生き方の師 @岡山・WaRa倶楽無 | ナカガワさんちの発酵ごはん  /Chez Nouille(シェヌイユ)/発酵料理/料理教室/ケータリング/大阪/豊中 

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◇大阪・北摂・豊中にて発酵料理家として発酵教室・料理教室【ナカガワさんちの発酵ごはん】
◇ケータリングお弁当、発酵調味料などの販売
「Chez Nouille(シェヌイユ)」のブログ

「WaRa倶楽無」の予約が取れたのは数か月前。

3か月先の予約は取らないそうです。

1年先、2年先までの予約がいっぱいの宿の主人になるより、「家族」を優先する船越さんの生き方に触れさせていただきました。

 

 

 

 

 

2年前の講演会を拝聴し、300人の中の一人として圧倒されていましたが

わらに訪れる方のもてなしは、必ず船越さん自身がもてなすため船越さんとお話させていただく機会をいただきました。

 

 

 

自身のアトピーのこと、

玄米菜食、生食、ヨガやピラティス、発酵食と

ストイックにやっていた事もありスギに稲に、ヒノキにブタクサ

アレルギー・年中花粉症はすっかり治ったけど

アトピーだけは治らない。

 

 

船越さんと対面し、食事のお礼をお伝えしようと思ったのに

なんだかこんなことで良いのだろうか?

と思っていた悩みがぽろぽろ出てきて喋らずにはいられませんでした。

 

 

「病気は自分の魂を向上させてもらえる天からのギフト」

 

 

 

自分の病を「病=✖️」 と思っていたことに気づかせてもらいました。

アトピーは不二の病ではないけれど、今までの人生でどれだけ両親を攻めたこともあり、どれだけ囚われてきたのか。

でもアトピーのおかげで今の私が在る。

 

 

「今」を許容し、今を楽しみ愛さないと、「今」の積み重ねの未来に幸せはない。

 

 

今、ここに

という人生を精一杯生きてこられた船越さんのお話を聞かせていただき

深いところで感じることができました。

 

 

精一杯

それはそれは壮絶な病からの復帰や、息子の耕太さんの闘病生活

奥様と二人三脚で今のわらを作り上げた歴史。

これらはお土産にいただいた船越さんの講演のDVDを帰りの車中4時間息をのみながら

もう涙が二人とも止まらなかったです。

 

 

 

病を治すため

精神性をとぎすますため

ダイエットのため

健康のため

 

 

今は色んな食べ方もあり、情報もさまざま

でも食べることを20日やめても人は生きていける

 

水は数日飲まないと死んでしまう。

なので食べ物よりも水が大切

 

 

空気は数分で吸えなくなると死んでしまう。

なのでもっと空気が大切。

 

 

 

無農薬無化学肥料、無添加の食べ物を食べている人が

水や空気を汚す合成洗剤や土に還らないゴミを出し続ける。

 

 

 

「出したものは返ってくる」

 

 

WaRa倶楽無はとても素敵なただずまいです。

いつかは全てのものが土に還れる素材のみで作られた建物。

この空間にいるだけで病が治ってしまう人がいるのも納得です。

 

自然と調和した家は、結局健康につながる。

 

 

 

階段の厚みひとつ、てすりひとつにもストーリーがあり船越さんのおもてなしの心があり

 

 

 

 

 

その空間で

船越さんの思いが入ったお食事をいただく。

最高の贅沢な時間でした。

 

 

 

 

砂糖は一切なし。

でも10時間炊かれた梅ごぼうは甘みを感じ

素材ひとつひとつがとても優しい

 

 

つなぎも一切ないれんこん饅頭。

 

昆布と鰹、そしてしいたけのお出汁は旨味爆発。

 

 

 

いまや貴重な原木しいたけ。

お肉以上に満足感たっぷり

 

 

 

 

重ね煮とかぶのポタージュ

重ね煮って作る人によってお味が変わると思います。

サトケンさんの重ね煮はなんだかウキウキ。楽しいかんじだったな〜

わらの重ね煮はただただ優しい

 

 

 

 

マッシュポテト

ブロッコリーのすり流しのソースが鮮やか

 

 

 

メインディッシュ!

冬野菜の陶板焼き

バルサミコの効いたお味噌のソースが絶妙!!

これは・・・・きっとワイン一本いけたな(笑)

 

 

 

 

 

これもすぐに作りたい!!

と思ったサツマイモのサラダ。

人参とジャガイモを重ね煮して。。。サツマイモは素揚げで。。。味付けは・・・

どれも一品一品丁寧に説明してくださり、なんならレシピは本に載せているからねと。

 

 

 

わら自家製うどん

粉は自家製のものなどをブレンドしているそうなのですが、もっちり透明感があって本当に美味しい・・・・・

 

 

何よりこの「髪の毛のような」ごぼう。

帰ってさっそくチャレンジしましたが・・・・ナヲ。まだまだまだです。

 

 

 

 

小豆玄米ごはんと

 

 

 

 

お漬物。

 

 

 

豆乳ヨーグルトをベースにしたムースと玄米コーヒーのクッキー

そして食後の玄米コーヒーをいただきながら

船越さんとの時間。

 

 

 

 

 

 

 

朝食の風景です。

「岡山のチベットだよ」と言っていたサトケンさんの言葉通り

 

 

 

朝食が次々と運ばれてきます。

卵のオムレツではないよ。

とうもろこしの重ね煮だそう!

甘くてとろっと朝食にはぴったり

 

 

 

きんぴら、ポテトサラダ、伊藤農園のみかんジュース

 

 

 

そしてびっくりもっちりふんわりな

6割玄米ごはんのお食事パン

これ。。。美味しかったな〜〜〜〜

 

 

 

 

 

船越さんはコーヒーがお好きなようで、こだわりのコーヒーをいただきました🎵

 

 

 

美味しいと作り方をすぐに聞いちゃうのですが、

惜しみなく教えてくださるどころか、

あれもこれも、「発酵教えているんだったらこれも広めなさい」

と、もうもう次から次へと出してくださります。

 

 

 

「料理のhow-toは今の時代だれでも教えられるし、その気になったら情報はすぐに手に入る。それでは浅い。

生き方や在り方を教えられる人になりなさい」

と船越さんの「人に伝える」という自分の在り方を学ばせていただきました。

 

 

 

息を切らせなながら駆けつけてくださった、息子さんの耕太さんともお話させていただき、耕太さんの「そうじ」を通して「人生の質をあげる」というお話にもワクワクがとまりません。

 

 

 

ただいま沢庵になるのを静かに待っている大根達。

沢庵漬けのワークショップも来年行われるそうです。

ぜひ、参加したい。

 

 

 

私のこれからの生き方

正直とてもぐらぐらしていました。

子供を持つという人生を歩めるのか、歩めないのか、

この先どういう生き方をしたいのか、私の生きる意味ってなんなのか

 

 

 

 

 

11月は群言堂の松葉登美さん、佐藤初女さんの写真展、そして船越さん

このひと月で素晴らしいなと思える生き方をされている方々にお会いする機会をいただいたことに本当に感謝します。

 

 

 

 

 

Chez Nouille NAO