「結婚する相手はすぐ分かる」神話
「結婚する相手って、出会った瞬間にわかるよ」て言っていた友人がいた。「結婚する相手とは、全てがスムーズに進む」て言った友達もいた。なるほどそういうものかと思ったけど、私の場合は、今の彼と出会った時も、その後仲良くなった時も、さらに付き合った時も、「この人と結婚するんだろうな」とか「ついに結婚するんだ私」とかあんまり思いませんでしたー!!!彼がどうとか彼との相性がうんぬんの前に、私が自分のことを結婚に向いていない・きっと一生独身やろとか思い込んでいたからかもしれませんけど。ただ、もう一つの神話、「結婚する人とは、全てがスムーズに進む」こっちの説のほうはすっごく当てはまってた!(あくまでまだ婚約中のわたしなので、籍を入れる前にまだ何が起こるか分かりませぬが…)彼とは付き合うときも、付き合ってからも、婚約してからも、なんていうか・・・物事が停滞しません自分の意見や思いを言ってみると、反応が早いし本当に状況がどんどん変わってく!こうなったら良いな~とか、いつかこんなことが起きたら良いなって思っていた事が次々にかなえられていく感じで、願望の在庫が減ってきましたこれまでの私の恋愛って何だったの?って思うくらい一つひとつの願望をかなえるためにどれだけ頑張れば良いの?って疲れ果てるような恋愛、時間かけすぎる必要なかったな。無駄な恋愛は一つもなかったけど、スムーズな恋愛している人生の時間のほうがめっちゃくちゃ有意義で心が晴れやかだ。きっとこれも、彼の決断力がどうとかの前に大前提がある。私と結婚しよう、と彼が覚悟を決めていたからです。後から聞いたつくづく実感しました。相手が覚悟を決め(るくらいの大好き!が)ないと、片方がどう頑張っても恋愛の物事は遅々として進まないんだな。って事を逆に、「この人と結婚しよう」って相手が思っていれば、ほんのちょっと力を加えただけでどんどん進む。怖いくらいにどんどん進みます。むしろもうちょっとスローペースでも良いかも…と怖気づくくらいスムーズです。紆余曲折、山あり谷ありがあって、なんやかんやもめて別れたりくっついたり、みたいなドラマチックな恋愛も独特のドキドキ、楽しさがあるけど、結婚する可能性が高いのはそういうのじゃないんだと思いました。話を全部受け止めてくれるから相手を信頼できて、信頼してるからこそ不満も言いやすくて、ストレスがたまらないからこっちも良い自分でいられて、相手といる自分がどんどん好きになって、もっといろんな話できるようになって・・・と良いループがまわっていく。男性にもいろいろな人が当然いるのでワンパターンではありませんが、やはり「結婚しよう」と思う動機ですべての男性に共通してあるのは「相手への興味」なんだと思います。興味があると、相手の話をよく聞く。全ての人間関係の良いループのはじまりはここなんでしょうね。ほんっとにシンプルな事。シンプルなんだけど、やっぱり演技ではずっとやり通せないのが人間なんだと思います。好きじゃない相手の話を聞くのは、どんなにコミュ力の達人な人でも、限界ってもんがある。例えばキャバクラのお姉さんはこれ(好きな人じゃなくても傾聴する事)ができるけど、好きという感情の代わりに報酬がインセンティブにあるから興味を持てる。カウンセラーの先生も患者さんの話を傾聴してくれますが、好きという感情からではなくて、相手を治すというインセンティブがあるから興味を持てる。キャバクラのお姉さんも、カウンセラーの先生も、相手・お客さんからガチの恋愛感情や友達になったような気持ちを向けられることはよくありますよね。自分から相手に興味を持ってあげられる人=好かれやすいってことなんだろうな、恋愛以外でもなるべくいろんな人や物に興味をもっていたいものです。