応援があってこそ | 静岡支部員のひとりごと

静岡支部員のひとりごと

日本プロ麻雀連盟の静岡支部が運営するブログです。このブログを機に静岡支部に興味を持っていただけたらと思います。

D1リーグ在籍2年。

ようやく、Cリーグの扉を叩くことになった。






「そんなところまで来たか」と思う方もいるだろうし、「いや、まだまだ全然下じゃん」と鼻で笑う方もいるだろう。



29期・後期に入会。

同期にはケネス徳田、東城りおなどがいる。

出世頭はケネス。

すでにBリーグにいる。

今期の特別昇級リーグで首位を走っているのは、これまた同期の今泉誠一。

その他の同期も、一足先にCリーグまで登りつめていった。



順調に昇級していく同期の活躍を、唇を噛む思いで見つめてきた。


「何故、自分はこんなところにいるんだろう」


リーグ戦を迎えるたびに、なんともいえない感情が込み上げてきた。

そんな思いとは裏腹に、自分は麻雀ではない部分でたくさんの方々に知られるようになっていった。




麻雀を頑張りたいのか?

それ以外の部分でやっていきたいのか?




自分でも何をしたいのか、はっきり分かっていなかった。

今でも尚、答えを出せているとは言い難い。

一つだけ言えるのは、麻雀プロには様々な形があれど、結局は結果が全てだと感じさせる場面に何度も遭遇したことだ。


髪を染めようが。

ポーズをしようが。

結婚しようが。

飯テロしようが。


麻雀で勝つことが最も多くの声を頂ける。

何故なら「麻雀プロ」だから。

それが"答え"なのではないだろうか。



ただ、何もせずに過ごしているだけでは、こんなにもたくさんの方々に応援してもらえるようになっていなかっただろう。


下位リーグに在籍し、毎月リーグ戦に出ているだけのプロ活動では、誰も「原 佑典」を知らなかったと思う。


それだけは本当に良かったと感じている。



今は放送対局が主流の世界。


それでも放送対局に出れる選手は一握り。

自分も今までに何回か出たことはあるが、何年か振りというのが当たり前。

まだ一度も出たことがない選手の方が圧倒的に多い。

日頃の対局を観ていても、毎回出てくるのは同じようなメンツだ。


だが、トッププロの方々も最初から出れていたわけではない。

最初から放送対局に出れているプロなんて誰一人としていないはず。

リーグ戦がそうであるように、つまりは積み重ねである。



もうすぐ34歳。

麻雀界では若手の部類に入るかもしれないが、若くないと言われれば若くはない。

ここ数年は、時が過ぎるのが本当に早く感じる。

時間は限られている。

ゆっくりなどしていられない。

だが、焦りも禁物。

バランスの取り方が難しいが、行く着く先はさらに精進していかなければならないということである。


まだまだ目標は遥か先。

Cリーグに到達したといっても、C3リーグはプロ連盟のリーグ戦においては下から数えた方が早いカテゴリーに位置する。

来期は特別昇級リーグも控えているが、一つ一つ確実に前進していきたいと思う。




そして、いつも支えてくれてる周りの仲間達、プロ連盟の先輩方や応援してくださっているファンの皆様への感謝の気持ちを忘れずに…





いつも応援してくださってる皆様へ


一人一人の応援がなければ、自分は今ここにいなかったと思います。

それだけは確かです。

励みとなり、チカラとなり、今があります。


「応援よろしくお願いします」

「これからも応援してください」

だなんて口が裂けても言えません。


だから、代わりにこれだけは言わせてください。


「これからも応援してもらえるように頑張ります」


いつも本当にありがとう。

みんな大好き。