家族や親しい人へのプレゼントなら、何かひと手間加えたものを贈るのもいいですね
ちょっとしたイニシャル刺繍をあしらってみてはいかがでしょうか
まず下絵を描きましょう。
アウトラインステッチで下から上に向かって右回りに刺します。
アウトラインステッチはこちら→
重要なのは、「下から上」ということではなく「右回り」ということです。
私は右利きなので、アウトラインステッチを刺すときに針が糸の右側を通ります。
なので、曲線の所を右回り(時計回り)に回る方がカーブが綺麗に出やすいのです。
左利きの方で針が糸の左側を通る方は、左回りに回るといいと思います。
同じ理由で、次も下から上に向かって右回りで刺します。
次は上から刺します。
「あれっ？逆カーブじゃない？」
と思われた方、よく見ておられますね。
ここまでは確かに逆に回っています。
問題はこの後です。
このあたりから時計回りに急カーブしますね。
ここがやりやすいように、あえて最初は逆に回ってきたのです。
こちらはいきなり右回りの急カーブですね。
イニシャル『Ｍ』が刺せました。
でも、これだけではちょっと寂しい感じです。
いつもの『バリオンリングの花』をつけましょう。
まずは、目安のラインから。
バリオンリングステッチがわからない方は、『バリオンリングのおさらい』を見てくださいね。
できあがりです
どんなイニシャルでもアウトラインステッチの考え方はは同じです
１.できるだけ回りやすい方向に向かって回る。
２.途中で回る方向が変わる時は、やりにくい方(急カーブの方)に合わせる。
ということを頭において刺してくださいね
刺繍作家・刺繍講師
ミハル