おパリに行ってきましたのよ。その4(シャンゼリゼとイルミネーション) | お気楽闘病記

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shiyohのツラいだけじゃない、笑いがいっぱいの子宮頸がん闘病記。


2日目の夜。モンサンミッシェルからパリのホテルに戻ってきたのが22時前。

ここから夕食のために出かけます。


夕食は、あらかじめ調べておいたホテルのすぐ近くのクレープリー(クレープ屋さん。フランスではそば粉を使ったガレットが多い)に行きました。


【Creperie de Cluny 】クレープリー ドゥ クリュニュー


クレープリー


(写真は翌朝撮ったもの)

テラスは既に満席でしたが、店内の席は空いているという案内なので、外が見える店内の席へ。

モンサンミッシェルの疲れもあったので、ゆったりと店内の席で食べたかったので、ラッキー★

クチコミでは、ガレットだけでなく、オニオングラタンスープが人気とのことなので、メニューを見ると・・・

ガレットだけでも相当な種類があり、セットメニューもあるので、ここから探すのは大変!

ちなみに、メニューはフランス語と英語のメニューでした。日本語のメニューもあるらしいとうのを帰国後に知りましたが、この時は特に頼みもしなかったので、出てこなかったな~。

という訳で、にっこりと「Excecuse moie?」


来てくれたのは、とてもスマートなお兄さんラブラブ

拙い英語で、「ガレットが食べたいんよ~。甘いのじゃなくて、卵の乗ったのとか~」

というと、メニューをあけて、「ここにシンプルなガレットがあるよ~。卵だけ?ハムものせる?」

と丁寧に教えてくれました。

最初は、ハムをフランス語の「ジャンボン?」って言われて、何のことか分からずに「???」となっていたのですが、英語のメニューのところを指さししてくれてようやく分かりました。

それと、オニオンスープ。これは私が言う前に「2人でシェアする?」と聞いてくれました。

うんうん、シェアだよ。

しかし、何故かオニオンスープと一緒に持ってきてれた2本のスプーンのうち、1本が小さい。



?? ・・・次女は小さい子どもに見えたのか!!?そうなのか!?



爆笑しながらも、口が小さい次女は大助かりでしたww

食事中も、「美味しい?」「楽しんでいる?」と横を通る時に声をかけてくれて、本当に楽しい食事が出来ました。

ガレットは食べきれなくて少し残してしまったけれど、美味しかったし、楽しい時間を過ごせました!

クレープリー

右上:お世話になったお兄さん。

右下:右は多分、オーナーさん。お兄さんと次女が2ショット写真をとっていたら、ニヤニヤしながら何か声をかけていたので、じゃあ、おっさんも一緒に!と誘うと、ノリノリで撮影に応じてくれましたww

左上:奥に次女に渡された小さなスプーンが写ってますww


食事を終えてお店を出たのは23時過ぎ。


それでも、フランスの夜は長いので、まだまだ周囲は賑やかでした。

ホテルまでも3分程度なので、女2人でも危険な事もなく帰ることができました。

ホテルに帰ると、フロントの人が「ボンソワ~」と言ってルームキーを渡してくれました。

プチホテルならではのアットホームな接客です。

こうして就寝は24時。長い長い1日でした。

7月18日(土)おパリ3日目~。


この日は少しゆっくり起床して、ホテルで朝食。


ホテルレストラン

朝食を食べるレストレン・・・というよりカフェ?は10席ほどの小さな空間。



顔を見てからコーヒーを煎れてくれたり、卵料理のチョイスを聞いてくれたりと、朝食もプチホテルならではのおもてなし。


朝食

カフェオレとパン2種、ソーセージとベーコン。

このほかに、ヨーグルトとフルーツをいただきました。

パンがとっても美味しかった~!

それと、ビュッフェで用意されていたソーセージ用のマスタードはFAUCHIONの小瓶(1回で使いきれず、持って帰りたかったw)、紅茶はMARIAGES-FRERESなど、贅沢なのも嬉しかった~。

(お部屋に用意されていた紅茶やココアも同様)



のんびりと朝食を食べた後は、お散歩を兼ねてオルセー美術館まで歩きました。



セーヌ河沿いの【フランス国立美術学校】↓


国立美術学院

芸術的な建物ですね~。ここで美術を学べるなんて素敵~。



オルセー美術館】↓


オルセー美術館

大きな時計が目印ですね~。ルーブルに比べれ若干コンパクトですが、やっぱり大きい!

正面からでは全部が写らないので、斜めから撮影。

セーヌ河の対岸にはルーブル美術館があります。



正面玄関前にあるゾウの像(ダジャレか!)


オルセー美術館の象の像

1900年の万博の時に、ゾウとサイのブロンズ像が「自然主義」の象徴として飾られたそうです。



残念ながら今回はオルセー美術館には入らず、オルセー美術館横のバス停からバスに乗りますw


バス

73番バス。出発地点なので座れました。

窓からパリの景色を眺めながら30分弱で凱旋門に到着~。



エトワール凱旋門


凱旋門


エトワール凱旋門はアウステルリッツの戦いに勝利した記念にナポレオンの命によって建設が始まったけれど、完成前にナポレオンは死去していたそうです。

パリには他にも凱旋門(戦勝記念碑)はありますが、凱旋門と言えばこのシャルルドゴール広場のエトワール凱旋門ですね。



それはそうと、この凱旋門にはシャンゼリゼを含む12本もの道路が放射線状に伸びていてるので、交差点ではなく、凱旋門の周りをロータリーのようにグルっと回って別の道路へと行くのですが、これがなかなか凄まじい!! 

強気で侵入し、強気で車線変更をし、強気で出て行かないと、ず~っとグルグル回っていそうです(笑) 

フランス人の運転は本当に強気です。



ちなみに、歩行者も強気なので信号無視は当たり前でした。

私達も、左右を見て車がいなければ信号無視を覚えましたw(本当はダメなんだけどね)



凱旋門の上に上ることも出来るのですが、すでに長蛇の列なので諦め、シャンゼリゼを散策することに。



老舗のカフェ【フーケッツ


フーケッツ

中には入らず、眺めただけ(笑) 



ジョルジュ・サンク大通りを挟んでルイ・ヴィトンの本店もあります。

こちらも外から眺めただけ・・・(笑)

有名ブランドのブティックやカフェが立ち並ぶシャンゼリゼを歩き、目指したのは・・・



ラデュレ


ラデュレ


内装

シャンゼリゼの他にも店舗はありますが(銀座にもあるけどw)、やっぱりシャンゼリゼの店舗に入りたいよね~ってことで(笑) ミーハーだもん。

マカロンのツリーが可愛い! 

混雑を予想していましたが、11時くらいだったので、すんなり入店でき、2階の席に案内されました。

ゆったりとした席で、内装もとってもロマンティック!

まだモーニングを食べている人もいて、パンが美味しそうだったな~!



で、私たちが食べたのは、ラデュレの代名詞のマカロン!


・・・ではなく フレンチトースト




フレンチトースト

フランスに来たら、フレンチトーストも食べたいよね~ということで、ラデュレのフレンチトーストも人気があるようなので食べてみることにしたのです。



マカロンは初日にピエールエルメのを食べたし~。



まぁ、ここでもメニューを見るよりも聞いたほうが早いので、

「フレンチトースト食べたいんよ~」

「え?2種類あるの?」

「ローズとラズベリー?じゃ、1つづつ両方シルブプレ」

って感じでオーダー(適当だな!!)

紅茶は、次女がアールグレイ、私はダージリン。

で、フレンチトーストですが、外はカリカリ、中はフワトロ、ベリーのすっぱりソースとも、ローズの香りの生クリームともよく合いました!

美味しかった~!!

紅茶もたっぷりと2杯分あり、可愛いチョコもついてきて大満足~!



ここでおトイレも借りて(トイレは大事!!行ける時に行かないと!!)、お店を出ました。

出た頃には、お店の前に行列ができていました。さすが、人気店!!



シャンゼリゼといえば、ショッピング!

という感じですが、コンコルド広場側の半分は散歩道。


シャンゼリゼ

みんな、並木道をのんびり散歩しています。



・・・が、暑い! 暑かった!!

パリってこんなに暑かったっけ?ってくらい暑かった!!

でも、パリの人達ってテラスが好きなんだな~。テラス席はいつも満席でした。



ようやく【コンコルド広場】に到着~。


コンコルド広場

奥のオベリスクはエジプトから送られたものだそうです。

以前は、この広場の中央にはルイ15世の騎馬像がありましたが、フランス革命の時に取り払われて、代わりに置かれたのがギロチン台

マリーアントワネットをはじめとする1119人がこの広場で処刑されたそうです。



うう、なんだか夜は歩きたくない場所ですよね。

でも、今はとても賑やかで街の中心となっているようです。



シャンゼリゼ散策が終わり、午後は次女の希望でアウトレットへ!

郊外にあるアウトレット「ラ・ヴァレ・ヴィレッジ」へは、メトロでも行けますが、パリビジョンの送迎バスを使いました。

(パリ・ビジョンのバウチャーを交換するお店はめちゃくちゃ混んでました。マイバスなどと違い、日本語は通じません)

その前に、バスの出発時間まで少しあったので、近くの【ジュンク堂】へ(笑)


ジュンク堂で漫画

長女のお土産にフランス語版の兵長ゲット(笑)

ジュンク堂は、フランス語版の本だけでなく、日本語の本も沢山ありました。

漫画は地下にありましたよ~。



漫画をゲットした後は、バスに乗り込み、【ラ・ヴァレ・ビレッジ】へ。



・・・買い物に夢中だったのか、写真を1枚も撮っていなかった(笑)

アウトレット自体の広さはさほど広くはありませんが、隣の敷地もショッピングモール&大型スーパーなので、いろいろ楽しめました。



アウトレットでは次女はバッグ3つとキーケースを購入。



日本でも未成年に見られることがある次女は、フランスでは中学生くらいに見えていたんだと思うんだけど、そんな子が自分の財布から自分のカードを出して支払うのを、レジの人たちは少し驚いてたようです(笑)

そして、次女は「パリは初めて?」「スリには気を付けてね」と、何度も言われていました(笑)

そういえば、アウトレットでも、日本人に対してはとても優しかったです。

(フランス滞在中に嫌な思いは一度もなかったような・・・)



FURLAには、金髪イケメン兄さんもいましたw

そのお兄さんにも次女は「be careful」と言われていたし、バッグを用意してくれた東洋系のお兄さん(おじさん?)にも、何度も「be careful」と言われて、バッグを抱えるジェスチャーまで教えてくれました(笑)

どんだけ危なっかしく見えたんだか。

でも、もともと用心深い次女は、この日の帰り道は更にに「be careful」で購入したバッグの入った紙袋をしかり握って早足でホテルまで帰りましたよ。



ワテクシは自分用のお財布と、長女へのお土産のブレスレットのみ。



ホテルでバッグをスーツケースにしまい、ひと休憩してから、今後はイルミネーションツアーへGO!

再び、市営バスにのり、右岸へ。

ほんと、バスは便利!乗り換えしなくて済むし!



 

イルミネーションツアーは、エミトラベルのオプショナルツアーを利用しました。

人気のツアーのようで、大型バスが満席でした。

22時からバスツアーが始まりますが、まだうっすら外が明るい…。



まずは、ルーブルの【ピラミッド】(車窓から)


イルミネーション:ルーブル

しばらくセーヌ河の右岸を走り、シテ島から左岸へ。

途中で【ノートルダム大聖堂】(車窓)


ノートルダム

ようやく暗くなりました。



朝、通った【フランス国立美術学校


国立美術学校

街灯がオレンジっぽい色に統一されていて、派手すぎず、建物の美しさを浮き出させています。



エトワール凱旋門】 バス下車


凱旋門

昼間よりも、レリーフや彫刻の陰影が強くなって迫力があります。

そして、夜でも車はビュンビュン飛ばしています(笑)



エッフェル塔】(車窓)


エッフェル塔

エッフェル塔のすぐ下をバスが走りましたが、ここでは下車をせず。

下から見上げるエッフェル塔も美しかったです。



エッフェル塔が正面に見える場所に移動してバスを下車。

ちょうとその頃、雨が降ってきてしまいました。

下車するのをためらう人達もいましたが、

私達は、せっかくだから下車して、良く見える場所&雨宿りできそうな木の下へ。



エッフェル塔がどどーん!


エッフェル塔

そして、23時になると・・・



シャンパンフラッシュ】(ダイヤモンドフラッシュとも言うらしい)


シャンパンフラッシュ

エッフェル塔では、日が暮れてから毎時0分から5分間、キラキラとしたフラッシュが見られます。

この日は、雨が酷かったらやらないかも・・・と言われていただけに、見られた時は歓声があがりました。

見ることが出来てよかった~!!



フランス最後の夜にふさわしい素敵な光景でした。



そして、ツアーの最後は、モンマルトルの【ムーランルージュ】(車窓)


ムーランルージュ

夜の街は、他と違って色とりどりのイルミネーションが輝いていました。

ガイドさんいわく「この界隈は、ボッタクリのお店が結構あると聞かれている方も多いかと思いますが、結構なんてモンじゃありません、ほぼ、全部がボッタクリですw」と言っていましたww

コワイコワイww



これでイルミネーションツアーは終了。

ツアーの後は、何台かの車に分かれて、宿泊しているホテルまで送ってくれるので、帰宅が夜中でも安心です。

とはいえ、いろいろなホテルを回るので、ホテルについたのは25時近くだったかな~?

超絶運転が上手(細い道もバックもスマホのナビを見ながらスイスイ走っていましたw)なお兄さんも、夜遅くまでお疲れ様でした!



そんな夜中でも、フロントではまたもや「ボンソワ~」と笑顔で迎えて、名前を言わなくてもルームキーを渡してくれるのが嬉しかったです。



これでおパリ3日目は終了~。

いよいよ明日は最終日です!おパリの旅行記も最後です!



今回も長文におつきあいいただき、ありがとうございました!