クスノキさん。
ある施設の中庭にいます。
彼とは友だち。
年に1、2回会っています。
今年も会えました。
彼の幹は、
左へ右へ曲がりつつ伸びています。
そういう自分をどう思っているのか、
聞いてみました。
~・~・~
原:幹がまっすぐな木もあるけど、
あなたは少し曲がっているね。
どうしてなの?
クスノキ(以下、ク):
いろいろありながらも
進んでいくんだ。
そういう生き方。
原:そうなんだ。
まっすぐな木をどう思う?
ク:あいつらは、
チョトツモーシンだ!
~・~・~
なるほど、猪突猛進ね。
クスノキさん自身は、
上を目指して伸びる間に
いろいろなことがあるらしいです。
それでも伸びる。
人間にも、
いろんなタイプがいるように、
木にも、ね。
この日は一日中、
クスノキさんを眺めることが
できました。
クスノキさんの
幹の曲線に合わせて
踊ってみました。
夕方、帰るとき、
私がさよならを伝えた瞬間、
クスノキさんは
はらりと一枚、
葉っぱを落としました。
さみしいね。
私もさみしいよ。
また会おうね。
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土曜日×3日間で、
あなたも
お気に入りの木と
話してみませんか。
花、昆虫、魚、鳥。
犬、猫、馬、カバ。
カモノハシ、パンダ、ナマケモノ。
クリスタルとも話せます。
雲も友だちです。
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