病気と食べもの・ウソやデマの作られ方は!?コロナウイルス騒動から思うこと | 医者ギライ・クスリギライのための1日10分!医食同源・自然食実践ブログ

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「体を養う食べもの・心を養う食べもの」

食には、この2通りの役割があるのではないかと思います。

お米や味噌、野菜などは体を養う食べもの
乳製品や卵、お酒などは嗜好品で、トキメキや生きがいを与える心を養う食べもの

私たちの食を巡る状況は、この2つが

“ゴチャ混ぜ”

にされてしまっているのではないか?と感じます。

ココロの滋養のための食が、いつしか体を養うための食と


すり替わってしまっている。


ココに大きな問題の一端があるのではないか?

と思うのです。

現在、日本人の2人に1人はガンになり、同じ確率で何らかのアレルギーを持つといわれています。

それもこのゴチャ混ぜ状況が生み出したモノではないでしょうか。

そこで今回は、ウソやデマを考えることで、医者を遠ざけクスリを拒む。

そんな生き方のヒントについて考えてみたいと思います。




 
■体質無視の違いとは!?
私たちの体は食べものを食べることで、消化吸収を行います。

「糖質・脂質・タンパク質」

は人の体の三大栄養素と言われますが、消化の速い順は、

糖質 ⇒ タンパク質 ⇒ 脂質

の順。糖質に比べて他の2つの栄養分は分解・吸収されにくい面があるのです。

欧米人の胃の壁は厚く、胃酸の分泌量も多いことが言われます。

 

これは動物性のタンパク質や脂質を分解するのに適したもので、日本人の胃はそのようにはできていない。

奥田昌子医師は、

「 日本人の胃腸は脂肪やたんぱく質、とくに脂肪を消化するのが苦手です。

  脂肪分の多い食事が続くとそれが長時間腸にとどまるため、便通が悪くなり便秘に。

  さらに、日本人の弱点である内臓脂肪の増加にも直結してしまいます          」

と解説しています。

タンパク質・脂質の多い食品と言えば、肉や乳製品になりますが、

これらを日々常食することは私たちの健康にそぐわない面がある。

1985年に1日1人当たり90g食べていた魚の消費量は減り、2015年には69g

これに対して、肉の消費量は72gから91gとなっているのです。

高タンパク食・高脂質食は、たまの外食とか、お祝い事などの際に食べるようにして、

普段はできる限り、

“お米と味噌汁と少しの魚”

 

、このような食生活のパターンを取り戻すことが大切。

間違っても、牛乳をゴクゴク飲むようなマネだけは慎む必要を感じます。

ごちそう食が日常食にならないように注意をする。

それが胃腸にも体にもムリのない食べ方といえるでしょう。


■国家主導で!
そもそも、こうした日本人の体質を無視した食卓改善運動は
 

「国の主導」

で主導で行われました。

“米を食べるとバカになる”

そんなことがまことしやかに叫ばれ、「頭の良くなる食べもの」として、

“化学調味料”

が挙げられていたのです。

 

こんなことを真に受けた当時の人は、さぞや舌がビリビリとシビレたことでしょうね。

そして、欧米人に追いつくためにはと、

「タンパク質と脂質」

をとにかくたくさん食べること。


この極端な摂取運動が行われ、1日1回「フライパン運動」

別名、

 

“油のオリンピック”

 

も、健所を始めとした国の主導で行れたわけなのです。

 

1971年に日本で最初のハンバーガーチェーンを創業した某大手ファーストフード会社の社長は、

 

「日本にハンバーガーが根づけば三世代後にはアメリカ人のように青目で金髪になる」

 

こんなことを述べて、物議を醸したわけなのです。

これらを契機にして、私たちは伝統食を投げ捨て、脂質・タンパク質を重視する

“おかず食・ごちそう食”

こそが「体を養う食事」であると勘違いするに至ったのです。

米ではなくパン食・麺食、味噌汁ではなく牛乳などの乳製品、魚ではなく肉、鍋釜ではなくフライパンへ。

気候・風土、体質を無視したムリな食事を続けた結果、ガンやアレルギー、

糖尿病などの病気が蔓延する、

“一億層病人時代”

となっているのです。

 


■感染症とワクチン
 

「コロナウイルス」

の蔓延で、大騒ぎとなる中、

“ワクチンがない!”

こんなことが悲鳴のように叫ばれています。

でも、環境臨床医の三好基晴氏によると、

コレラやチフスなどの感染症も、死亡者数がピークを越え、

ほぼ終息に差し掛かった段階で、

「ワクチンや抗生物質などが開発されている」

 

と指摘します。

ワクチンや抗生剤が感染症克服の理由ではないと述べているのです。

衛生面や栄養状態の改善、病原体に対する抗体が体内で作られたこと
 

これらが感染を終息させた直接の原因であると解説しています。

それは以前もこのブログで紹介した、

コッホとペッテンコーファー、パスツールとベルナールの医学論争からも明らかであるように思います。


※参考:『善玉菌・悪玉菌のウソ・感染症を巡る命を賭けた論争とは!?
※参考:『病気の原因を巡っての激しい論戦!アイツはホントに悪なのか?明日のための現代医療考


パニック状態で、

“乳酸菌が感染を予防する!”

“ビタミン某が感染を防ぐ!”

とか色々いわれていますが、どうなのでしょう。

発酵法で大量生産される粗悪な市販のサプリなどに、そんな力があるのかどうか?

体に害となるばかりではないかと思います。

こうしたパニックにつけ込んで儲けようとする輩が必ず出るものなので、注意が必要です。

ましてや心配のあまり、意味のないワクチンや抗生物質などを打って、

副作用のリスクを抱え込むようなマネだけは避けたいところです。

 

 

■参考文献

 

 

 

 

・『肉の脂と違い、魚の油が健康に良いのはなぜ?

・『お米を中心にした和食が、 日本人の胃腸を元気にする

 

 

自然食業界キャリア15年のOBが綴る

 

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