しばらく不在だった日本人納骨堂の堂守に高野山のお坊様が着任されるそうで、こちらでのお坊様になるための得度式を見学してきた。場所はワット ラチャブラナラート ウォラウィハーン。
こちらでお坊様になる(出家する)ことは最大のタンブン(来世のために徳を積むこと)になるそうで、親戚や関係者が集まって盛大にお祝いする。
(6/21動画を差し替えました。ご迷惑おかけし、申し訳ありませんでした)
これは本堂の周りをみんなで歩いてお祝い。
「オーイオイオイオー」「ヒィー!」って掛け声聞こえる?
これは今ここでお祝い事をしていますよ!と仏様たちにお知らせするためだそう。結婚式とかでもしますよ、とのこと。
お知らせなら声が沢山あったほうがいいと思い、私も「ヒィー!!」と声を出してみた。
本堂に入る前に
これを撒いた。
中身は1バーツらしく、現世のお金を全て捨て仏門に入る、という意味らしい。
拾ったこちらは、お守りとしてタイの人は持ってるんだって。
この真ん中で白い着物に金色の羽織を羽織っている方が新しい堂守になる方。この金色の羽織はタイの方が出家するときも着る。
本堂の入り口へ移動。
タイのお経も日本のお経も内容は正直よくわからないけど、節回し?みたいなのは同じなんだなあと思った。聞いててとても気持ち良い。
この儀式が終わったらなんと、みんなでご飯を食べますよ、と言われてそれにも参加してきた。
女性とお坊さんたちは同じ部屋でご飯は食べられない。お坊さんは屋内。私たちは外のテラス席。
精進料理かとおもいきや、
鶏のカシューナッツ炒め、魚とピーマンのスパイス炒め、キャベツの干しエビ炒め、トマトの卵炒めと動物性タンパク質が出てきてびっくり。しかも大変美味しかった
デザートにスイカに赤パパイヤ。
しかし本当になかなかない良い機会であった。
タイの文化を少し知ることができた気がする。