クスリの副作用が女性に多い理由とは?一緒と違いの自然派健康推進考! | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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私は、新潟県の山際の集落。

そんな場所に住んでいるのでが、ココから車で5分ほど町の方に行っただけで、気候条件が

"変わってしまう"

冬場でいえば、我が家の方は雪がしこたま積もっているのに、5分先の町には、一切の雪がない。

このことは地方に住んでいる方なら、実感することではないでしょうか?

日本列島は温暖湿潤な気候風土。

地理の授業でそう習いましたが、実際はというと、北海道の亜寒帯から沖縄の亜熱帯までといったように、多様な気候条件を1つの国に包含している。

亜寒帯の北海道の技術をそのまま亜熱帯の沖縄において実践してみたところで、当然ながら

"うまくはいかない"

また、たとえ同じ気候条件であっても、海辺の田畑と山の上の田畑、河川流域の田畑と平野部の田畑。それぞれに条件は違うわけなのです。

また畑の場合、元々は田んぼだったというところもあるし、造成地を畑にしたところだってある。

はたまた先祖代々、何年も畑として使ってきたような場所も存在している。

私たちは「畑!」と一括りに考えてしまいがちなのですが、実にさまざまな畑があることも事実。

それぞれに経緯というものがあり、それぞれで条件が違って当たり前のこと。

南北タテ長で多様な気候条件をたった1つの技術だけで、すべてを完結させる。そんなことは到底、できるようなものではない。

唯一それができたのは、肥料・農薬を駆使する農法だけ。でも、その農法は農薬という名の

 "化学兵器"

これを散々に撒き散らし、周囲の環境、そして人体環境を徹底して破壊していく。

 

こうした弊害を生み出し続けているのです。

 



■お手本は何?
違いを踏まえて栽培方法を導かなくてはならないはずの無肥料・無農薬の自然栽培。

 

この栽培においても、たった1つのやり方だけに集約させてしまう。こうした傾向が見られます。

 

このやり方が正しい!こういう具合に指導を行う先達者たちも少なくないのです。

でもそのやり方で成功する人がいる反面、多数の脱落者をも同時に生み出してしまう。自然栽培は

「当たるも八卦当たらぬも八卦」 

そんなバクチ打ちのような農法になってしまいかねない面があるのです。自然栽培のカリスマ農家のある方は、

「オレのやってることをいくらマネしてもうまくいかないよ。マネしてうまくいくかもしれないのは、この周囲の田畑だけ。ましてタネなんか持って帰ったところで全くのムダだよ」

このように教えを請う人に伝え、諭しているのです。

自然栽培という以上、その教師となるのはどこまでいっても

"自然界"

でなければなりません。人から学ぶのではなく、身の周りの自然を教師に学ぶこと。

この栽培は単純に肥料を使わなければ良い!というものではなく、自然観察力が求められる。

「自然に学び、学んだことを田畑で実践する」

こうした試行錯誤を繰り返さない限り、栽培の成功は難しい面があるのです。

我が家には江戸時代の古文書があるのですが、そこには、前の山の雪が溶け始め、

"宝船"

のような形になったら、このタネを播くべし!こうしたことが書いてあります。

 

山の雪を日々眺めて見たものの、なんだかよく分からない。

同じ場所であっても、江戸時代と今とでは気温も、降雪量も何もか違うのだろうし、宝船のイメージも今と昔とでは違って当たり前。

ガケ崩れだって起きたかもしれないし・・・。そう思って、この問題の決着をつけた次第です。

■みんな一緒!
これは何も農業に限ったことではありません。例えば、

「漢方薬」

にも同じことがいえるのでしょう。

今は漢方薬を薬局や通販などで手軽に買える時代ですが、そもそも漢方には、 

"人を見て法を説く"

こうした面が強くある療法といえます。その人個々の住んでいる場所、生活環境、家族構成、生まれてから今日までの病歴。 

こうしたあらゆる面を考慮して、調合の妙を働かせるといった面があります。通販や薬局で誰でも、カンタンに買えちゃう・・・。

そうしたモノではなかったはずなのです。

漢方薬は決して最初からパッケージされているようなものではなく、薬草の配合にサジ加減を利かせてこそ効果が得られて、それに付随する、

「副作用」

も抑えることができるはずのもの。今の漢方は、漢方チックなものに過ぎないのではないか?こうした批判だって一方にはあるのです。

このことは漢方薬に限ったものではなく、西洋薬についても同じことが言えるのでしょう。

西洋医学においては、人の体は寸分違わず、みんな一緒であるはずのもの。このように考える体系になります。

Aという治療を施せば、右へ倣えでBという結果が出る。あたかも人間の体に個性はなく、一律同じで違いなどはどこにも存在しない。

このことを前提に日々大量の薬剤などが処方され続けているのです。多くのクスリにおいて、

・成人:朝晩、食後2錠
・子供:朝晩、食後1錠


こんな風にしか書かれていないケースが多い。そこに男女の違いも、老いと若きの違いもない。

大人と子供といった具合に大雑把に分けられるばかりで、後はすべて一緒くたにされてしまっている。

 

女性は小さな男性という程度にしか、考えられていないのです。

体重100キロを越えるような巨漢の男性も、40キロに満たないような華奢な女性もすべて一緒クタにされてしまっている。

 

これはあまりにおかしくはないだろうか?

一般に、毒への耐性は体重に比例することが言われています。大男と小さな女性とをゴチャ混ぜにすることに、果たしてリスクはないものか?

ないわけがない、そう考えた方が自然でムリがないのです。

実際に、クスリによる副作用を発症しやすいのは、男性よりも圧倒的に

「女性」

であることが言われています。また同じ女性であっても、ベジタリアンはクスリを無毒化するための薬剤分解酵素が少ないことが指摘されています。

ベジタリアンの場合、肉や乳製品を普段から摂取している人に比べて、薬剤の体内への侵入頻度が少ないから、このように推測する声もあるのです。

現在の畜産業は薬剤まみれの『汚染産業』になり果ててしまっている。

 

農業の汚染もヒドイけど、畜産業はもっとヒドイ・・・。

そのため肝臓としても、あらゆる毒に対処するための分解酵素を豊富に用意して、待ち受けている。

この差によるのではないか?と推測されているのです。

 



■さらに加速!
自然食を志し、できるだけ自然の摂理に則して暮らしていきたいと思うのなら、食の自然や人体の自然について学び、それを実践することが大切です。

"〇〇先生がこう言ったから・・・"
"自然食の宅配で売っているものだから・・・"


そう思って無条件に信じ込む。それはやっぱり、リスクが高いことでもあるのです。最近は、

「アンチエイジング」

だなんて盛んに言われたりもしますが、人が年齢を重ねて老いていくのは、自然で当たり前の現象です。

人の自然に抗しようだなんて、大それた考えを持つからこそ、添加物だらけのサプリを飲ませられたり、合成界面活性剤のたっぷり入った美容液。

こうしたものをつかまされてしまう破目になる。それによりさらにエイジングが加速!してしまうことに気づかなくてはならないと思うのです。

『自然を知るとは不自然を見抜くこと』 

自然栽培の原則からそんなことを思います。

 

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