空想俳人日記 -2ページ目

大量に眠っているオリジナルインストから1曲『Shizuku』という新たな名を付け陽の下に

 はい、表題がどういうことかと申しますれば、実は、AMIで現在演奏しているオリジナルインストは、ほんの僅かでございまして、実は、かつてインストナンバーをDTMで作っていたデータが、今は使っていない古いパソコンなどに、大量にお蔵入り状態で眠っておりまして。
 今回発掘した曲は、FMやAM、CDやMDなど、マルチに再生できるポータブル再生機の中に、ハードディスクとしていくつか入っている中の一つなんですな。
 このポータブル再生機、ずっとFMを目覚まし代わりに使用しておったんですが、殆ど壊れた状態で、今では、お任せチャンネルでハードディスク内のデータを再生することしかできないのであります。
 それが流れる中、かつてどんな題名でどんな時に、いつ作ったか分かんないのですが、たま~に流れるある曲が気になって。
 自分で作っておきながら、お任せチャンネルは、選曲も出来ない。いつ突如流れてくるか分からない。なので、思い出しだし、それを採譜したのを、みっちゃんにお見せして、試し演奏してもらったわけで。



「どう思う? メチャ単純な曲で、メチャ易しいんだけど、なぜか耳から離れないのよ。これ」
「いい曲じゃん。もう少し、膨らませれば」
「膨らませるというより、何度もリフレインしたい。正式なスコア作っていいかな?」
「いいよ。演奏しよう」
 で、できたのが、これ。



 ということで、題名もわかんないので、改めて「Shizuku」と命名。過去の記憶から、魂の雫が落ちてきた、そんな意味のつもりであります。
 そのうちお披露目したいと思います。


https://www.facebook.com/ami725/


人気ブログランキング

よしもと全国お笑いツアー観てきた

 小学生の頃から吉本新喜劇の大ファンで、土曜日、当時はまだ小学校が半ドンだったんだけど、急いで帰って殿様ラーメン食べながら、吉本新喜劇が観たものだ。
 ボクは、小さいころから喜劇役者や漫才師、落語家が好きで、観ながら笑うだけじゃなく、「どうしてこんなに人を笑わせることができるんだろう」と、彼らを尊敬してたくらいだ。
 元旦にお笑い番組を見るのも好きだったけど、難波花月で生の吉本新喜劇を観たときは感動した。
 21世紀になって、仕事で東京へ単身赴任したおかげで、テレビなどは観る必要がない、そう思って今日まで至るので、最近のお笑い芸人をよく知らない。

よしもと全国お笑いツアー観てきた01 よしもと全国お笑いツアー観てきた02

 今回、アツジャで笑わせてくれた3組、イチゴも、cacaoも、素敵じゃないかも、ボクは知らない。司会役も務めたイチゴが「うちらのこと知ってる人~」という問いに、会場の半数以上が手を挙げた。おお、有名なんだ。
 後日、この話をして、
「3組のうち、知ってる人たち、いる?」と問えば、
「みんな知らない」と。だよねえ。
 それで、その3組のネタをちょっと真似ながら解説したら、
「よく覚えてるねえ」と。
 いや、やっぱ、お笑いのネタって、面白いもんねえ。特に、今回の3組のネタ、どれもユニークで、特に、cacaoのなんか、現代の若い子をシニカルに描いてるなあ、そう思ったんよ。

よしもと全国お笑いツアー観てきた03 よしもと全国お笑いツアー観てきた04
よしもと全国お笑いツアー観てきた05 よしもと全国お笑いツアー観てきた06

 一応、撮影禁止とは書かれているが、最後に演者さんが、次回のアツジャの予告の告知をしてほしいがために、そのポスターを中心に終結。「写真撮っていいよ」となったので、みんな一斉にパシャパシャ。

よしもと全国お笑いツアー観てきた07
よしもと全国お笑いツアー観てきた08 よしもと全国お笑いツアー観てきた09

 暗闇バージョンも。
 また、アツジャに来たら、観たいなあ、そう思ったよ。


よしもと全国お笑いツアー観てきた posted by (C)shisyun


人気ブログランキング

デイサービスきほく2026年9月ありがとうございました

 先週半ばの水曜日(9月23日)、AMIは午後から、デイサービスきほくでのボランティア演奏でした。この日はAMI-RENでもあり、秋分の日でセンターがお休みでしたので、午前はお外の陣取山でAMI-REN。このことは昨日のブログ記事「9月23日のAMI-RENはお外」をご覧ください。
 その後、豊明から23号~302号~西知多産業道路。
 西知多産業道路では、新しい道が建設中で通るたびにどんどん景色が変わって、森林伐採も激しく、ここでも温暖化に加担してるなあ、そう思いながら、お昼を新舞子の牛丼屋。

9月23日のAMI-RENはお外05 9月23日のAMI-RENはお外06

 牛丼50円引き券があったので、牛丼並です。
 いっただっきま~す。

9月23日のAMI-RENはお外07 9月23日のAMI-RENはお外08 9月23日のAMI-RENはお外09

 みっちゃんは紅ショウガを最初から投入。私は、暫く食べて風穴開けてからそこへ挿入です。
 美味しく頂きました。ごちそ~さま。
 時間があったので、青海公民館のシロタロウ、もとい、アオイくんでした。ご挨拶してきました。

9月23日のAMI-RENはお外10 9月23日のAMI-RENはお外11

 さあ、きほくさんへ。

デイサービスきほく2026年9月01 デイサービスきほく2026年9月02

 演奏前の記念撮影。この日は、9月23日。私は9月の「9」だけ。みっちゃんは、いつものように両手で23日の「2」と「3」、みっちゃん結構テクニシャンですね。

デイサービスきほく2026年9月03 デイサービスきほく2026年9月04

 その後、恒例、AMIのテーマソング。「雨ミムモのうた」と言いながら、演奏前に、この間の大雨における内水氾濫体験の話をしました。

(^^♪ アミムメモのうた(AMIテーマソング、ロングヴァージョン)



 で、演奏後、いつものように「アミ」を何回言ってるか、またまた問題出しましたよ。3択は、1番5回、2番45回、3番365日。もう分かりますよねえ。積極的に3番に手を挙げてくださった方も。

デイサービスきほく2026年9月05 デイサービスきほく2026年9月06

 そして、秋の童謡唱歌から。

(^^♪ もみじ

デイサービスきほく2026年9月07 デイサービスきほく2026年9月08

(^^♪ 里の秋

デイサービスきほく2026年9月09 デイサービスきほく2026年9月10

(^^♪ 赤とんぼ

デイサービスきほく2026年9月11 デイサービスきほく2026年9月12

(^^♪ 富士山

デイサービスきほく2026年9月13 デイサービスきほく2026年9月14

 それから、手遊びですよ。

(^^♪ どんぐりころころ



 ゆっくりバージョンと速いバージョン。

デイサービスきほく2026年9月15 デイサービスきほく2026年9月16

 さあ、後半です。南吉童謡を聴いていただきました。

(^^♪ 神(南吉童謡)



デイサービスきほく2026年9月17 デイサービスきほく2026年9月18

 それから懐メロ、歌謡曲です。

(^^♪ 丘を越えて

デイサービスきほく2026年9月19 デイサービスきほく2026年9月20

(^^♪ いつでも夢を



デイサービスきほく2026年9月21 デイサービスきほく2026年9月22

(^^♪ とんがり帽子



デイサービスきほく2026年9月23 デイサービスきほく2026年9月24
デイサービスきほく2026年9月25 デイサービスきほく2026年9月26

(^^♪ 見上げてごらん夜の星を



 以上でしたが、アンコール頂きました。リクエストは、なんと手遊びですよ。

(^^♪ どんぐりころころ(アンコール)

 アンコールがアルコール? これ、二度目ですよ。缶チューハイ頂きました。
 皆さん、元気な歌声と元気な両手でしたねえ。皆さんと楽しいひと時を過ごせました。ありがとうございました。
 そして、帰りには、またまた、いろいろお土産を。ありがと~。
 次回は、10月26日(月)です。その後は、11月16日(月)、12月2日(水)です。よろしくお願いします。


デイサービスきほく2026年9月 posted by (C)shisyun

https://www.facebook.com/ami725/


人気ブログランキング







共用部非常灯をすべてLEDに

 共用部には非常灯が6台ある。以前、その1台が点灯しなくなったので、LEDタイプの新しいものに換えてもらったのだが、今回、半期に一度の消防点検で、残り5台のうち、また1台が点灯しないことが分かった。
 他のもいつ壊れるかわかんないので、5台すべてをLEDタイプの新しいものに換えてもらった。



 1台の値段が結構するので、5台を機器まるごと交換すると、いい値段になったが、5台まるごとの見積もりが1台交換するよりも、値引きしてくれてたので踏み切ったのだよ。
 また散在してしまった。


人気ブログランキング

9月23日のAMI-RENはお外

 9月23日の水曜日はAMI-RENの日。この日はシルバーウィークの最終日(秋分の日)で福祉センターはお休み。ボランティア室を使えないので、お外。
 陣取山の東屋です。

9月23日のAMI-RENはお外01 9月23日のAMI-RENはお外02

 週末の「白鳥秋まつり」や10月初めの東海市芸術劇場「交流パフォーマンス」での演奏曲などを練習。あと、大量のお蔵入りして眠っているオリジナルインストの中の1曲を陽の下に出して演奏する、その曲も練習しました。

9月23日のAMI-RENはお外03 9月23日のAMI-RENはお外04

 この日は、午後から、常滑のデイサービスきほくでのボラ演でしたので、豊明から23号~302号~西知多産業道路。
 西知多産業道路では、新しい道が建設中で通るたびにどんどん景色が変わって、森林伐採も激しく、ここでも温暖化に加担してるなあ、そう思いながら、お昼を新舞子の牛丼屋。

9月23日のAMI-RENはお外05 9月23日のAMI-RENはお外06

 牛丼50円引き券があったので、牛丼並です。
 いっただっきま~す。

9月23日のAMI-RENはお外07 9月23日のAMI-RENはお外08 9月23日のAMI-RENはお外09

 みっちゃんは紅ショウガを最初から投入。私は、暫く食べて風穴開けてからそこへ挿入です。
 美味しく頂きました。ごちそ~さま。
 時間があったので、青海公民館のシロタロウ、もとい、アオイくんでした。ご挨拶してきました。

9月23日のAMI-RENはお外10 9月23日のAMI-RENはお外11

 午後からのボランティア演奏についての記事は、明日UPしますねえ。


9月23日のAMI-RENはお外 posted by (C)shisyun

https://www.facebook.com/ami725/


人気ブログランキング

窪美澄『夏日狂想』

 またまたまた窪さん。この作品、直木賞を受賞後の第1作だそうな。力作である。というか、直木賞受賞作品『夜に星を放つ』も読んだけど、彼女は、もっと前から直木賞受賞に値する作品はたくさん描いてる。むしろ、「直木賞受賞作品『夜に星を放つ』で直木賞か、問題作には賞が与えられない時代になったか」、それくらい、直木賞受賞作品『夜に星を放つ』が窪さんの真骨頂とは思っていない。
 そして、直木賞を受賞後の第1作のこれ、ボクは、もう驚天動地、ワクワクドキドキ。知らなかったけど、長谷川泰子 (女優) - 大正時代から昭和時代に活躍した女優、中原中也と小林秀雄の恋人であった人物として知られる、ということを知らなんだ。

窪美澄『夏日狂想』01 窪美澄『夏日狂想』02 窪美澄『夏日狂想』03

☟
女は、男たちのように芸術に関わってはいけないのだろうか、芸術を生み出すこともできないのだろうか? 大正から戦後の昭和にかけて、詩人、作家、評論家……さまざまな文学者たちとの激しい恋の果てに、互いに傷つけ合いつつも礼子がついに掴んだものは――。時代に抗いながら創造する女を描き出した新たな代表作の誕生!
☝

窪美澄『夏日狂想』04

 ボクは全く知らなかったのだ、長谷川泰子という人の存在を。この小説では、はじめ女学校時代のお姉さまに惹かれるが、その後、何人もの男性遍歴を経ながら、女学校を卒業したら一度もあったことがない男性の下に嫁ぐのとは正反対の、自由な恋愛をする人生を送るのだ。
 その中でも、中原中也と小林秀雄との三角関係に、ボクは熱中した。中原中也は、最初に感銘を受けた詩人である谷川俊太郎に継いでボクには、重要な日本の詩人なのだ。
 小林秀雄は評論家で有名だが、ランボーの詩も翻訳している。ボクは、フランスの詩人といえば、ランボー、コクトー、シュペルヴィエル、ボンヌフォアなど、大好きな詩人が多いが、ここでは、小林秀雄よりも中原中也の話をしたい(二人ともランボーの詩を訳しているが、岩波文庫で読むことができる)。
 なので、あらすじは語らない、と言いながら、いつも読んだ本のあらすじは、なんとなく語ってきたけど、この小説に関しては全く違う。もちろん、窪さんの想像力で描かれた長谷川泰子と中原中也なのだが、彼女が中原を見限って、小林と一緒になって、さらには、それは長続きしなくて、小説内では橘という男と暮らすのだ、それでも、中原中也は29歳で他界しながらも、最高の詩人として、彼女の心の中で生き続けるのだ。

窪美澄『夏日狂想』05 窪美澄『夏日狂想』06

 そんな中原中也に、ボクも一時大いにカブレたのだ。「汚れちまった悲しみ」に共感し、「サーカス」の寂しさは、ボクにも原体験がある。「ゆあんゆよんゆあゆお~ん」だっけ。彼のオノマトペは彼独自の心を表現している。

窪美澄『夏日狂想』07 窪美澄『夏日狂想』08

 サーカスは幼少の頃に木下だったと思う、観た記憶がかすかにあるけど寂しさが身に染みる。ボクにとってサーカスは、アトムの売られた先であり、フェリーニの記憶とジェルソミーナ。この小説の礼子と共感する。

窪美澄『夏日狂想』09 窪美澄『夏日狂想』10
窪美澄『夏日狂想』11 窪美澄『夏日狂想』12

 あと、この小説『夏日狂想』も、中原の詩『春日狂想』から来ている。彼の長男の詩がきっかけで作られた詩だが、小説内の礼子が授かった他所の子を可愛がり、死を悲しむ中也が心痛む。

窪美澄『夏日狂想』13 窪美澄『夏日狂想』14
窪美澄『夏日狂想』15 窪美澄『夏日狂想』16

 そして、中原の詩を、ボクは、南吉の詩の如く、メロディを付けた。ずいぶん昔だ。歌っているので聴いてくれ。『六月の雨』という詩だ。

窪美澄『夏日狂想』17 窪美澄『夏日狂想』18



 もちろん、この小説は中原中也物語ではない。明治・大正・昭和という時代を、自らの心に素直なまま生きてきた礼子という女性の生きざまが中心だ。
 特に、中原中也や小林秀雄と別れたのち、小説内では橘という男と共に、太平洋戦争を乗り越えて生きたその生きざまも重要だ。戦争が終わるまで生き延びるのだと、女優時代の演技を日常の中でも演じる彼女の生き方、それは、ボクたち今の時代でも、同じはずだ。自分の心に素直に生きる、だからこそ、時に演じ続けて生きてゆかねばならないことがあるのだ。心とは裏腹の行動を自覚をもってとるということ。
 誰もが同じ人間ではない。人それぞれの考え方が生き方がある。そういう人たちとも、多様性を尊重して共に生きていくためには、時には心で自分の気持ちを分かっていながらも、演技しなければならない場面がいくらでもある。それが生きるということなのだ。
 自分を守る、自己防衛とはそういうことだ。自己防衛のために凶器や兵器を準備することは、人殺しの準備をすることでしかない。高市よ、小泉よ、よく聞け、自己防衛とは、自衛とは、国際社会の中で多様な人々とどう交流・交易するかだ、そこに巧みな演技も必要だ。そういうことも出来ずに、他者を排除する、殺人の準備をする、一番やってはいけないことだ。
 この物語で、礼子は、女優として、大部屋に入り、ちょい役や端役しか貰えていなかったとしても、決して回り道ではなかった。演技をすること、それは社会生活に大いに役立つことなのだ。
 そうして戦中を乗り越え、戦後を迎える彼女の心には、もうこの世の中にはいない、中原中也を想い続けて生きるのだ。一緒に暮らしていた橘とも別れ、自立する。
 果たして実際はどうか分からないが、「ジュニアそれいゆ」と思われる雑誌ジュニア・シエルに、中原淳一と思われる編集長に認められ、女優の取材や少女のための小説を書く。小説『ラピスラズリの少女たち』を15回ほど連載する礼子。フェルメールの『真珠の耳飾りの少女』のターバンを思い出した。
 中原と思われる編集長が雑誌から去るとともに、礼子も、もう少女のための文章を描ける年齢ではなくなっている。そして、掃除婦という仕事を選ぶ。これ、本当みたい。かつて読んだ『掃除婦のための手引き書』の著者ルシア・ベルリンを思い出した。彼女も掃除婦をしながら短編小説を書いた。有名になったのは没後である。
 ラスト、礼子は中原中也の詩碑を訪ね、そこで小林秀雄と再会する。ごめん、男たちを本の中の名前で語らないのは、どうしても、礼子は長谷川泰子なのだ、ずっとそう思って最後まで読んだからだ。そして、ヒトは必ず死ぬ。それは決して生まれた順ではない。当たり前だが、周囲のヒトが先に逝けば、自分もいつか死ぬことを想わざるを得ない。生と死、そして、生きるとは何なのか。
 しかも、最期は、礼子が海で足を滑らせ、溺れて死ぬ場面、彼女の脳内が綴られる。死ぬときは、そうして自分の生きてきた人生を走馬灯のように振り返るのか。
 この小説は、長谷川泰子、中原中也、小林秀雄という実在人物の関わりから思い切り窪さんが想像力を駆使して、生きるとは何か、それを描いた作品ではないか。彼女が言うように、世間なんて存在しない、ただ、多種多様な人たちが、常識という妄想に取りつかれて社会の規範のようなものを作っているだけで、それは、一人一人の心の中ではない、ということ。世間体を気にして演技している、みんなそうなのだ。ただ、それが自分という心に従って生きているのか、流されて生きているのか、その違いなのだ。そして、その違いは大きい。
 ボクは、この小説を読んで、もう一度、中原中也が呟くように紡いだ詩を味わいなおしてみたいと思っている。評論家として名を馳せた小林秀雄には、正直、あまり興味はない。ごめんね。彼を嫌いだと言っているのではない。ボクは、右岸でぎゃあぎゃあ叫ぶ人には関心がないだけだ。ボクは、左岸を黙々と歩む人が好きなだけなんだ。
 もう早く締めたいのだが、言い足りないことがいっぱいあって仕方がない。一つだけ言わせてくれ。この小説内にも語られているが、魔性の女である長谷川泰子がいなければ、中原中也はもっと長生きができて、もっとたくさんのいい詩を生んでいたんじゃないかと。それは「違う!」と断言できる。長谷川泰子というビーナスと出会った中也は、彼女のために詩を書く。彼女と過ごす喜び、別れる悲しみ、その後の苦悩。さらには、泰子が人の子を産んでも可愛がり死んだときは悲嘆にくれる。自分自身の子どもも早くに失くし、『春日狂想』を書いている。詩人とは、こうした人生における喜びや悲しみ、苦しみや挫折、悩む中で、詩が生まれるものだ。順風満帆で世の中を生きている人間に、詩が書けるわけない。そういう人間が文学にしがみ付きたい、それが右岸の批評家の道だ。でも、二度と左岸には戻れない。小林秀雄のことを言っているのでなく、一般論だよ。三角関係で、死ぬまで長谷川泰子は中原中也を想い続けたのは、二人とも左岸の人間なんだ。これは、一度も左岸に行ったことがない人間には分からないのだ。左岸では、想像力と創造力の塊を持っていなければ生きていけない。長谷川泰子と中原中也は左岸の人だ。小林秀雄は残念ながら右岸で名声を得た人だ。
 ボクは決して右岸で生きる人を否定はしない。左岸で生きている人を認め、世間に評価してくれる存在だ。でも、ボクは、死ぬまで左岸の人でいたい。音楽でも文学でも。
 当時では、世間から白眼視される長谷川泰子さんが、自分の生き方を貫いて、同じ左岸で生きていた中原中也を亡くなった後も思い続けた、この話は、ボクの残り僅かな人生に大きな影響を与えてくれた。
 自分のやりたいことを最後までし続けること。そこでもし摩擦が生じることがあれば、相手を想って演技すること。一番大事なのは、自分を見失わないとともに、相手を傷つけないこと。本音と建て前、素直と演技、これ、両立させて生きてきた長谷川泰子さんから、「いっただっきま~す」。
 ありがとうございました。


窪美澄『夏日狂想』 posted by (C)shisyun


人気ブログランキング


 

南陵デイサービス2026年9月ありがとうございました

 週初めの火曜日(9月22日)、シルバーウィークだそうですが、AMIは午後から、常滑の南陵デイサービスセンターでボランティア演奏でした。
 この日は、9時半に集合して、ちょっと陣取山の東屋で、過去に作ったインスト曲をお倉から引きずり出すように採譜したスコアをちょっとオカリナ吹いてもらって。
「どお、この曲。過去に作りっぱなしで日の目を見ていない中、こいつが気になって思い出しながら楽譜したためてみた」
「いいんじゃない」
「じゃあ、膨らませて正式なスコアにする」
 この曲については、改めて記事で報告しますね。
 あと、この日の南陵さんは、敬老スペシャルプログラム。最後にみんなで合唱する曲を練習。
 そうして、下道を走って、常滑へ。この日は、西知多産業道路でなく、半田経由の下道。彼岸花が矢勝川に咲いているか見たかったんですね。
「咲いてるよ、咲いてる」
「よかったねえ」
 と、通り抜けただけでした。
 そして、途中、常滑のカインズ&ベレイシアのフードコートでお昼飯。困ったときのスガキヤさん。お月見の季節だし、卵入りラーメン30円引きクーポンがあったので。

南陵デイサービス2026年9月01 南陵デイサービス2026年9月02

 いっただっきまーす。
 最初は、半熟卵を崩さないように食べます。

南陵デイサービス2026年9月03 南陵デイサービス2026年9月04 南陵デイサービス2026年9月05

 そして、途中、そろそろかなあ。
「あ、みっちゃん、卵、もう崩したん」
「うん。まぜまぜしたよ」
 ボクもそうするつもりでしたが、ちょっとだけズルズルしようとフォークスプーンで掬って口元に持っていったら……。
「あああ、全部、卵、飲み込んじゃったあ」
「えええ、戻したら」
「おええ、おええ、無理」
「お店に行って事情話して、もひとつ入れてもらったら」
「お金がいるよ」
 そんなわけで、お月見どころから、お月飲み込みでしたよ。
 はい、それでも美味しく頂きました。ごちそ~さま。
 その後、南陵デイサービスに入る前に、恒例、シロタロウにご挨拶。

南陵デイサービス2026年9月06 南陵デイサービス2026年9月07

 この日は、あんまし草食ってくれないので、そうそうに「バイバイ」しました。
 さあ、南陵デイサービスに入りました。敬老特別演奏です。とはいえ、基本は、秋のプログラムですが。

南陵デイサービス2026年9月08 南陵デイサービス2026年9月09

 お茶を頂きました。
 恒例、AMIのテーマソングですが、この日は、スタッフさんたちが前に並んで、いっしょに「あみあみあみあみあみむめも」って歌ってくれました。

(^^♪ アミムメモのうた(AMIテーマソング、ロングヴァージョン)

 もちろん、演奏後は、お馴染みの問題です。「アミ」を何回言ったか、三択問題です。はい、1番の5回も誤解で正解。はい、2番の45回、正解です!でも、3番の365日も、毎日みっちゃん「あみあみ」と寝言で正解! この日は、盛大に皆さんすべてに手を挙げられた方もおり、幸先いいですねえ。

南陵デイサービス2026年9月10 南陵デイサービス2026年9月11

 そして、秋の童謡唱歌から。利用者さんの中から代表者さんが1曲ごとに交代して前でマイク持って歌ってくれましたよ。

(^^♪ もみじ
(^^♪ 里の秋
(^^♪ 赤とんぼ
(^^♪ 富士山

南陵デイサービス2026年9月12 南陵デイサービス2026年9月13

 どの方も、めちゃ歌声が若い。しかも、元気がいい。音がまめそうだったので、ギターのボリューム上げました。
 それから、手遊びですよ。

(^^♪ どんぐりころころ

 ゆっくりバージョンと速いバージョン。

南陵デイサービス2026年9月14 南陵デイサービス2026年9月15

 さあ、後半です。南吉童謡を聴いていただきました。

(^^♪ 神(南吉童謡)

 それから懐メロ、歌謡曲です。これも、利用者さんが1曲ごとに交代して、前でマイク持って歌ってくれました。

(^^♪ 丘を越えて
(^^♪ いつでも夢を
(^^♪ とんがり帽子
(^^♪ 見上げてごらん夜の星を

南陵デイサービス2026年9月16 南陵デイサービス2026年9月17

 いやあ、南陵さんの利用者さん、みんな今からでも歌手になればいいんじゃないかなあ、と。本当に上手い!

南陵デイサービス2026年9月18 南陵デイサービス2026年9月19

 いつもならここまでですが、長寿者への感謝状贈呈を挟んで、最期は、スタッフさんも利用者さんも大合唱の歌。

(^^♪ 長寿の歌

 これ、メロディは、『鉄道唱歌』なんです。AMIが朝、東屋で練習したのも、これなんですねえ。
 以上でした。ありがとうございました。皆さん、元気な歌声でしたねえ。その元気をいっぱい頂きました。南陵さんの中で合唱部作ればいいのに、と。

南陵デイサービス2026年9月20 南陵デイサービス2026年9月21

 演奏後は、冷たいお茶と、お菓子、いただきました。お菓子はお持ち帰りしました。ごちそ~さま~。
 はい、次回は、10月13日(火)です。その後は、11月23日(月祝)、12月15日(火)です。


南陵デイサービス2026年9月 posted by (C)shisyun

https://www.facebook.com/ami725/


人気ブログランキング

ジョイカフェでお初のスープバー

 10時までのおてごろモーニング。ベーコンモーニング、パンの代わりにライス、しかも大盛り無料。

ジョイカフェでお初のスープバー01 ジョイカフェでお初のスープバー02

 ドリンクバー付きだけど、プラス100円でスープバー。お初なんだ。知らんかったよ、スープ3種類もあるんだ。コーンスープ、オニオンスープ、あごだし柚子スープ。みんな旨い。

ジョイカフェでお初のスープバー03 ジョイカフェでお初のスープバー04

 ごはんのおかずが、サラダとベーコンだけなので、スープに浸して食べたりしたよ。

ジョイカフェでお初のスープバー05 ジョイカフェでお初のスープバー06

 ごちそ~さま。


ジョイカフェでお初のスープバー posted by (C)shisyun

ジョイフル 尾張旭栄店 (ファミレス / はなみずき通駅、藤が丘駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.5




人気ブログランキング

白鳥秋まつり2026ご案内

 今週末の日曜日(9月27日)、東郷町の白鳥コミュニティセンターで「白鳥秋まつり」が10時より開催されます。



 そのライブステージに、AMIはトップバッターで出演させていただきます。10時です。
 以下、過去のライブ風景です。




 何卒宜しくお願い致します。

https://www.facebook.com/ami725/


人気ブログランキング


斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』

 この絵本も、第52回まちの宮市で入手した。

斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』01 斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』02

 斎藤隆介と滝平二郎の名コンビによる絵本では、『もちもちの木』がAMIの音楽付き絵本読み聞かせのレパートリーにもなってて何度も子どもたちの前で演じた。当初、みっちゃんは滝平二郎さんの滝平をずっと「たきひら」だと思ってて、ボクが「たきだいら、だよ」と教えてあげたのだよ。

斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』03
斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』04
斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』05

 この絵本が世に出たのは1969年。そして、2020年に『花さき山』50周年記念のイベントが行われている。
 2020年と言えば、折しも世界中がコロナ禍に巻き込まれ、自分さえよければいい自分を含めた家族さえよければいいという人間の本性が丸出しになった年でもある。ボクたちAMIが奏でる音楽も、それ以前は、心をつなぐ架け橋として音楽は大事だと言われていたのに、真っ先に不要不急の対象になった。
 そういう意味でも、この作品は、コロナ禍以降、ヒトの痛みを知って行動するという意味で、とても重要な作品になっているのではないか、そう思う。

斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』06

 思いやりとは、必ず自分に返ってくる。いや、返ってくると期待しなくても、それ自体が共にこの地球で生きていくということではなかろうか。
 今こそ、この絵本を読んで、そうした心を多くの人に取り戻してほしいと願う。


斎藤隆介作・滝平二郎絵『花さき山』 posted by (C)shisyun


人気ブログランキング