妹の引越し | わたしらしく

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妹が東京へ転勤になり、先日、引越しの手伝いをしてきました。


うちは残念なことに不仲な姉妹。決して好んでそうなってるわけではないんですが…。相性なんでしょうね。最近はそう思って諦めてます。


ただ、家族なので、いちおう手伝いには行きました。“SOS”が来たのでね。


妹は手間やお金は惜しまず“良いモノ”を持つ主義の人でして、荷造りしていくとそういうモノを目の当たりにしました。


もちろん、それは実家に一緒にいた時からわかってたんですけど、一人暮らししてからの妹の持ち物を今回改めて見てみたわけで。


可愛いモノ、素敵なモノ、珍しいモノ…いろいろありました。


趣味・好みは違うんで、そのモノに対して私が欲する気持ちは無いけど、自分の本当に好きなモノを持つことの楽しさ・充実感が伝わってきました。


私はたいがい妥協してしまう。手に入れたい気持ちはあっても、時間と労力とお金をそこまでかける前に“これでいいっかー…”と諦めて妥協してしまう。


“本当に一番欲しいモノ”を手に入れないことが多い。


なぜだろう…自分にはもったいない、妥協したモノくらいがちょうどいい、そういうモノのほうが気を遣って使う必要がなく疲れないし、とか思うこと…多い。


それはもしかすると…自分はその程度の人間、そう自分で自分のことを思っていたことの現れ…?


妥協…それはモノだけじゃなかった。人生そのものに対してもそうだった!


“私は絶対コレがしたい!”と貫き通すことをしてこなかった。たいがい諦めて我慢して。


自分にはムリ、とか、親が反対した(する)から、とか、周りにどう思われるか、とか、失敗するかもしれないから、とか…


そうなんだ…


今の私の部屋の状態は、これまでの妥協にまみれた私の人生が映し出されたものだったんだ!


今、ブログを書いていて気付きました。




妹はとてもこだわりが強く、それがこちらにしてみればとても面倒なヤツに映ります。だからイヤだった。少しは譲る気持ちを持て、と。


もちろん、人といる時は自分のこだわりは遠慮する必要があります。


ただ、、、あの“こだわり”があったから、あの部屋になっていた。


可愛いモノ、素敵なモノに囲まれて、羨ましく見えましたから。


“好き”に囲まれた暮らしの楽しさ。


自分の“好き”を貫く。


今回の東京転勤を受け入れたのも、そういう妹の決断だったのかもしれない。なにしろアラフィフでの異動です…。




私は一昨日、コンビニで、限定デザイン巾着付きのスキンケアセットを買いました。


昨日はドラックストアで、限定デザインボトルのハンドウォッシュを買いました。


どちらも数百円の些細なシロモノです。


でも、とっても気持ちが上がりました。見るたびワクワクします。自分が本当にイイと思ったモノ、迷いなく選択したモノだったからなんだろうなぁ。


こんなちょっとしたモノでも自分の気持ちが喜んでるのを感じてます。


これがモノをダンシャる基準になる…?!




引越し手伝い、行って良かったかも。


自分にとってすごいことに気付けた気がします。