水墨画 上手くなるには ~臨画編(1)~ | 水墨画 八重桜日記  無二無三の世界を目指す旅をしよう

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水墨画家小嶋志津のブログです。墨を使い気運生動を生みだす伝統文化である水墨画の技法を次世代へ伝えるため貢献したいと思っております。
沈和年先生に師事。日美展水墨画一般部門準大賞受賞。作家部門入選等

水墨画は、筆と墨を用いて表現する芸術ですが、慣れるまでは相当手こずるものです(そこが面白いのですが。)。

ここでは、水墨画における技法の、「付け立て」が上達するためにはどうしたら良いかというお話を進めていきたいと思います。

 

 

書道の場合、「臨書」といいまして、お手本を見てその通りに書く、という練習をしますね。

水墨画の場合も、それと全く同く、お手本を見て、その通りに描く練習をします。

これを「臨画」といいます。

 

 

上手くなるには、繰り返し臨画をする事が一番大切です。

ですので、良いお手本と、良い指導をしてくれる先生に出会うことが必要です。

教室で先生から渡されるお手本をひたすら臨画します。

描き方は、お手本をくださるときに先生が教えてくれます。

 

楽器の演奏、歌や踊りのレッスンなどと同じように、鍛錬することが上達する方法です。

できるだけ毎日、筆を持つ時間を作り、1枚でも2枚でもいいので練習しましょう。

だんだん描けるようになりますと、一度覚えた技術は感覚で身体が覚えているので、忘れません。

水墨画の世界では、「筆が使えるようになるまで、10年かかる」と言われています。それだけ難しいよ、ということなのでしょう。

確かに、やればやるほど、新しい課題が見えてきますので、終わりがないと感じる事があります。

 

 

臨画をするにもコツがあります。

臨画編(2)で、具体的な臨画のやり方をご説明します。

 

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございましたおねがい

 

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