ノロウイルスについて学ぶ | ~ファインダー越しの365日~

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新潟県三条市で運営を行っている社会福祉法人しただの事業所での日常や働く職員の声をお届けするブログです

感染症予防委員会による研修会を行いました。

 

今回のテーマは『ノロウイルスについて』

 

言うまでもなくこの数年、

世界中で猛威をもたらいした新型コロナウイルス。

 

そして、酷暑・猛暑と言われたこの夏。

熱中症警戒アラートなるものが発令され、

熱中症警に対しての注意喚起も毎日のようにありました。

 

この類にあっては皆さんも

日常的に対策ができていられると思います真顔

 

しかし、これらにばかり注意している訳にはいかないのが

介護現場。

タイトルにもあるとおり、これから寒くなるにあたり

流行ると言われているノロウイルスについての研修です。

 

今回は、

【レクリエーション中にフロアで入居されている方が嘔吐した】

という想定で対応方法について学びました。

 

まずは、感染委員会職員のデモがあり

その後、手順に沿って参加職員が実践します。

 

テーマがノロウイルスについての研修とあるため

引っ張られてしまいますが本来であれば

この時点での嘔吐の原因は不明です。

 

つまり、様々なケースを想定しての対応が迫られます。

 

何らかの感染症が原因での嘔吐したと推測し、

条件などをふまえノロウイルスの疑いで対応します。

 

ここでの手順が後の感染拡大を止めるための

重要な予防策となります。

初動対応のミスや発見の遅れなどで拡大する範囲に

大きく影響します。

 

スタンダードプリコーション。日本語で言うなら標準予防策。

手指衛生や個人防具の着用など感染予防の基本となる

対策を指します。

 

どの職種であっても言えることですが、

感染に限らず有事にマニュアルを見ながら対応すること、

ほぼ、不可能。

 

目に見えないウイルスバイキンくん

いつ、どこからやってくるかもわからない。

ウイルスをなくすこともできない。

職場に持ち込まないことが理想であることには間違いない。

 

それでも…どこからかやってくる。

やってきた場合に、感染拡大を最小限に留める努力。

それにはまず、スタンダードプリコーションの徹底なのです。

 

もちろん、実践の場面がないことを祈る限りですけれど知らんぷり