その昔、
職場に好きな男性がいました。
かなり年下のＺくん。
（おおっ！ 珍しく恋愛ばなし！！）
彼の上司Ａ子は、
だらしない上にがさつな女性でした。
服装もかまわない。
人への思いやりがない。
彼は、Ａ子の下で
いろいろと大変な思いをしていました。
そういう彼を
私なりに励まそうと思い、
手紙を書いて渡しました。
身なりをかまわないＡ子の、
財布だけが真っ赤なのは
なぜなのか。
などなどの心理を読み解いて、
彼女に接するには
こうしたらいいのでは…
というようなことを書きました。
当時の私は、
リーディングはできませんでしたので、
Ａ子の日頃の言動からわかること
のみでした。
が。
思いっきり引かれました。
Ｚくんに。
人づてに聞いたところによると、
Ｚくん、
「あそこまでわかるなんて、こわい」
といったそうです。
「自分もそこまでわかられてしまうのか」
とも。
ああ、そうね。
そうなるわね。
私、撃沈。
あれから歳月が流れ、
今の仕事に就きました。
いらっしゃる方の
気持ちを読み解く仕事です。
リーディングまで
できるようになりましたから、
潜在意識の情報も読み取ります。
（注： 全部ではありません。
相手の潜在意識が許可した範囲のみ
感じ取れるのです。）
そういう私のことを、
「そこまでわかるなんて、こわい」
と思う方も
いるかもしれません。
Ｚくんのように。
あるいは、
「そこまでわかってもらえて、
よかった」
と思う方もいるでしょう。
いやいや、
そっちを求めて
みなさん、来てくださるわけですが。
もともと、
人の表情などを
細やかに読む方だと思います、私。
（幼い頃から、
母の感情の起伏に付き合ってきたから。）
でも、
リーディングは
スイッチを入れておこなうものなので、
いつもいつも
人の気持ちの奥を
感じているわけではありません。
そんなことしてたら、
身が持ちませんもの。
ですから、
「そこまでわかられてしまうなんて、
こわい」
になることは、
あまりないと思うのですが。
どうでしょうねえ。
きのうの写真は、
やっぱりヒメリンゴさんでした。
つぼみもかわいい。
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