主と従の関係から私たちの今を考察・円安加速って一体ナニよ!! | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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顔や体や髪などは、

石鹸やシャンプーなどの

「洗剤類」

で洗うもの。私たちはこんな風に思わせられてしまっています。

でも実際に洗う主体はどこまでいっても、

"水かお湯!"

こういうことではないかと思っているのです。

この場合の主従関係を整理しておくと、主は水で、従は洗剤

従の位置に過ぎない洗剤がシャシャリ出てきてしまうと、肌は荒れ、健康は害されるばかりとなっていく。

シャンプーなどの排水により汚染されてしまった水はそのまま地球環境の汚染へと繋がって行く。

 

川も海も大地も空気も、そして当然人も。すべからく異物まみれになってしまう。

私たちはいま一度、本当に生活に必要なモノとそうでないモノとの区別を行っていく。

この必要を思っているのです。

これは農業においても同じです。作物を育てる主体は、窒素・リン酸・カリの「NPK」。

多くの農家はがこのように思い込んでしまっています。でも実際に作物を育む主体はどこまでいっても

『自然の土』

土こそが主体であって、化学であれ有機であれ、肥料などは二の次三の次。もっと言えば不要で、正直イラナイもの。

そうであるにも関わらず、肥料ばかりが前面にシャシャリ出てしまっている。

食の自然と安全を大切に考える私たちは、この主従逆転現象に対して、もっと注意を払うべきではないだろうか。

そんなことを常々思っているのです。

 


(※我が家の最大の資産は畑の土!)
 

■劇薬か?麻縄か?
1グラムの土の中に存在する土壌細菌の数は、

「約100億匹」

といわれています。たった1グラムの土の中に、これだけ膨大な数の微生物が息づき、止むことなく活動を続けている。

それと同時に自然の土はさまざまな植物たちをも養い続け、アリや地グモなどの虫たち。

 

彼らにもエサや住まいを提供し続けている。見返りを求めることもなく・・・。

植物が土に根を下ろし、さまざまな微量元素を吸い上げることで草食動物を養い、それを食べる肉食動物をも養う形になっている。

そうなると、植物はもとよりヒトを含むあらゆる陸上動物たちは日々、土を

"食べている!"

こういうことにならないか。

土の性能とその偉大なチカラを理解し、土を正常化させていく。土の力を弱めてしまう行為は厳重に慎まなくてはならない。

でも実際の農業の現場においては、土が持つ偉大なチカラを縦横無尽に発揮させる方向へは向かわず、土を汚し、その力を弱体化させていることばかりを繰り返してしまっている。

 

その結果、化学合成農薬や漢方系の農薬などを何度も散々い撒き散らさざるを得なくなっているのが農業の現状。

これはまさに悪循環ではなかろうか。

化学合成農薬はで、木酢液や竹酢液やニームなどの漢方系農薬は

このような風潮も根強くあるのですが、どちらを使ったところで虫や菌たちが死んでいく事実に

 

「変わりはない」

要は、化学合成された劇物で殺すのか?それとも麻縄などで締め殺すのか?

 

麻薬なら合成のLSDを使うのか?それともケシの花から取れるアヘンを使うのか?

 

発熱を悪と見なして、化学合成された解熱剤を使うのか?それとも葛根湯や麻黄湯などの薬草を使って熱を下げることに必死になるのか?

 

どちらも発熱を憎み、低体温を善!としていることには違いはない。

 

正直その程度の差しか、そこには存在していない。

私たちの大切な食料生産の担い手である自然の土。この土の力をいま一度再評価し直し、これまでのあり方を改めて直していく。

この必要を思っているのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?

 

 

■円安の真相・・・
また最近では、アメリカドルに対して日本の円が

「安い!」

こうした現象も日々さまざまに垂れ流され続けています。

でもこんなモノは本当にチャンチャラおかしくて、円が米ドルに対して安いだなんて事態は本末転倒というか、主客転倒というか何というか。

各国の対外純資産額を比べてみても、こんなのは本当にバカげたことだと思っているのです。

1971年のニクソンショックにより、お金の裏付けはほとんど何もなくなってしまいました。

それまでは国際決済通貨、そして基軸通貨のドル。1ドルに対して金35オンスと交換できる。こうした裏付けがありました。

つまりドルを銀行に持っていけばその場で、『金』に変えてもらえる。

金本位制によって、紙切れやタダの数字に過ぎないお金の信用は担保されていた。これが経緯になるのです。。

でもそれが金とドルの交換停止を当時のアメリカ・ニクソン大統領が発表してから、紙切れと数字に過ぎないお金は何ら担保を持たなくなってしまいました。

金・ゴールドの裏付けを失って久しい現代の世界各国のお金。それを辛うじて担保する唯一の価値は何かといえば、

"実態価値"

日本でいうのなら、車やその中間部品や半導体など。こういうことになるのでしょう。

 




■繁盛店と不人気店
何度もお伝えしていることですが、日本の対外純資産は31年連続で世界のトップ。

ダントツのお金持ち国家が私たちの住む国・ニッポン。

その額を日本円に換算すると、2021年で実に357兆円にも上っています。

2位のドイツが323兆円ですし、躍進目覚ましい中国であっても220兆円。ジャパンアズナンバーワン。

その地位を揺るぎないものにし続けているのが世界の現状です。

これに対して、米ドル本国のアメリカ合衆国はといえば、

 

「約1200兆円のマイナス」

つまりは世界最大の赤字国家が日本の宗主国のアメリカ合衆国。

最大の大金持ち国家の円が安くて、最貧国のアメリカのドルが高い・・・。

そんなことは絶対に起こり得ないことと言わねばならないのです。

対外純資産とは概ね、

「輸出額-輸入額」

の差額なのですから、日本は世界に向けてたくさんのモノやサービスを輸出していることを意味しています。

それだけ日本の製品及びサービスは世界から見てたくさんの需要がある。欲しい国や海外企業や外国人たちがたくさんいる。

そのサマを会社に例えれば、

"大繁盛店!"

こういうことになると思うのです。

それに対してアメリカ合衆国はといえば、輸出が少なく、外国から商品やサービスの輸入ばかりをしている国。

海外からの投資という名の援助がなければ、とても国家運営などは不可能な累積債務国家で、経営は火の車の

「不人気店」

こういうことになるのではないでしょうか。

でも第二次大戦後に国際間の貿易はドルを使って決済する。このようなアメリカばかりが圧倒的に有利な貿易体制が作り上げられてしまいました。

これは『ブレトンウッズ体制』と呼ばれています。

野球でいえば、最初からアメリカに10点を与えられた状態でプレイボールとなる。

1試合だけそうなのでなく、135試合全部同じ条件でペナントレースを戦っていかなくてはならない・・・。

こんな不平等な体制が今もそのまま継続されてしまっている。

不平等だ!と騒ごうにも、日本には沖縄を中心にアメリカ軍が点在し、各所において日本国家の立ち居振る舞い。及び言動と行動。

 

これらは常時監視されてしまっている。

図体のデカイ、コワモテのヤ〇ザの前に怯んで伏してしまう。そんな及び腰の大富豪の姿が日本の現状。

 

常にアメリカばかりが得をし、日本ばかりが

"損をする!"

メディアはアメリカの不利益になるような情報を決して流そうとしない。

 

こうした状態が長らく続けられ、すっかり固定化されてしまっているのです。

円安がどうとか騒いでいますが、こんな情報に惑わされてはならない。日本の富は日本人にこそ、真っ先に分配されなくてはならない。

私はこのように思っているのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?

 

■参考動画

 

 

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