イエズス会の世界征服 ② | 日本の国益を守る 日本の歴史・文化・伝統を守る

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                                          さくら子氏

 

「私の意図するところは異教の地を悉く征服することである」

これはイグナチウス・ロヨラがイエズス会を創設した時の言葉です。


 


ここで念を押させて頂きたいのですが
ローマカトリック自体が、純粋なキリスト教にとって『異教』なのです。
異端ではなく、全く別モノの異教です。
カトリックはイエス・キリストの名を語るが、正体は反キリストである事実に対し
抗議をするプロテスタント運動を弾圧し続けました。
本当のキリスト教徒を一億人以上も虐殺してきた歴史を持っています。

 

イエズス会の侵略の手口は
先ず教育に力を注ぎます。

教育ほど世界を征服するのに効果的なものはないと分かっていたからです。

そして非常に優れた知識を身に着けた教育者になっていきました。

ひとたび生徒達の信頼を得たならば、プロテスタントの教理等の真実をなし崩しにし、

洗脳教育を施してゆくのです。


さて冒頭のロヨラの目的に副ってイエズス会は
先ずは、スペインとポルトガルを支配しました。

この両国は強力で、征服欲の強い我欲主義国家でした。

イエズス会にとり、この両国の支配が全世界を征服する始まりとなりました。

ポルトガルとスペインを通し、アメリカ大陸やアジアへ

神の名の下に侵略を正当化し、日本にも侵入しました。
これが大航海時代(正しくは大侵略時代)の始まりでした。

 

まず1534年にポルトガル国王をカトリックに入信させました。
これは国王がローマカトリックの教皇権の配下に入った事を意味します。
つまりローマカトリックの教皇権が国の憲法より強くなる事を意味します。

どの国の国民であろうが、たとえそれが法律に背く内容であったとしても

ローマ法王の命令に対し優先的に従わなければなりません。


例をあげましょう。

ジョージ・ブッシュはアメリカ大統領になるよりも前から

秘密結社スカル&ボーンズの会員でした。

彼は入会した時、ローマ教皇に従う事を宣誓しました。

その瞬間からジョージ・ブッシュはカトリックの教皇権の配下に落ちました。

その後アメリカ大統領に選ばれ就任した際誓いを立てました。
しかし合衆国憲法以上に外国のローマ教皇の命令を優先していたのです。

アメリカにとって、これはどういう意味を現していると思われますか?

一国のリーダーが国益を蔑ろにし、バチカンに有利になる様に動くのです。

 

日本のキリシタン大名がイエズス会の侵略の手先となり

日本人を奴隷として売り渡したのも同様です。

 

お話しをポルトガルに戻します。
国王がカトリックに入信した為、

ポルトガルの国家戦略はイエズス会の戦略と一致させられます。

その後ポルトガルはインドにおけるカトリック布教を推進しました。
ポルトガル領東インド侵略と経営は「福音」の名のもとに正当化されました。

 

ポルトガルと同時にスペインも支配したイエズス会は

1494、スペインとポルトガルで地球を分割するトリデシャリス条約を締結しました。

 

この大航海時代の始まりと同時に

ヨーロッパに於いては教育による侵略を進めていきました。

イエズス会はまたたく間にヨーロッパ中に勢力を伸ばしました。

宗教改革(1517年)以降、劣勢だったカトリックが
それから35年以内にヨーロッパの殆どの大学を支配してしまいました。

イエズス会はイエスの名を語りながら、真理を踏みにじり

聖書の真意を無効にしました。

 

この教育による侵略は、今の時代に於いても尚、各国に対し影響力を持っています。

イエズス会が牛耳るローマカトリックが

世界に受け入れられてきており、教皇権が増大しつつあります。

 

オーストラリアに於いてもイエズス会が政治を牛耳っていると

堂々と宣言しています。

オーストラリア政府の主だった人たちが、

イエズス会の教育を受けた人たちで占められているのです。

オーストラリアに留まらず、イエズス会はヨーロッパも手中に収めておりますし

アメリカや日本、中国などアジア諸国にもイエズス会は多大な影響を及ぼしてきています。