こんにちは
フランス語発音コーチ、ルジャー朝子です
フランスからスカイプにて、フランス語の発音矯正、フランス語の歌のディクション 、意味、解釈等、レッスンさせて頂いています。
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今日は日本人がフランス語発音が苦手な理由、②回目です
1つ目の理由は
母音でしたね。
2つ目は
一度に使う子音の数です。
日本語は一個の子音に対して、母音が一個つきますね
しかし、フランス語はそうとは限りません。
時に2つ、時には3つの子音を一度に言う必要があります
そこで出てくる問題が、
前回もお話しした、日本人の脳みそが勝手にカタカナに変換しているという問題です。
例えば
travaillerという言葉を例にしてみましょうか。
働くという意味の言葉ですが、
この言葉の母音の発音記号だけ取り出すと、
a-a-ie (辞書ではyeとなっていますが、ここでは日本語のカタカナ的観点から、ieと書きます。発音は変わりません)
ですが、
カタカナで考えるとどうでしょう
トラバイエ
o-a-a-ie
になります!!!!
tの後にoを無意識にいれてしまうんです!
そうするとどうですか
フランス語でこのスペルにしようとすると
toravailler
ここに日本人のやりがちな(次回取り出して説明しますが)、
VとB、RとLの発音の間違いを足したりすると、、、
tolabailler
こう発音されてしまうともうフランス人にはなんのこっちゃわかりません
でもこれ、カタカナで
ジェ トラバイエ!
といえば、このスペルにしかなりませんから、
よくよく起こっていることであります
ですからここでやらなければいけないのが、
母音がどれなのかをしっかり確認することと、
その間に子音だけを入れることです
a-a-ie の上に、tr v を乗せます。
フランス語はスペルと発音が綺麗にリンクしますから、
スペルをしっかり理解することは
フランス語を綺麗に話せるようになる為にとても大切なことです。
さて、カタカナにしない重要性、少し伝わりましたでしょうか
私は新しい単語を覚えるときは必ず、
スペルごと頭に入れます
名詞に関しては、冠詞も一緒に入れます。
そうする事で、伝わらないフランス語にする事を避けることが出来ます
それでは今日はここまで
写真は、ヤギとむすこちゃんです。