホンイツの仕掛けも親に7700放銃スタート。

テンパイ気配が出ただけに丁寧に進めるべきだったか…と反省して、気持ちを切り替えて戦うぞ!と思ったのだが、意に反して全く手が進まない。

そこから終始受けっぱなしの3着に。

3回戦開始時のポイントは+25.2。
ここもしっかりと戦ってポイントを上積みしよう…と思うが、今回も受けっぱなし。

唯一テンパイしたのが一手変わり四暗刻単騎のタンヤオ三暗刻。
待ちはドラのカン⑦。

こりゃ厳しそうだと思ったところ、三田プロに七対子ドラ2の6400の放銃。

そうですよね〜。
って気持ち良く点棒を支払ってラスを受け入れ4回戦へ。


通過するには40000点のトップからの素点の上積みが必要だと考え、ここもしっかり腕を振ると心に決める。

40Pオーバーの黒木プロと厚谷プロ。
トップ条件の静岡支部の平野プロと自分。

平野プロが攻め、黒木プロが受ける。
間隙をついて厚谷プロが捌く。

こんな展開も南1局1本場、


六六①②③③④④⑤⑥⑥456  ドラ③


ドラ表示牌の②⑤に受けずに打①とシャンポンに。これが功を奏す。
ツモ⑥の2000・3900とトップ目に。


時間打ち切りにてあと2局。
持ち点は38400点。
平野プロが二着の為、トータルでもまだ平野プロを交わせていない事もあり、加点を狙う。


七八九11399北北 ポン南南南 ツモ9  ドラ9


2枚切れの2か、1枚ずつ切れている1と北のシャンポンの選択に。
自分の捨て牌相はマンズのホンイツ。
しかし前巡引いた1をツモ切れずに選択を迫られる。

打③とシャンポンを選ぶが…

同巡平野プロリーチ。
厚谷プロツモ切り。

望月ツモ7。ツモ切ると厚谷プロに5200の放銃。


平野プロがリーチして、瞬間トータルで自分が上回っただけに打北とする手筋もあったかと思うが、掴むのも己の力であるし、ツモ切りを選択するのも己の力。

オーラス、平野プロは自力で一人テンパイをもぎ取り逆転トップに。そしてボーダーでの勝ち上がり。
対する自分は敗退に。


一日を通して考えてみると、これが現状の自分の力であるし、課題は山積だと感じる。
やはり稽古不足は否めず、麻雀に対しての向き合い方を考えさせられる対局内容であった。


とはいえ、久しぶりの東京での公式対局は楽しかった。まだまだ熱意は衰えていない事が再認識出来たことをプラスに捉えよう。

四月から心機一転。
新たな年度を迎えるに当たり、心も身体も環境も一新し再起を図るための一年にしたいと思う。

そしてもう一度夢の舞台へ。
全てが整ったと思えたその時が来るまで…
前を向いて進み続けたいと思う。


太田昌樹
着順 3・②・①・4
ポイント +11.6

結果 4回戦敗退

コメント
ほんとに最後の鸞和戦となったが、4回戦で痛恨の4着となり敗退。東1局にハネ満を親かぶりして、素点回復にムリをしてしまった場面があった。これで出場できるタイトル戦がひとつ減ってしまったので、まずは次のリーグ戦、マスターズをしっかり闘っていきたいと思います。


鈴木郁孝

着順 3・4・3
ポイント ▲36.2

結果 3回戦敗退

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久しぶりに東京へ向かう、新幹線は自分が思っていたより混んでいた。道中での富士山を眺めながら気持ちはいつもより高揚しており改めて対局をしたい思いが強いのを認識した。

耐えた1回戦、後1枚が遠い2回戦、やる事を突きつけられた3回戦、全てが終わり敗退。
ただ弱かっただけでした…
4月から来期のプロリーグが始まるので気持ち切り替えて頑張ります!


川崎義之
着順 ②・②・2・4
ポイント ▲8.3

結果 4回戦敗退

コメント 
1,2回戦ではハイテイで2000,3900と8000をアガり今日はツイてるなーと思って迎えた3回戦。
ここでも加点に成功し、時間打ち切りの合図が出た時点で38800点持ち。
この半荘もほぼ浮きが見えていましたが、親に6000オール、4000オールと立て続けにアガられ、まさかの沈みに。
結局4回戦目も手が入らず敢えなく敗退となりました。
全体を振り返ってみても、特に反省点はなく、出来ることはできたと思うので、気持ちを切り替えて次の対局に臨みたいと思います。


岡本和也
着順 4・4・4
ポイント ▲73.1

結果 3回戦敗退

コメント

箸にも棒にもかからずの圧倒的な敗北でした。

何度か聴牌はするものの、3半荘でアガれたのは何と1半荘目の5200の1本のみ。

自分のアガり牌は果てしなく遠いのに、他家の当たり牌は薄い待ちのも含めて簡単に掴んでは放銃に回る悪循環。

何か悪い物でも食べたか、何か悪いモノでも憑いたか、「悪さ」しか無い1日でした。

「麻雀ですからこんな日もある」と気持ちを切り替えて、来月から始まる新年度の対局を頑張りたいと思います!


鷲見隼人
着順 4・②・①・3
ポイント +2.3

結果 4回戦敗退

コメント

去年はベスト8まで行き
鸞和の【鸞】と鷲見の【鷲】って何となく似てるし相性の良いタイトル戦かも!
って思ってましたが一次予選敗退でした…

一回戦
1000点一回だけあがった
Cラス

二回戦
1300点と2900点あがって
奇跡的にB2

三回戦
南3局までノーホーラ
迎えた親番で風が突然吹いて
A1

四回戦
40000点ぐらいあれば通過の状況

東場の親番
リーチもらって
ドラの中押して
8000放銃

南場の親番
ポイント持ってる西家が
①ポン
中ポン
白ポン
そこに⑦押して
8000放銃

うむ!
負けだ!!

来年に乞うご期待


平野敬悟
一次予選
着順 ②・②・3・①
ポイント +28.1

二次予選
着順 3・3・3
ポイント ▲24.2

結果
二次予選敗退

コメント 
一次予選はエラーと言えるほどのエラーはなく、ある程度はうまく立ち回ったと思う。
最近の麻雀はある程度調子もよく、久しぶりの公式ルールでも勝てている今の感覚を忘れずに打とうと心がけた。
反省点があるとすれば勿体ない放銃と和了逃しが若干あった。
ただこの2点は今思い返しても微差なので、どうだったかなという程度。
一番よくなかった半荘は二次予選の二回戦。
特に東二局。
役なしテンパイしているところに和了牌を打たれ、さらにリーチを受け、回ったあげく最終的に5,200放銃になった局は完全にやってしまった。
振り返ってみるとそもそもの手組みが違ったと思えるし、その後の押し引きは明らかな失敗だった。
三回戦は40,000点ほどのトップが通過条件。
それなりにチャンス手はやってきてはいたが、私より一手早い人が必ず一人いた。
ほとんどが和了に結びつかず、ここで敗退となった。

ここからタイトル戦が連続しますが、全てで全力を出し切りたいと思います。


斉藤隆
着順 4・4・3
ポイント ▲38.8

結果 3回戦敗退

コメント
1回戦、南1局まで、全て1段目で子がアガリ決着するハイペースの流れ。
テンパイどころかシャンテンすら入らない。
1000点の放銃はあったものの、ツモられ以外失点はないものの、ノー和了で1人沈みのラスを突きつけられる。

2回戦、先程よりは手が入るものの、テンパイが遠い。
東2局で、役役の500.1000をアガれたものの、そのあとはテンパイが遠くただオリているだけのラス。

後がない3回戦。多少手が入るものの、条件の点数には程遠く、オーラス親番。
シャンテンの状況で他家の国士で2枚余りの状況で4枚目の中を引き、あえなくまわり、テンパイも取ることができず、終局。

何もさせてもらえない3半荘でした。
もう一度今日の対局を見直して4月からの対局に活かせたらと思います。


高村龍一
一次予選
着順 ③・3・①・3
ポイント +23.7

2回戦終了時に少しマイナスで迎えた3回戦。
2000・4000、4000オールと加点することができ、リードして南場。一旦上家に捲られるも、親番で捲り返すことができて5万点台のトップ。
+33.1で4回戦へ。
4回戦は大きな放銃こそなかったが、ツモられて点棒を削られる展開。
我慢しながら聴牌取り等やれる事をやって耐えながらオーラス平和のみ聴牌。

開始時ボーダーが+23.9
1000点和了ってトータル+23.7で全体の結果待ちやむなしと判断しました。

結果ワイルドカード1位で通過。


ニ次予選
着順 4・3・②
ポイント ▲7.1

和了りに向かうと周囲への注意力が疎かになり、放銃。というのが数回あり、それが全て高打点。切り遅れたと感じた牌も止めれず。
甘い打牌が多かった結果だと思いますが、これが今の実力。
反省は後と切り替え気を引き締め直す。

3回戦 北家
東場は耐える展開。勝負手が入ってもかわされる。
ラス前に純チャンドラ3を和了。
オーラス 700オール、5800は6100と
和了を重ねるも後一歩というところで2600は3200横移動で2着。
トータル浮きまで少し届かずここで敗退となりました。

全体を通して
初めての公式対局でしたが、緊張しすぎず、落ち着いて打つ事が出来ました。
甘い打牌はまだまだ多く反省点も多々ありましたが、「この場で打てた」という事がプラスだと思います。


ダニエル・モレノ
着順 ①・3・②・4
ポイント ▲5.4

結果 4回戦敗退

コメント
打点が足りない一日でした。最初のギリギリトップから満貫以上はほとんどなくて、4回戦開始時ではほぼトップ条件になってしまいました。欲張りすぎるか、足りないか、よくわからない…結果的には微妙な押し引きで「…あれ押すべきかな…」の後悔が多いけど、結果論かもしれない… 勉強続けて来週のマスターズプロ静岡予選で頑張ります〜!


【編集後記】

本日出場した選手は全員が予選敗退となってしまった。

しかし、来月から始まる新年度の対局へと繋がる1日となったのではないか。

3/27の予選にも数名の選手が出場予定となっています。

引き続き応援よろしくお願いします!