普段から
「食の安全」
に注意を払い、食べものに使われる農薬や添加物に対しては
"潔癖!"
といって良いほどに徹底している。
でも、そんな人がクスリとなると突如として、豹変してしまうケースも少なくない・・・。
食べものの農薬・添加物は許せないけど、クスリとなれば仕方がない。
このようにして、医者から出されたクスリを素直に何錠も飲んでしまう方も少なくないのです。
このブログで再三指摘していることですが、一錠のクスリには、有効成分を大幅に上回るたくさんの
"化学合成添加物"
が使われています。
私たちはカゼ薬なら一錠丸ごと、カゼを治すための成分と思いがちですが、実際はそうではない。
症状に効果のある有効成分は一錠の中のごく一部であって、残りはすべて合成添加物。
これはサプリメントも同じなのですが、ザッと挙げてみると、
『防腐剤・結合剤・賦形剤・崩壊剤・着色料・光沢剤・滑沢剤・コーテイング剤・酸化チタン・炭酸カルシウム等々…』
など、クスリには有効成分の何十倍もの添加物が含まれているのです。
そして1個の添加物を化学合成するためには、その何倍もの化学薬剤が使われている。
このようにたくさん使われる添加物の存在が、 副作用の原因を不鮮明にさせてしまっている。こうした現状があるのです。
クスリを飲んだ際の副作用の症状が、
有効成分によるものなのか?
それとも、
添加物によるものなのか?
よく分からないのが現状というわけです。
弱毒性で致死率も重症化率もすこぶる低い、コロナウイルスなるモノに効果があるといわれている『遺伝子ワクチン』。
この主成分であるメッセンジャーRNAの問題点はもとより、ワクチンに添加されている10億分の1のサイズにナノ化処理された、
「酸化グラフェンやポリエチレングリコール」
そしてポリエチレングリコールと交差反応を起こしてしまう『ポリソルベート』。
この問題を考えれば、分かりやすいことではないかと思うのです。
クスリを飲むのはあくまで最終手段であって、どうしようもない時に限り飲むものなのでしょう。
その際は、短期かつ薬効が弱いものを選ぶことが鉄則になります。
クスリは決して長期にわたって常時、飲み続けるようなものではない。
私はこのように考えているのです。
■診療無料・・・
日本の医療の源泉を辿れば、江戸時代に底流があるといわれます。
当時は医師免許などは何もなく、
"私は医者だ!"
そう大声で叫ぶだけで、医者になれる。そんな時代であったことがいわれています。
江戸時代の自称・医者たちが行う、医療行為そのものは無料だったのが一般的。診察にお金はかからず、
『クスリ!』
に対してお金を払う。医者というよりは、薬師としての性格が強いことが言われるのです。
もちろんこの時代は西洋医学は入っていないので、処方されるのは漢方薬がほとんど。
それが明治の世になり、ドイツ医学を輸入する運びになりました。
でも、西洋医の養成には当然、時間がかかってしまうもの。そこで江戸時代の薬師たちを一定程度、そのまま医者にしてしまったそうなのです。
昭和に入ると西洋医を養成するシステムが整備され
「年間2000人」
もの医者を誕生させてきたと言われますが、このシステムを壊したのが昭和の大戦争。
日中戦争、太平洋戦争と戦況がドンドン悪化する中、最末期には
"年間1万人"
以上の人々を専門学校で即席の医者に仕立て上げていきました。
医師の短期養成に躍起になったことがいわれているのです。
いわば戦時中のドサクサ紛れのことだから、医者としての質はすこぶる悪い。知識も技術も最低レベル。
そして医者として当然持つべき
「マインド」
これすらもあやふやなインスタントな医師たちの集団。
そんな急場凌ぎの医者たちに対してまでも、こともあろうか、戦後になると等しく医師免許が交付されてしまった。
訓練を積んだ医者とインスタントな医者たちがゴチャ混ぜにされてしまったのが現在に繋がるコトの経緯。
そこを起点に、医師会が再興し、今の薬剤どっぷり依存の医療体制が作られていった。
ココに戦後の日本の医療の不幸な始まりがあると解説されるのです。
■医療幻想・・・
クスリの多くは、
「石油由来」
の物質から製造されている。そのように指摘されてから久しいものがあります。
それはプラスチック製品と大差ないものといえるのです。
子供がプラスチックを誤飲すれば、大騒ぎになりますが、そこにクスリという冠がつくだけで、突如として
"おクスリ"
だなんて敬称までがつけられてしまう。
高いお金を出して、しかもありがたがって、日々何錠も飲んでしまっているのです。
高度な文明社会を築いてきた私たち。私たちはともすれば、自らを何か特別な存在と思ってしまいがち。
でも、どんなに優秀で頭が良くても、
「自然界の一員」
であることに変わりはありません。
自然に生まれた私たちが、不自然な薬剤を体に入れ続けることは、反自然な病気という結果を招きやすくなるのです。
アメリカの医者向けの教科書といわれ『ドクターズルール』には、以下のようなことが書かれています。
「薬の数が増えれば、副作用はネズミ算式に増える」
「高齢者のほとんどは、薬を中止すると体調が良くなる」
「4種類以上の薬を飲んでいる患者は、医学知識の及ばない危険な状態にいる」
「できればすべての薬の使用をやめよ。それが困難なら、できるだけ多くやめよ」
そして、
「あなたが診ようが診まいが、ほとんどの外来患者の病気は治るものである」
と記されているのです。
ドクターズルールを一切無視するかのような日本のクスリの処方のあり方。
私たちはあまりに素直に医者のいうことやクスリの薬効を過信してはいないでしょうか?
リスクを踏まえたつきあい方をしない限り、大切な自分や家族をキケンに晒すことにもなりかねないのです。
もっと自分の体を信じ、体の声をよく聞き、クスリの呪縛から自分自身を解き放つ。
この必要があるのではないかと思うのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?