色紙
菊は大好きなモチーフです。お昼寝中の猫ちゃんの傍に菊の花を添えてみました。
菊の花は、晩秋の花の少ない季節に、色鮮やかな花を咲かせ楽しませてくれますね。道端や花壇に咲く可愛らしいものから、大輪の花を咲かせる鑑賞用の大菊など様々です。
寒さの中、葉を落とし枯れていく草木の中で厳かに咲く姿は、無私の精神をもった高潔な君子のようです。秋は実りと豊穣の季節でもあり、菊の花は延命寿命の象徴ともされています。あやかりたいものですね。
菊の花は線描きです。白い花弁を描くときは、中墨(薄い墨と濃い墨の中間の濃さの墨)を使います。
ふっくらとした花弁を素早い運筆で描きましょう。
花の中央に花芯を黒でアクセントを、リズムよく打ちましょう。
蕾も可愛らしく添えましょう。
葉は三墨法で、点を連続させます。乾ききらないうちに、濃墨で葉脈を描き込みます。
葉と綺麗に滲ませるのがポイントです。
花と対照的に、大胆な運筆で濃墨の葉と中墨の葉を描いていきましょう。
次回の四君子は、梅です。お楽しみに![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
![爆笑](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/001.png)
最後まで読んで頂きまして、ありがとうございました。
墨桜会水墨画教室は、浦和・大宮・川越・東京(JR東京駅近く)等で開講が可能です。※日時、場所はご相談に応じます。お問い合わせフォームから、お問い合わせ下さい。
無料体験レッスンも実施しています。道具はお貸しいたします。
お気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちら
奥深い水墨画の世界をご一緒に楽しみましょう。