「一錠のクスリを飲む」
すると一錠全体が体内に吸収され、病気を治す力になっていく。
私たちはこのように信じ込んでいます。
有効成分がツライ症状を撃退!、そんな風に宣伝されていますよね。
でも実際は、ほとんどのクスリは体内で効き目がないものへと
“変えられてしまっている”
その上で尿や便、唾液や呼吸、さらには母乳などを通して体外へと排出されていく。
クスリを飲んだからと言って、丸々一錠分が全部効く。そうしたことは起こらないことが言われているのです。
私たちにとってはとてもありがたい『おクスリ』なのかもしれませんが、人体からしてみればそれは正真正銘、完全たる
「異物」
になります。異物とは体に入ってはならないもののことであり、体内に蓄積してはならないもののことを言います。
私たちの体にとってクスリとは異物。それ以外の何者でもない。コレが人体の自然な姿になるのです。
一説によると、体内に入ったクスリの約9割は無害化されてしまう。
クスリを製造する側もこのことを充分に承知しているため、無害化される量をあらかじめ計算した上で有効成分を配合している。
以前もお伝えした内容になりますが、これは『覚醒剤』であっても同じです。
覚醒剤には2種類あって、1つは経口タイプのもの。2つ目は注射針から血管に直接打ち込むタイプのモノ。
このどちらの方法を選ぶか?で、その後の運命は大きく
“変わってしまう!”
こうしたことが言われているのです。
■注射や座薬の意味
口から飲む・経口タイプの覚醒剤の場合、後遺症が残りにくい。
そのため、離脱期間も比較的
“短く終わる”
ことが言われています。
どうしてなのか?というと、私たちの体の中には毒物を無害化するための素晴らしい仕組みが備わっているから。
いろいろとあるのですが、解毒の中核を担うのが、
「肝臓」
侵入してくる多くの毒は肝臓の無害化システムによって、浄化され、体外へと排出されていく。
胃を通って腸に入ってきた覚醒剤などの薬剤は、その後に肝臓に回され、そこで解毒処理が施されていく。
それは強力な麻薬効果を持つ覚醒剤であっても、経口投与の場合は、ダメージが比較的軽くて済む。
そうであるからこそ、多くの薬物常習者たちは経口投与を選ばない。
無毒化処理が行われてしまうため、その分、覚醒効果も弱くなっていく。 覚醒剤の口からの経口投与はあまり流行らないやり方といえるのです。
肝臓から分泌されている、
『チトクロームP450』
と呼ばれる、薬剤分解酵素。この酵素の働きによって、体内に入った毒や異物は無害化されていきます。
フグ毒は”猛毒!”で知られていますが、少量であるならば薬剤分解酵素の働きによって、死までには至らない。
あくまで健康で元気な肝臓に限るのですが、口から入った異物の約9割は無毒化され、尿や便、汗を通して体外に排出されていくのです。
クスリの効果を素早く発揮させるために使われる方法が、
「注射や座薬」
になります。なぜ注射や座薬が速くよく効くのかといえば、肝臓を経由させないから。
肝臓はクスリを異物!とジャッジし、薬剤分解酵素のチトクロームが働き、薬効成分を根こそぎ無害化してしまう。
それによりクスリの効き目がどうしても落ちてしまう。 こうした結果を招きやすくするのです。
座薬でクスリを入れれば、直腸下部から静脈に入って、血流を通して全身を巡っていく。
今のコロナワクチンは筋肉注射で直接血管に打ち込まれていますが、いずれの場合も肝臓の解毒力を回避するための措置といえる。
強打の四番打者とのガチンコ勝負を避け、敬遠しちゃうことでピンチを凌ごうとする。注射や座薬はこのようなものといえるのです。
薬剤開発者は、いかにこの肝臓の解毒力を回避するか?
このこと念頭に置いて、クスリの開発に勤しむことが言われています。
私たちの解毒器官は、想像以上に
「強力無比!」
なもの。このように言えるのえはないかと思うのです。
■十人十色が自然!
薬剤開発者からしてみれば、肝臓の薬剤分解酵素は、
「恐怖の殺戮マシーン」
こういうことになるのだと思います。
これとは反対に、医者ギライ・クスリギライの私からしてみれば、人体を毒から守ってくれている。実にありがたくて頼もしい、そんな
“守護神や守護霊”
のような存在に当たります。
なるべく自然でムリのない生き方を選びたいあなたも、きっと私と同じように思われるのではないでしょうか?
だからこそ、肝臓を始めとした体の各器官、各組織に対して、最上級の感謝を込めて、なるべく無農薬・無添加の食材を選んであげたい。
クスリなどは事故などの大ケガに遭遇しない限りは、極力飲まない・使わない。
これがナチュラルライフの原則になるのではないでしょうか?
幼児や高齢者の場合、薬剤分解酵素のチトクロームは分泌量が少なくなっていることがいわれています。
また成人であっても肝臓が疲れていたり、ムリをさせ続けていれば、急性の副作用などを発症しやすくなることもいわれています。
クスリの副作用で重症や死亡に至るケースが高齢者などに多い理由は、肝臓との関係で説明できるというわけです。
解毒力が弱いからこそ、クスリの薬効があまりに効き過ぎてしまう。
本来、クスリとはその人の体調や体質、そして性別。さらには生活環境や遺伝情報などを考慮して、人それぞれに
“調合の妙!”
を働かせていくはずのもの。10人いれば10通りの処方薬が出されて当たり前。十羽ひとからげに処方されるようなものでは決してない。
体調だって日々で変わるのが自然なわけだから、クスリなどはとにかく取り扱いを慎重に!そして最大限
「遠ざけること!」
このことが大切ではないかと思うのですが、いかがでしょう?
■偽札やモノマネ?
体にとって異物そのものであるはずのクスリ。
それならどうしてその薬効の全てが
「排出されないのか?」
こうした疑問をお持ちになるかもしれません。でもコレには、しっかりとした理由があります。
それは薬剤開発の研究成果、このようにいえるのではないかと思うのです。
口から入った薬物は、まず最初に胃酸によるダメージを受けます。
胃酸とはPH1といわれるほどの強力な酸性の水。この強塩酸水によって、まず最初に攻撃を受けてしまうのです。
胃酸の攻撃で弱り傷ついたクスリは、次に小腸へと送られていきます。
小腸は全長6メートルといわれるほどの管状の臓器で、多くのクスリはこの小腸から吸収されていくことになるのです。
小腸にも当然、異物や毒物を排除する機能が備えられているのですが、薬剤研究者たちはこのバリア機能をどのようにすればスルーさせることが
“できるのか?”
こうした研究を長らく行い続けてきた経緯があるのです。
小腸の壁を通り抜けるのに適したサイズを研究したり、水や油に溶けて混じりやすいように工夫されていたり。
また人にとっての大切な栄養素の糖分やアミノ酸。これらに酷似したような化学構造にして、クスリを作り上げていく。
小腸が、コレは糖なのだからOK!それは大切なアミノ酸なのだから
「どうぞこの先へ!」
こんな感じでバリアをスルーしやすいようにクスリは製造されているのです。
それはつまるところ騙し討ち!ともいえるようなもので、ニセ札や本人に酷似したモノマネ芸人・・・。
そんな姿にすることで薬効を効かせようとするのです。いわば人体に
“サギ!”
を働くことで、バリアを潜り抜けさせようとしているのです。
■巧妙な手口
肝腎カナメなんていいますが、私たちを毒や異物の侵入から守ってくれている器官が、
「肝臓と腎臓」
肝臓は主に脂に馴染みやすいタイプの脂溶性の毒物を担当する役割があります。
腎臓の方は水に馴染みやすい水溶性の毒物を担当しています。
多くの医薬品は脂に馴染みやすい性質の脂溶性物質であるため、医薬品開発者たちが特に敵視するのが肝臓の方。
今回話題の『遺伝子ワクチン』は、ナノ脂質粒子にmRNA物質を忍び込ませたものになります。
でもこのままの状態では強力な肝臓の解毒力によって、無害化されてしまうばかりとなる。
そこでこの脂状のナノ粒子に、「ポリエチレングリコール」と呼ばれる分子量約2000の水に溶けやすい物質を化合させている。
そのことで、私は水に溶けやすい物質だから
“安全です!”
こうした具合に肝臓を欺き、血液中に長く滞在できるように工夫が施されているのです。
ポリエチレングリコールがワクチンに使われるのは、コロナワクチンが初めてなのだそうですが、副作用死や重症例が多い理由は、このナノ粒子に原因がある。
このように指摘する識者だって少なくないのです。
オレオレ詐欺が巧妙化している。昨今、このようなことが頻りに言われているのですが、それはクスリだって同じです。
実に巧妙なカラクリを施すことで、人体の自然な機能を欺き、
「ダマくらかそう」
としているのです。自然でムリのない毎日を送っていきたい私たちは、こうしたダマしの手口には決して乗らないことが大切。
ワクチン接種は拒否する。すでに打ってしまった人は、これ以上は決して打たないことが大切。
そして日々の暮らしから薬剤を極力排除することが必要ではないかと思うのですが、あなたはいかが思われますか?
■参考文献
■無肥料無農薬米・自然栽培と天然菌の味噌・発酵食品の通販&店舗リスト
■自然食業界キャリア15年のOBが綴る