梅雨前に傘のお手入れ | しずえばあちゃんの回想録 “We Can Do It !”

しずえばあちゃんの回想録 “We Can Do It !”

教師生活35年、子供3人。
パワフルに生き抜くしずえばあちゃんの
子育て論、教育論、人生論を綴っていきます。

人生の後半で取り組んだ漢字学習についても
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退職したとき、なぜか自分へのご褒美にと、一万円近くもする傘を買った。

なぜその選択だったのか、今までも不可解なのだが、

何か少し贅沢をしてみたかったのかもしれない。

 

傘なんてねえ・・・

コンビニの透明傘が何本も玄関にあり、雨の日は絶対に車に乗るのが常だし、

現職の時は車通勤だったし、ずっと少しさびた安っぽい傘を使っていた。

傘なんて、自分の中での重要度は全くない。

 

案の定、退職後の13年間、高額な傘を使う機会はほとんどなかった。

いつも巻かれて玄関の外の傘立てに入りっぱなしだった。

たま~に差す傘を開くと、折り目の所が黒ずんでいるのが最近少し気になりだした。

でも、雨に濡れる物だから、汚れも洗い流してくれるだろうと思っていた。

びしょ濡れの傘を翌日に広げて乾かすことはたまにあったが、

傘の汚れ落としなんて、今までやったことがなかった。

 

しかし、梅雨に入る前に、ここは一念発起して洗ってみよう!と思い立った。

実は、6月2~4日と栃木県の日光市と佐野市に出かけることになった。

どうも雨模様の三日間らしい。

傘は手放せないよな。この黒ずんだ傘かあ・・・ちょっと手入れしてみようかなと思ったのだ。

 

はい、頑固な汚れに効くウタマロ洗剤とシューズブラシを持ち出してゴシゴシと。


シャーッと水をかけたけど、ちょっとはきれいになったかな?


う~ん、13年間の放置をかなり後悔した。

あの時、鬱陶しい雨の日でも気分よく過ごそうと、うれしい気持ちで買ったに違いなかった。

ごめんな!とつぶやきながら、かなり愛着が湧いた。

よし、6月はせっせと差そうと気を取り直しています。

まずは、栃木県で多少復活した傘に活躍してもらおう。