栄養満点!あなたはサプリメントの製造方法を詳しくご存知でしょうか? | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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テレビやネットを見ていると、

気になってしまうのが、

「広告」

有名人・無名人、いろんな人たちが、

“スバラシイ思いをしました!”
“1日2回飲むだけで、バラ色の人生が~♪”


だからコノ商品を

「買って~!」

こんな感じで畳み掛けてくるのです。特に最近多いのは、サプリメント

痛みや老化、目やヒザ腰の衰え。さらには男性機能の回復までもが、次々に流されてくるのです。

こうしたCMを見るにつけ思うのは、どうやら私たちは栄養失調の状態にあるかのよう・・・。

これだけたくさんの食べもので溢れかえっているにも関わらず、

“不足だ!不足だ!”

と盛んに騒ぎ、煽り立ててくる・・・。満腹でくつろいでいるところに、
 
「それでは足りない!」
「まだまだ足りない!」


苦しみから逃れたいならコレ一錠!こんな感じで脅しをかけてくるのです。

一方、別のCMを見ると今度は、

“食べ過ぎはキケン!”

こんな感じで騒いでいる。

 

たっぷりお肉のついた腹回りや内視鏡での内臓脂肪。そのサマを散々に見せられ、今スグ対策を!と迫ってくる。

 

不足側も過剰側も、どちらも白衣を纏った医者や研究者なんかを登場させ、もっともらしく栄養不足・栄養過剰の立場で説明を入れてくる。

しかも1週間やそこらでは効果がないようで、何ヶ月何年にもわたって、

 

「飲み続けよ!」

 

そう促してくるのです。一体、

栄養不足なのか?栄養過剰なのか?果たしてこれは、同じ国の出来ごとなのか?

私などはそのように思ってしまうのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?


今回は、「サプリメント」の問題について考えてみることで、

医者を遠ざけ、クスリを拒む。

そんな生き方のヒントについて述べてみます。



 
■食材の復活を!
栄養失調を裏づける。その根拠として語られがちなのは、今の野菜の

「非力さ」

これになります。おそらく果物も同じなのでしょう。

昔の野菜に比べて、今の野菜は栄養が足りない。同じトマトであっても、昔に比べて、

“リコピンが!ビタミンが!食物繊維が!”

どれも等しく、含有量が少なく乏しい。だからこそ、このサプリメントで、足りない分を補って!こんな論法を成り立たせてしまうのです。

 

野菜の力が損なわれているなら、チカラある・生命力溢れる野菜を育てて、それを食べればよいだけ。

何も添加物満点で、製造方法もよく分からない。そんな得体の知れない錠剤を何年にもわたって飲む必要などは、一切ない。

 

みんなでパワフルな野菜を

 

”食べようぜ!”

それで済む話ではないかと思うのですが、あなたはいかが思われるでしょうか?

野菜の力が弱いのなら、発酵食品にかつての役割を期待できないのなら、チカラある食材を復活させていく。これこそが、コトの本質ではないかと思うのです。
 

■改造・操作の現状は?
“果実3000個分の栄養を凝縮!”
“〇〇に含まれる何千倍の栄養素を1粒に!”


こうした宣伝文句をよく耳にしますが、これらが一体、どのように作られているのか?

 

その詳しい内実をご存知でしょうか。たとえば「ビタミンC」で考えてみると・・・、

ビタミンCは、レモンなどの果実に多く含まれています。だから、たくさんのレモンを集めてきて、そこからビタミンCだけを都合よく抜き出す。

 

こうしてサプリメントなどの錠剤にしている。
貝由来のオルニチンの錠剤は、大量のシジミの中から抽出することにより、錠剤にしている。

そんな風に思われるかもしれません。でも実際は、全く違います。サプリメントに含まれる多量の栄養素は、

「菌」

菌を化学的に操作培養して、特定の栄養成分を効率よく作り出せるように改造している。このような方法で、サプリメントや医薬品は作られているケースが多いのです。

菌由来でビタミンやアミノ酸などを生み出していく方法を総称して、、

『発酵法』

と名づけられているのです。

“発酵法”なんて聞くと、味噌やヨーグルト、チーズやお酒を作る方法と、一緒なんだね。こんな風に思ってしまいがち。言葉の響きから良いイメージを持つ人が多いのです。


でも実際は、全く違う。そこで行われているのは、生命の改造。菌本来の姿を人間の都合が良い形に改造し、操作していく。

 

こうして、ただ特定の栄養素を作るためだけの姿、そんな姿に菌たちは改造されている。

 

読者の皆さまには、ぜひとも菌が受けている受難の数々。その様子を知って欲しいと思っているのです。

 

 


■制御不能へ!
改造の第一歩目は、自然界からビタミンやオルニチンなどを作り出すことができる菌を探し出す。このことから始まります。

探し出した菌にエサ、糖やアミノ酸などを与えて、増殖させていくのです。

でも、そのままでは、1個の菌から採取できる栄養素は限られてしまっている。菌は何も人間のために、ビタミンやグルタミン酸、オルニチンなどを作っているわけではないからです。

あくまで自分のために作るのだから、必要量に達した段階で、 

「制御センサー」

が働くようになっている。自然の菌たちは必要量以上には作らない、こういうことになるのです。

でもそれでは人間の方が困ってしまう。サプリやクスリを大量に生産するためには、菌たちに無尽蔵に特定の栄養素を作り出してもらう必要がある。

そこで、菌の制御センサーに狙いを定め、紫外線や放射線、ガンマ線などを菌に浴びせかけることで、制御センサーそのものを破壊してしまう。

 

制御不能の状態に菌を改造することで、特定の栄養素を無尽蔵に作り出せるようになる。この方法は、

 

『人為突然変異誘発』

 

と言われる工程になるのです。

放射線や紫外線照射による突然変異誘発がメインのようですが、抗生物質や殺菌剤を用いるやり方もあるようです。

多くの菌は照射の過程で死んでしまいますが、決して全滅はしないもの。必ず生き残るごく少数の菌がいる。

 

その菌は制御センサーを破壊されつつも、生き残った菌・・・。それを採取して、培養液で分離培養していく。

この工程を何度か繰り返すことで、精度の高い発酵菌を作り出すことができるのです。

使われる培養液は企業秘密とのことでなかなか公にはされませんが、

 

“化学調味料や殺菌剤、肉汁、ビタミン、ミネラル剤・・・”

 

などが使われている模様です。
※参考:「発酵醸造菌の培養液」 
 

制御センサーを破壊された菌の体内には、特定の栄養素が充満していきます。でも、そのままの状態では栄養素を取り出すことができません。

 

菌の中に充満する栄養素は、細胞膜の中に包まれているからです。そこで菌に与えるエサの中から、必要な栄養素を与えないようにする。

エサを完全に断ってしまうと死んでしまうので、生命維持に必要な最低限のエサだけを与えていく。

 

すると菌の細胞膜はどんどん薄くなっていき、最後は膜が破れ、充満した栄養素が外に

 

「溢れ出していく」
 

それを取り出して、添加物などの化学処理を行い、最終的な錠剤の姿にしている。

この処理を「発酵法」と呼んでいるのです。
※参考:「アミノ酸製造について

 
■生命力の復権へ!
「あなたには土がうめく声、苦しむ声が聞こえますか?」

肥料も農薬も一切使わない。自然栽培の第一人者、“奇跡のリンゴ”で有名な木村秋則さんは、この栽培を志す人々に対して、常にこのように語りかけます。
 

“もしも自分が野菜だったら・・・”

そう考えることの大切さを問いかけ続けているのです。もしあなたがジャガイモだったら、

「こんなに水浸しにされたいでしょうか?」
「濡れたら乾かしたいと思うのではないでしょうか?」


毎日の食事は何を食べたいと思いますか?糞尿などの汚物を本当にあなたは食べたいと思われますか?たくさんの農薬をかけられたらどんなことを感じますか?

”痛いよ、苦しいよ、そんなことやめてよ”

きっとそう思うのではないでしょうか?このような感じで、話しかけていく。自然栽培成功の秘訣は、いかに作物の視点に立てるか?

 

ココにこそあるのだと常々強調されているのです。

発酵法で作られたサプリメントなどにはたくさんの栄養が確かに含まれているのでしょう。でも、そこに自然な生命の姿はありません。

 

あるのは不自然に歪められた、そんな豊富な栄養素のカタマリだけ。

自然食とは、自然界の摂理に則して作られた食材を総称する言葉になります。サプリもクスリもワクチンも、すべて反自然の極みではないかと私は思っているのです。
 
自然のパワーが充満した生命ある食材を選ぶこと。

 

一見、遠回りのようだけど、それが最も自然でムリのないことのように思います。

無肥料無農薬米・自然栽培と天然菌の味噌・発酵食品の通販&店舗リスト

 

 

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