ケーブルステッチを効果的に使うと、ちょっとした刺繍でもボリューム感があるので「凝った刺繍」という印象になります
ケーブルステッチとは?
でも「ケーブルステッチがキレイにできません」と言われる方は多いです。
押さえどころをきちっと押さえるとできるのですが、どこかが押さえられていないのですね
ケーブルステッチのやり方
ケーブルステッチのコツ
問題点ごとに、修正方法をご説明しましょう。
①一針目がゆるい
最初の一針は、その後の糸を引っ掛けていくための土台のようなもの。
何をするにしても、土台がしっかりしていないと後はグラグラガタガタしますよね。
一針目はピンと張っていることが大事です。
前のお団子をしっかり指で押さえておいて、
押さえないで糸を引くと、下の写真のようにゆるんだ土台になりがちです。
土台がこの状態だと、できあがりもゆるんだお団子になってしまいます。
②一針目までの幅が狭すぎる
一針目までの長さはお団子の縦の長さを決めるカギとなります。
ここの幅が狭いと、
丸いお団子がキレイに並ぶためには、
この幅が重要です。
写真は、6本取りで3~4mmの幅をとっています。
ご自分で刺したケーブルステッチがペチャッとした形になっていると思われたら、一針目までの幅が狭すぎないか気をつけて刺してみてくださいね。
③一針目までの幅が広すぎる
逆に一針目までの幅が広すぎると、
写真は、6本取りで5~6mm。
お団子同士が離れてすき間が空きます。
ご自分で刺されたケーブルステッチのお団子同士が離れていたら、一針目までの幅が広すぎないか気をつけて刺しましょう。
実際には、ケーブルステッチがキレイにできない原因は一つだけではなく、いろいろな原因が重なっていることが多いです。
基本どおりに安定ステッチが刺せるようになると美しく刺せるようになりますので、