17日に昨年も参加させて頂いた、婦人科の会の講演会&懇親会に行ってきました
#昨年の講演会(T先生の講演アリ!)の様子はこちら 、懇親会の様子はこちら にあります。
今回の講演会は、U先生の「子宮頸癌に対する同時化学放射線療法の有用性」と、H先生の「婦人科癌と骨粗鬆症」の2つでした。
U先生の「子宮頸癌に対する同時化学放射線療法の有用性」は、放射線の単独治療よりも、抗癌剤と併用した方が良い治療効果が得られる事が明らかになってきた、というお話でした。
子宮頸がんは通常、II期までが手術可能(IIB期については病院によって手術の場合と、放射線の場合があるそうです)でIII期以降は放射線治療が一般的です。その放射線治療の際に、抗癌剤投与をすると、5年生存率もかなり良いようです。因みに、抗癌剤はシスプラチン+タキソールの2種類を使ったほうが、単独で使ったほうが高価があるとか・・・。
ほほほ。シスプラチンですって!!!
まぁ~、あの!シスプラチンざますよ!ほほほ!
・・・すいません、ワテクシはブリプラチン(シスプラチン)とカンプト注(塩酸イリノテカン)でゲロゲロ~だったので、あまり好きではありません
いえ、あのお薬のお陰で今、こうして元気なので文句は言いませんよ!!
ま、そんな事はどうでもいいのですが、とにかく、有効な治療法がどんどん見つかり、沢山の人が元気になるって事はいいですよね~!
ところで、U先生は、現在G研でもっとも仕事をしている(患者数が多いって事かな?)先生だそうで、G研の稼ぎ頭だそうです(笑)
そういえば、U先生はいつも早足で歩いている印象があります。お仕事が沢山で大変かと思いますが、ご自分のお体にも気をつけて頑張ってくださいね~!
続いてはいつも笑顔のH先生の「婦人科癌と骨粗鬆症」です。H先生はG研で骨外来もやっていらっしゃる先生です。婦人科の癌では、卵巣を手術で摘出する事が多く、強制的に閉経と同じ状況になります。骨と女性ホルモンとは深い関係があり、閉経後に骨密度が低くなり、骨折する危険が高くなります。場所によっては寝たきりになってしまうケースもあるそうですから、気をつけなくてはいけません。そうした危険の予防としては、食生活や運動、日光浴などもありますが、病院で薬を処方してもらったり、ホルモン補充療法(私もやっています)を行ったりする事も可能です。まずは、骨密度検査(出来れば背骨)を受けて、自分の骨を確認する事からですね。
講演会はスクリーンを見ながら聞くのですが、最後の画面は、道路の絵で、まっすぐ行くと「骨折」「寝たきり」ですが、わき道にはG研の骨外来に行く道が書いてあって、爆笑でした。
皆さんも、是非、御自分の骨もいたわってあげてくださいね!
因みに、私はホルモン補充療法をはじめる時に測定してもらいました。手術で卵巣を摘出後にも関わらず、103%もあって喜んでいたのですが、安心は出来ないので頑張って栄養のバランスのよい食事と運動を心がけようと思います!
講演の内容については、私が聞いて覚えていたものを書き出したものですので、間違っている&勘違いなどがある可能性があります。詳しい情報をお知りになりたい方は、専門機関にお問い合わせください。
次は(私が)お楽しみの懇親会編です!