心なしかリーグ戦会場全体がいつもとは違った緊張感を感じました。
こんなに対局から離れるのも、普段の稽古からも遠ざかることは無かったでしょうから当然と言えば当然かも知れません。
【今期参戦者】
D1
木原翼 第36期後期D2・2位 new!
(北陸支部)
D2
中寿文 第36期後期D2・35位
蓮沼友樹 第36期後期D2・37位
(東京本部)
佐藤怜太 第36期後期D3・6位 new!
(関西本部)
D3
青嶋宏樹 第36期後期D3・31位
E
島崎涼 第36期不出場
【結果報告】
D1
木原翼
対局者 蒼木翔子・清原継光・小川淳
着順 4・①・3・②
ポイント +12.9
現在順位 14位
コメント
前回のリーグ戦で昇級して今期からD1リーグ。
今年でプロ3年目になったので昇級は1年に1回ペース。
1回戦目がラスではあったが▲10以内で済み良かった。
2回戦目は浮きで終わりたいところだったら南場の親を迎えたところで2万点程のラス目。
このままでは大きくトータルマイナスしてしまいそう…と思っていたところから5800、2100オール、2000・3900と和了れて浮きどころかトップで終われたのは大きかった。
最終戦は東発4000オールでスタートしたものの打たない方がいいかもしれない立直をして7700放銃。
伸ばすこと出来ずに少しのプラスで第1節が終わりました。
今期は通常の昇級を狙う為にもプラスを積み重ねていきたいのと、特別昇級リーグもあるのでマイナスしていかないように来節から挑んでいきたいと思います。
今月は毎週対局があり、静岡リーグも2週間後から始まりますのでたくさん麻雀を打って迎えたいと思います!
1年間よろしくお願い致します!
結果報告
D2
中寿文
対局者 咲良美緒・駒田真子
渡邉浩史郎・松田彩花
着順 ②・②・②・①
ポイント +51.2
現在順位 2位
コメント
久しぶりに良い報告ができます!
2回戦、1人ノーテン二回で20,000点切った時も、必ずチャンスは来ると言い聞かせました。
その後浮いたことは、今日一日の結果を大きく左右したかなと思っています。
焦れずに受ける時はしっかり受ける。
今まで、頭では分かっていたけどできなかったことが、少しはできたんじゃないかと。
課題であったリーグ戦におけるリスク管理も及第点だったかなと思います。
今期は最後まで上位卓で戦って、昇級するためにベストを尽くしたいと思います。
そして2週間後には待ちに待った静岡リーグが始まります。
みなさんとまた麻雀打てることが何よりも楽しみ。
その前に良い報告ができて本当に嬉しい!
D2
蓮沼友樹
対局者 澤谷諒・小笠原奈央・柴田航平
着順 4・①・②・②
ポイント +30.5
現在順位 9位
コメント
新型コロナウィルスの影響で、麻雀牌に触れない日々が続いていた。
せっかくのGWもほぼほぼ自宅にいた。
せっかく自宅にいるのだから、普段できない自己啓発に時間を費やそうと考えていたが、何だかんだ自己啓発もせず、大量にお取り寄せしたご当地ラーメンを毎日アホほど食べるという体たらくであった。
そんな自堕落な『浦安鉄筋家族の晴郎』みたいな生活が祟ったのか、意欲的に参戦していたロン2のレーティングもガクッと下がり、インターネット麻雀日本選手権2020のベスト16もオーラスの放銃であっけなく敗退してしまった。
ダメだ、こんな奴に何かが成し遂げられるわけがない。ダメダメだ、私はダメダメ星人だ。早く宇宙開発が進んで、私をダメダメ星へ強制送還してくれないかな、どっかの偉い人が。
メンタルは強いつもりだったが、昨今の情勢と相まって『全盛期の大魔神佐々木のフォークボール』くらいガクッと気持ちが落ちていた。
どーしよー、ヤバイヤバイ。全然勝てる気がしない。
焼肉定食食べてもナポリタン食べても気持ちが盛り上がらない。
全く関係ないが、昔『エンタの神様』に出ていた『生徒会長金子』と『たいがー・りー』は今何してんだよ!!気になって寝れないんだよ!!
待て待て。
塞ぎ込んで何を落ち込んでるんだ。考えてもみろ、きっと自分より辛い思いをしている人は大勢いるのだ。むしろお前なんか恵まれている方だ、楽な気持ちでドンと構えろ。
私はこのように気持ちが落ち込んだときには、自分の中にいる『ビバリーヒルズ青春白書に出てきそうな大らかで楽観的な同級生』を呼び起こすことが多い。
大丈夫、きっとやれる。
自分を信じよう。
…結果、本日は好スタートを切ることができた。欲を言えば、もっと押せた局面もあったとは思うが、ここは良しとしよう。
今節の会場には悪い思い出ばかりだったが、その思いも浄化できた気がする。
何よりリーグ戦が無事開催されて本当に良かった。今はその事実を喜ぼう。
ちなみに『ビバリーヒルズ青春白書大作戦』は大成功だったので、次節以降も継続したいと思う。(ほとんど観たことないから今度観よう笑)
……4半荘通して飲み物も飲まず、休憩以外は一切マスクを外さなかったのは恐らく私だけだろう。せっかく買ったコーヒーが無駄になったが、良い心掛けだったはずだ。
来月も頑張ります。
D2
佐藤怜太
対局者 宮内崇成・高田麻衣子・ガース
着順 3・4・②・3
ポイント ▲29.6
現在順位 30位
コメント
結果が伴わなかったのは、非常に残念。
集中しきれなかった為か、ターツ選択ミスからのアガリ逃しが目立った印象だった。
大崩れする放銃をしなかったことは、良かったと思う。
次節、並びに2週間後の静岡リーグではもう少し集中出来るように、コンディションを整える事を意識していきたい。
D3
青嶋宏樹
対局者 桜木里咲・高野宏治・吉川裕太
着順 ①・2・①・3
ポイント +25.8
最終順位 14位
コメント
リーグ戦が開幕した。
今期こそはと気持ちの面で充実していたように思う。
牌もついてきてくれた。
プラスで終われたのは良かったが、いつも調子が良くてもこのくらいのプラスで終わることが多い。
叩きにいかなければいけないところの見極めだったり、捌き癖、リーチの現物はほぼほぼダマにしてしまうなど、なんとなくセオリックに打っている部分を修正していかなければポイントは伸ばせずリーグ戦の昇級は難しいと感じた。
昇級するためにこれらの部分を修正して来節に臨みます。
E
島崎涼
対局者 中村文哉・水口峻・大月れみ
着順 ②・①・4・③
ポイント +27.7
現在順位 11位
コメント
約2年ぶりのリーグ戦。
これまでに無いほどの緊張を感じながら会場へと向かう。
休会中、麻雀はもちろんしていたが、公式ルールを打つ機会はほとんどなかった。
今の自分がプロの世界でどのくらい通用するのか、不安しかなかった。
いざ対局が始まると、意外にもかなり麻雀に入り込めていたと思う。
相手の打点や待ちを読むピントが合っていたように思えた。
自分の手牌も思うように進む局が多く、2半荘が終わってスコアは+40を超えていた。
3半荘目も東発の親番に5800、1000は1100オールをアガり順調に思えた。
(今日は50~60ぐらいは勝てるのではないか。)
油断したのか、はたまた調子に乗ったのか。
その後は他の3人のツモあがりの連続、気が付けば、持ち点20000点近くのラスになってしまった。
気を取り直した4半荘目、ラス前の親番を迎えた時には持ち点は40000点を超え、一人浮きになっていた。
ここで自分の集中力が少し切れたことに気付いた。
待ち変えや打点上昇がいくらでもある手で安易にリーチを打ってしまう。
リーチを打った直後に後悔した。
案の定、追っかけリーチに放銃して8000の失点。
最終的にはギリギリ浮きの3着になってしまった。
約2年ぶりの公式戦をプラスで終えられたことは良かったが、反省点も多かった。
気を引き締めて次節はもっと良い麻雀を打てるよう精進していきたい。
【編集後記】
こんなことを書いて良いか分からないが、日曜組の成績がいつになく良い気がする。
今期は誰も予想できないような環境が世界を覆う中、スタートした。
その中で以前のように戦うことができ、さらに良い報告ができるというのは、皆が嬉しく思っているだろう。
新鋭佐藤にしても、少しマイナスを背負ってしまったが、前向きなコメントもすぐに出てきているので心配は何も無さそうだ。
今期出ている選手は、やむにやまれず不参戦を決めた選手の分まで頑張ってくれるはずだ。