ココロの若さを保つ秘訣は?大正期最大の知識人が残酷かつ冷酷な理由とは? | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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「子どもはか弱い」

 

 

だからしっかり守ってあげる

 

“必要がある”

 

私たちはこのように思っています。

 

確かに、子どもの体力は未熟で発展途上。

 

でも、

 

精神面においては子供は大人よりもずっと

 

「タフである」

 

こうしたことも言われているのです。

 

一見、突拍子もないようにも思えますが、よく考えてみれば、

 

これはごく自然で、当たり前のことといえるでしょう。

 

どんな人であっても加齢による

 

“老化現象”

 

を避けることはできないのですから。

 

体力面のそれはもちろんのこと、精神や感情面だって

 

“衰えていく”

 

セロトニンといわれる幸せホルモンは

 

40歳を越えると、分泌量が

 

「減少」

 

し始めることが分かっているのです。

 

脳科学の立場から見れば、子供よりも大人の方が

 

よほど

 

”ウツ症状”

 

を発症しやすいことが指摘されています。

 

それを避けるにはとにかく、新たなジャンルに

 

『挑戦する!』

 

チャレンジ精神を奮い立たせる。

 

このことが、心の若さを保つ、何よりの

 

「秘訣」

 

といわれるのです。

 

子供の心配をするよりも、まずは自分の

 

“心配を!”

 

このようにも言えてしまうものなのです。

 

 

 

 

■後遺症を心配

「子供かわいそう説」

 

を支えているのは、昨今盛んにいわれる

 

“トラウマやPTSD(心的外傷後ストレス障害)”

 

と言われるものに理由の一端があるのでしょう。

 

子どもの心にキズを

 

「残さないように!」

 

ストレスを与えないようにと、大事に大事に育てられる。

 

“叱らず・怒らず”

 

何ごとも

 

「事なかれ」

 

が一番、こういうことになるわけです。

 

でも、

 

アメリカの調査によると、

 

トラウマやPTSDを発症するケースは、

 

自然災害で

 

“約5%”

 

肉体的暴行で

 

「約2%」

 

こうした調査結果も報告されています。

 

もちろんさまざまなケースがあり、この調査だけを盾に

 

すべてを論じることはできないのでしょう。

 

そうでありつつも、後遺症は私たちが思う以上に、

 

“残りにくい”

 

こうした面も、踏まえておくべき事がらではないかと思うのです。

 

過剰な心配は無用なモノ。

 

木の上に立って見ると書いて

 

「親」

 

と読む。

 

手出し、口出し、先回りのキケン回避法ばかりに終始するのではなく、

 

子供のやること、言うことをよく

 

“見ていること”

 

が大切。

 

そして何より、自分の心と体の健康を保つことに意識を傾けること。

 

あまり過保護に終始することは、子供の才能を

 

「封じ込めてしまう」

 

そうした結果を招くことだってあるのです。

 

 

■キケンと安全

ヘレンケラーの言葉に、

 

「安全は存在せず、子供達も誰ひとり安全ではない。危険を避けるのも、危険に身をさらすのも同じくらい危険なことなのだ。人生は危険に満ちた冒険かもしくは無か、そのどちらかを選ぶしかない」

 

 

というものがあります。

 

どんなに守っても、危険はつきまとうもの。

 

安全はいわば

 

“幻想”

 

に過ぎないというわけです。

 

もちろんヘレンケラーの生きた時代と今とは違う。

 

一概に並列できないものなのでしょうが、それも1つの厳粛なる

 

「事実ではないか」

 

と思うのです。

 

適度なストレスはパフォーマンスを

 

“高める”

 

ことはよく知られています。

 

ストレスを受けるからこそ、それに対する対処法や

 

自立に向けた

 

「準備」

 

を始めるというわけです。

 

生きものに共通する原理原則は、

 

“苦痛を避け、快楽を求める”

 

こと。

 

ストレスがかかった状態から逃れよう!

 

『艱難辛苦 汝を玉にす』

 

ストレスにはこのような

 

「効用」

 

だってあるのです。

 

 

 

■残価で冷酷

これは肥料も農薬も使わない

 

「自然栽培」

 

においても同じです。

 

作物に肥料を与えれば、その質と量に比例して、

 

作物はより

 

“弱体化”

 

していくことが分かっているからです。

 

与えれば与えるほど、弱くなっていく。

 

守れば守るほど弱体化が

 

「進んでしまう」

 

こうして、虫や病源菌に駆逐されやすい、

 

“か弱くて脆い”

 

生命とならざるを得なくなるのです。

 

大正期の作家・有島武郎は文学作品の他にも、

 

数多くの

 

「童話」

 

を残しています。

 

有島は“大正期最大の知識人”と言われたりもしますが、彼の童話には、

 

“残酷”

 

なものが少なくない。

 

童話なのにムゴイな・・・、そのような印象を受ける人も少なくないのです。

 

でも、有島から言わせれば、

 

子どもに愛や夢といった美しいファンタジーばかりを与えては

 

「ならない」

 

残酷な人生の実相についてもきちんと伝えなければならない。

 

こうした信念のもとに童話の世界を描いているのです。

 

有島は『小さき者へ』という作品で、こんな言葉を残しています。

 

 

「小さき者よ。不幸なそして同時に幸福なお前たちの父と母の祝福を胸にしめて人の世の旅に登れ。前途は遠い。そして暗い。しかし恐れてはならぬ。恐れない者の前に道は開ける。行け。勇んで。小さき者よ」

 

 

 

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