市販のTシャツに蝶の刺繍をし始めました
正面向きと横向きの2羽です
拡大するとこんな感じ。
同時に2つ説明するとややこしくなるので、横向きのはちょっと置いておきます。
こちらの蝶の刺し方をご説明しましょう。
下絵は縦5cm横6cmぐらい。
ポイントは胴体を小さく描くことです。
胴体は「バリオンステッチをひとつ刺せばいいぐらいの大きさ」と思って描いてください。
まずは下の羽根からチェーンステッチでなぞります。
続いて上の羽根を同じくチェーンステッチでなぞりましょう。
「あれっ?いつもは上から刺してませんか?」と思った方、なかなか鋭いです。
絵の描き方が違うと刺す順番も違うのです。
「手前にある方を先に刺す」と覚えてください
後ろに隠れている方は後からです。
ちょっと意味がわかりにくいでしょうか…。
例えば、マスクに刺したこの小さな蝶の場合は、上側の羽根の方が手前にあります。
下の羽根は上の羽根の下に少し隠れている状態ですね。
この場合は先に上の羽根を刺し、
後から下の羽根を刺します。
違いがおわかりいただけたでしょうか?
ちょっとしたコツですが、その方が刺しやすいのです
羽根を4枚刺し終わったら、胴体をバリオンステッチひとつで刺しましょう。
これで蝶の大まかな形が刺せました
手前にある方を先に刺すという考え方は、蝶でなくても同じことです
例えば『花びら』などでも前に出ている方を先に刺します
覚えておいてくださいね
刺繍作家・刺繍講師
ミハル
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