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音路105.情熱は いつまでもブルン!… 走れ!走れ!【後編】
〔音路8.の改訂版〕



前回と今回のコラムは、急きょ、「冬ソング特集」をお休みし、「成人の日」にあわせて、旅立ち、出発、元気、やる気がわきあがっていてくるような楽曲とテーマで、二回の連載をしています。
今回のコラムは、2021年1月18日に掲載しましたコラム「音路8.情熱を失わないで」を加筆・修正した内容です。

* * *

私は以前に、30歳を過ぎて「着付け師」の資格を取得した ある女性と話しをしたことがあります。
その方が、その資格を取得した理由は、「成人式で、多くの女性の着付けをしてあげたい」というものでした。
さまざまな資格を目指す理由は、人それぞれですが、私は、彼女の理由も たいへん素晴らしいと思いました。

私は、かなり昔に、平安時代の「十二単」などの宮廷装束の再現という映像制作にたずさわったことがあります。
皇室の即位の儀式などでしか見ることのできない平安の宮廷装束文化です。
それは、歴史の中のファッションなどというものではなく、まさに日本人の美意識の探求と、日本芸術の創造としか思えないものでした。
日本の美の粋を尽くした総合芸術が「平安の宮廷装束」であろうと感じます。
そして、その一端が、現代人の和装の中に秘められているとも感じています。
その話しは、少し先の「ひなまつり」関連のコラムで書きたいと思いますが、和装の着付けという仕事は、まさに職人、アーティストの技のように感じます。

「成人式の女性の晴れ着」は、生涯に一度だけの晴れ舞台という方も少なくありません。
結婚式や他の行事とは、まったく別のものですね。
旧家では、代々、その家の女性が、生涯に一度だけ袖を通す着物があったりすることもあります。
もちろん、成人の日の「思い出のファッション」という とらえ方でも結構だと思います。
いずれにしても、前述の「着付け師」になった彼女の仕事は、女性たちの、生涯に一度の瞬間に、自身の情熱のすべてをかけていると言っても いいのかもしれませんね。

* * *

今回のコラムは、2021年1月18日に掲載しましたコラム「音路8.情熱を失わないで」を加筆・修正した内容です。
そのコラムは、2021年の東京オリンピックに向けて書いた内容で、歌手の桑田佳祐さんの楽曲のことや、「情熱」のことを書いたものでした。

昨年2022年のNHK紅白歌合戦では、桑田さんを始め、昭和のロックスターたちが結集したバンドが登場し歌いましたが、私のところにも、それに関連して何か文章を書いてほしいというリクエストが寄せられていました。
そこで、過去のコラム「音路8.情熱を失わないで」に加筆・修正し、書きたいと思います。

時代遅れの あの楽曲と、日本の あのトラックの話しを書きたいと思います。
歌詞「♪ブレーキランプの天の川」ということで、天乃が情熱を込めて書かせていただきます。

前回コラム「音路104.人生の旅路… 走れ!走れ!【前編】 〔音路1.の改訂版〕」に引き続き、「走れ!走れ!【後編】」となります。
ミュージシャン等の敬称は略させていただきます。


◇音楽のために生まれた

(2021年1月の原文を一部残します。)

コラム「音路7. マスクの下のあなた ~ プーさんブラーボ!」で、イタリアのロビー・ファッキネッティさんと、そのバンド「イ・プー」のことを書きました。
その中で、ロビーさんは、日本の桑田佳祐さんのような存在をイメージすると書きました。

二人とも、年齢的には大ベテランですが、若い頃から大成功し、それ以降、絶えることなくヒット曲を連発し、今現在も音楽への情熱をまったく失わず、まさに音楽のために生まれてきたかのようなミュージシャンであり、アーティストですね。
そして、世の人々に、音楽を通じて、勇気や愛を贈り続けてくれています。

歴史を振り返ってみても、優れた音楽家たちはみな最期の時まで、音楽活動を止めません。
クラシック音楽の作曲家たちの中にも、死によって途中で終わっている遺作が、たくさんありますね。

彼らは、情熱の炎が一瞬で吹き消される その瞬間まで、その炎をきっと勢いよく燃やし続けるのだろうと思います。


◇桑田佳祐さん

桑田佳祐さんは、1956年生まれといいますから、2022年時で66歳ですね。

私も、デビュー曲「勝手にシンドバット」からのファンですが、その当時、私も、「日本にも、洋楽のエッセンスが身体にしみついた、こんなすごいアーティストがいよいよ生まれてきたのだな…」と強く実感したものです。
おそらく多くの日本人が共通に感じた思いだったと思います。

私は当時、米国のいわゆる「サザンロック」の音楽スタイルが大好きでしたので、そのバンド名「サザンオールスターズ」にも惚れ込みました。
その後の大活躍と、日本音楽界への功績と影響は、ここで紹介するまでもありませんね。


◇SMILE 〜 晴れ渡る空のように

この桑田さんが、2020年にソロで発表した楽曲「SMILE(スマイル)〜晴れ渡る空のように(民放公式スペシャルムービー / 民放共同企画“一緒にやろう”東京五輪 応援ソング)」が、これまた素晴らしい楽曲でした。

近年の桑田さんの作る楽曲は、中高年層の心の琴線(きんせん)にふれる歌詞やメロディが非常に多いですね。

まさに、中高年層には、その歌詞から、特定の風景や登場人物、心情が、はっきりと思い浮かんできますね。
それは、人によって違う光景であったりはしますが、かなり具体的なイメージ像が浮かんできます。

そして なにより、中高年特有に感じる「次世代」への思いや願いが、その楽曲の中に盛り込まれているのです。

この楽曲「SMILE〜晴れ渡る空のように」でも、その歌詞やメロディを初めて耳にしたとき、いい歳の私ですが、不覚にも涙してしまいました。

* * *

たいていの人は、60歳を越えて、自身の立場や役割、感性、能力、体力など、すべてにおいて社会の「第一線」にあるとは感じないと思います。
もちろん、がんばり続けたい気持ち、向上心を持ち続けたい気持ち、まだまだ第一線でいたいという気持ちなどを、抱き続ける人は多くいます。
実際に、多くの後進の者たちを引っ張るチカラを持ち続けられている人も、たくさんいます。
でも、その活動や思いは、後進の者たちへの応援に基軸(きじく)が移っていったりもしますね。

これは、芸術分野のことだけではありませんね。
ビジネス界でもそうですし、技術開発、学術研究、スポーツ、伝統文化などの分野でも同じことです。

後進の者たちに、上手に言葉を使って導く人…、無言でもその行動で何かを示す人…、何かの創作物や技術を残す人…など、さまざまにいます。

♪悲しみの声が聞こえるとき、次の世代に何を渡そうか…。
いい歳の昭和オヤジには、この歌詞には涙が出そうになります。

* * *

私も、この楽曲のタイトルのように、晴れ渡る空の中に、多くの先人たちの笑顔が浮かんできたりします。
そして、その大空に浮かぶ笑顔から、「情熱を消さないで…、歩みを止めないで…、この世に生まれた以上。あなたは私の誇り…」と言われているような気がしてなりません。
それが、今は亡き祖父や父母という方も、少なくないでしょう。

晴れ渡った空を眺めるとき、そこには先人たちの笑顔が…、あなたの隣には笑顔の家族や知人が…、そしてあなた自身にも、自然な笑顔があるかもしれません。
皆が、情熱を失わず、歩みを止めず、ともに「ゴール」を目指す…、それが(当時:東京オリンピック開催を控えた)今ですね。


◇夢追う人たちの歌

この楽曲「SMILE〜晴れ渡る空のように」は、東京オリンピックを、かなりイメージさせる内容です。
「栄光に満ちた者の陰で、夢追う人たちがいる…」という歌詞が出てきます。

私は、100メートル競争の決勝や、マラソンのゴールシーンを見るたびに、このひとりの勝者の後ろに、どれほどの数の競技者がいるであろうかと感じることがあります。

いったい何人のランナーが、一番で、このゴールにたどり着くことを目指していたのだろうか…。
世界中に、いったいどのくらいの「夢追人」がいるのだろうか…。

一着の選手を必死に追いかけてきた人間が、どのくらいの数で いたのだろうか…。
一着の選手を後押しした、数億人の同志がいるのかもしれません。
「勝者」に値する人間は、本当に一着の選手だけなのだろうか…。
そんなことを思ってしまいます。

それぞれの種目で、競技者が、世界中に とてつもない数で いるはずです。
ほとんどの人は、「かなわぬ夢」だとわかっていても、夢を追い続けています。
それぞれの夢の先にある「ビクトリー(勝利)」は、それぞれにあっていいのかもしれませんね。

* * *

この「SMILE(スマイル)〜晴れ渡る空のように」は、今のコロナ禍を予見していたかのような歌詞内容にも聴こえてきます。

そろそろ世界で協議し、オリンピックを開催するのか、中止するのかの最終判断となると思いますが、どちらの結果になろうとも、代表選手たちは、心の中の尊い「聖火」を消さないで…。
代表選手の後ろには、たくさんの夢追人たちがついています。
(追:結果的に、開催されました。)

希望の歌、未来に導く歌、それが…

♪SMILE(スマイル)〜晴れ渡る空のように

 


◇「ビクトリー」は必ず来る

(2021年時の執筆原文のまま)

桑田佳祐さんが率いるバンド「サザンオールスターズ」には、東京オリンピックをテーマにした楽曲「東京VICTORY(ビクトリー)」も、よく知られていますね。

それは、選手や日本国民への応援歌であり、今のコロナ禍の日本国民への応援歌のようにも聴こえてきます。

その歌詞の中に、「自分を追い越して、その先にある勝利のチャンスをつかめ」という主旨の部分があります。

オリンピック選手は、相手はもちろん、自身を追い越さなければ、勝利はつかめませんね。
今、情熱を失い、歩みを止めてしまった選手は、戦いの戦場に立つことすらできないのかもしれません。

今のコロナ禍で、ある意味、日本国民も、それぞれ自身を追い越していかなければ、自身に未来がやって来ない方も少なくないのかもしれません。
「これまでの自分を越えろ!」…、まるで突然、無理矢理させられた「アスリート(競技者)」のようです。

* * *

この楽曲の音楽動画には、交差点でひしめき合う歩行者、息がかかり、汗が飛び、激しく動く選手たちの映像が登場します。
人間とは、本来そうした生きものだということを、私は忘れかけていました。
(追:コロナ禍で、自粛中心のステイホーム社会でしたね。)

本来の人間の姿を取り戻すこと…それは、まさに「ビクトリー(勝利)」かもしれませんね。

「東京VICTORY」の歌詞

♪東京VICTORY 〔ショートバージョン〕

 

♪東京VICTORY 〔フル・バージョン〕

 

♪東京VICTORY 〔ライブ〕

 

* * *

この「東京VICTORY」は、学校の吹奏楽部などでも、たくさん演奏されていますね。

コロナ禍で、学校の部活動はたいへんな苦労を強いられています。
練習が、なかなかできないばかりか、大会やコンクールにも思い通りに出られません。
去年(2020年)も、今年(2021年)も、ちょうど その学年にあたってしまった学生には、どのような思い出が残るのでしょうか…。
彼らには、自分自身を、そしてすべてを乗り越えていってほしいものです。

下記は、大阪桐蔭高校(おおさかとういん こうこう)の吹奏楽部による素晴らしい演奏です。
この演奏は、相当な練習量ですね。

フェイスシールドを着用した彼らの姿を見るだけで、いい齢の私は、涙が出そうになります。

本来は、こうした姿ではありませんね。
きっと、これだけ苦労した彼ら世代に、大きな「ビクトリー」が訪れないはずはないと思っています。

みんな…「Vサイン」を絶対に忘れるな!
「ビクトリー」は必ず来る!
V(^o^)V

♪東京VICTORY(大阪桐蔭高校・吹奏楽部)

 


◇明日晴れるかな

さて、もう一曲、桑田さんの素晴らしい楽曲を…。

皆さま… あなた自身の中に、もうひとりの自分がいたとして、あるいは未来の自分が今現代にやって来たとして、今のあなたに、どんな「言葉」をかけるでしょう?

あなたの「奇跡のドア」を開けるのは誰…?

「明日晴れるかな」の歌詞

♪明日晴れるかな / 桑田佳祐

 

あなた自身がドアを開けないと、あなた自身の「晴れ渡った空」を見ることはできないのかもしれませんね…。

最後にもう一度…、「ビクトリー」は必ず来る!

* * *

ここまでが、2021年の東京オリンピック前に書いた内容です。

桑田さんの書く歌詞は、まさに善良な日本人の精神を強く感じさせるものが多く、彼の人間性がにじみ出ているような気がしてなりません。
歳をとられても、感性と精神、使命を失わない、素晴らしい日本人音楽家だと思います。

そんな桑田さんが、2022年に行なった音楽プロジェクトのことを、ここから書きたいと思います。
ここからは、今回 加筆した内容です。


◇時代遅れのロックンロールバンド

昨年2022年のNHK紅白歌合戦に、桑田さんを始め、昭和のロックスターたちが結集したバンドが登場し歌いましたが、多くの方が、このテレビ放送で、この楽曲に初めて触れたようです。
実際には、夏頃に発表されていましたが、紅白歌合戦での凝った演出での登場は、相当にインパクトを与えたようです。

桑田さんが集めたメンバーは、Cher(チャー)さん、佐野元春さん、世良公則さん、野口五郎さんというギタリスト兼ボーカリストの4人です。
5人で「時代遅れのロックンロールバンド」!

そして、ハウンドドッグの大友康平さんが特別友情出演として、バックボーカルとドラムで参加し、ミュージックビデオでも、面白い存在として登場します。
他に、特別出演として、桑田さんの奥様の原由子さん、芸人の浜田雅功さんの息子のハマ・オカモトさんも参加されています。
30歳台のハマ・オカモトさん以外は、すべて66歳。

* * *

80年代に、彼らはみな、音楽のライバル関係にありましたが、今の戦争やコロナなどの混沌とした時代に、ミュージシャンとして、何かのメッセージを発信するという桑田さんの思いに、66歳の同期たちが みな賛同したかたちです。
この楽曲の収益の一部は、困難に直面している世界中の子供たちの未来と命を守る「セーブ・ザ・チルドレン」に寄付されるそうです。

NHKの紅白歌合戦でも、5人それぞれのボーカルの個性を十分に聴かせてくれました。
66歳にはなりましたが、それぞれ個性のかたまり…。
66歳のロックバンドの この楽曲を、テレビで初めて見て感動した視聴者も、相当に多かったようです。

* * *

米国には、かつて、シカゴからサンタモニカまで、総距離3940キロメートルの「ルート66」という伝説の道がありました。
もともと先住民の重要ルートで、1926年(昭和元)に道路として開通し、1985年に消滅しましたが、多くの音楽曲や映画などに登場しましたね。
スタインベックの小説「怒りの葡萄」では、「マザーロード」と呼ばれます。
まさに米国の歴史とともにあった、伝説の「ルート66」です。

今回の この「66歳のロックバンド」も、きっと伝説として語り継がれることでしょう。
日本の昭和のロックンローラーたち… 実に頼もしい!

♪時代遅れのロックンロールバンド

 


◇お取り扱い注意!

桑田さんを中心とした、この5人のロックバンドは、1988年(昭和63)のこのバンドがモデルになっているようです。

トラヴェリング・ウィルベリーズ
♪ハンドル・ウィズ・ケア

 

和訳付き
♪ハンドル・ウィズ・ケア

 

このバンドは、「ウィルベリーという姓の兄弟たち」という設定で、有名ミュージシャンたちが、最初は何となく集まってつくられた覆面バンドです。
ジョージ・ハリスン(45歳:元ビートルズ)、ジェフ・リン(41歳:エレクトリック・ライト・オーケストラ)、ボブ・ディラン(47歳)、トム・ペティ(38歳)、ロイ・オービソン(52歳)という豪華な5人のバンドです。
1988年の録音の後に、ロイ・オービソンが心筋梗塞で亡くなりましたが、曲はヒット!
ロイ・オービソンは、楽曲「オー・プリティ・ウーマン」のあの方です。

世界中が、レコード会社の壁を超えた、このメンバーたちの集結による 謎の覆面バンドに驚愕しましたね。
「ウィルベリーズの兄弟たち」って誰? 何? この声は、ひょっとして…!

友達関係で、成り行きで膨れあがっていったような 急ごしらえバンドでしたが、やはり素晴らしいミュージシャンがそろうと、素晴らしい音楽ユニットが でき上がるものですね。
おまけにシングル曲が「ハンドル・ウィズ・ケア(Handle with Care :お取り扱い注意)」!
このバンドは、2年程活動しました。

「トラヴェリング・ウィルベリーズ」は、なりゆきの「集結」でしたが、「時代遅れのロックンロールバンド」のほうは、意図を持った「結集」であるという点では、少し意味が違っていますね。

* * *

「時代遅れのロックンロールバンド」のミュージックビデオの内容も、トラヴェリング・ウィルベリーズのビデオ内容とよく似ています。
桑田さんは、さしずめ、ジョージ・ハリスンのような存在。

NHKの紅白歌合戦での彼らの演奏を見て、自身の若かりし頃の音楽経験を思い出した方が相当に多かったようです。


◇熱過ぎだぜ! 昭和のロックロック・オヤジたち!

ここで、彼らそれぞれの歌と演奏を、二曲ずつ…。
この方々が一堂に会して、今 ライブを演ったら、それは すごい集客と盛り上がりでしょうね!
昭和世代に、再び 火をつけるかも!

◆佐野元春

♪アンジェリーナ

 

♪ガラスのジェネレーション


◆Char(チャー)

♪闘牛士

 

♪スモーキー


◆世良公則(ツイスト)

♪あんたのバラード

 

♪燃えろ いい女


◆野口五郎

♪真夏の夜の夢

 

野口さんは、「サンタナ」がお好きなようで、まさにサンタナ風の煙…。
♪煙が目にしみる


◆大友康平(ハウンドドッグ)

NHK紅白歌合戦でも、大友康平さんがドラムを叩き、バックボーカルを行っていましたね。
桑田さんが、そのテレビ放送の中で、「トラックに乗っている、大友さん…」とクチにしていましたね。

もちろん、このテレビCMのことです。
いすゞ自動車のCMメイキング

 

大友さんは、下記のこんなCMでも昭和パワー炸裂!
このCMに登場する平成生まれにも感じる若い娘(演:小高サラ)さんの、昭和オヤジの熱さに驚いて ひいていき、でも嫌いじゃないという感じ…短時間に名演技!
若手アイドルの能力は、こうしたところで光る!
サラっと書き入れましたが、映像屋なら、この若いタレントを撮ってみたいと思うかも…。
ともあれ、世の中の平成の娘さんたち… 昭和世代の熱さに、早く慣れてね!
この熱さが、戦後のゼロの状況から、今の日本に戻したよ!

マックが何を伝えたいのか…昭和世代にはよくわかります。
パイにあこがれた昭和世代のオヤジたちが、どれだけ、このフレーズを叫びながら食べたことか!
マックCM「パイがすべてさ…復活!」

 

もちろん「パイ」ではなく「愛がすべてさ」!
♪フォルテシモ

 

下記動画は音量が大きいので、取り扱いご注意を!
♪ブリッジ

 

* * *

桑田さんが集めたメンバーはみな、個性的で圧倒的なボーカルパワーを持つ方々ばかりですね。
一声聴けば、わかる方々ばかりです。
それぞれの音楽活動もパワフルそのもの!

熱過ぎだぜ! 昭和オヤジ シンガーたち! みな最高!

メンバーたちが若い頃でしたら、今回のような結集は実現できなかったでしょう。
長い年月にわたり音楽活動を続けていること、そして66歳という年齢が、それを実現させたのかもしれません。

昭和生まれの60歳台… 元気いっぱい!
情熱を、失ってなどいません!
情熱の66歳! ロックロック!


◇走れ 走れ! いすゞのトラック!

コラムの最後は、トラックやバスを製造する自動車メーカー「いすゞ自動車」の例の曲を…。

「いすゞ」とは、三重県の伊勢神宮の境内を流れる「五十鈴川」からとられた名称です。

「いすゞ自動車」では、各正規ディーラーがそれぞれにテレビCMを制作しており、地方色豊かな独自CMが素晴らしい内容です。
ここで「山形いすゞ」のCMを…。
山形県民しか見ることができないとは、実に「いだまし(もったいない)」!
このCM映像が、どれほど他県の人々の心に響くか、山形の方々には、知っていてほしい!

 

 

 

 

 

下記映像の「水没林」は、もしかして あの韓流ドラマに登場した…!?
山形だったのか!

 

* * *

「富山いすゞ」のCMです。
「あんま… いすゞに、せんまい」
この「お国言葉」が、たまらんまい!

 

米国の都市も、日本の風景に見えてきた…。
「ISUZU」が、まさか伊勢の川の名だとは、みな知るまい!
ロサンゼルス

 

ニューヨーク

 

オーストラリアのCM

 

水陸両用車! すごいな 日本車!
オーストラリアの水害時の映像です。

 

下記映像のトラックは、もちろん一般の人は買えません。
これぞ、お取り扱い注意!
でも、地球規模の災害が頻発する中、災害救助用に自治体が所有してもいい気もしますが…、一般人が運転できるかが問題?

 

* * *

「MIMAMORI(みまもり)」は、いすゞ自動車が行っている商用テレマティクスサービスの名称です。
つまりは、自動車の安全機能のひとつ。
以前は、カエルのキャラの「みまもりくん」もいました。

「いすゞ」の、カエルの「みまもりくん」、あざらしの「なちゅらしくん」、そして「いすゞギャル」たち… ちょっと意味わからん(?)けど、何か いいすず!
カエルの「みまもりくん」は、ひょっとして、伊勢の「二見興玉神社(ふたみ おきたま じんじゃ)」の蛙の神様!?

 

 

それにしても、女性モデルさんたちの競争は、自動車業界の激しい競争にも負けていませんね。
「私とトラックの写真を、絶対 使ってね!」
「だめ~、私とトラックよ!」
ともあれ、映像の会場の真ん中にある、あの四角い、スマホのような乗り物は何?

* * *

「いすゞのトラック」のスゴさは南極でも!

 

私は、海外で、自動車についた日本企業名を見かけると、なぜか、ちょっと うれしくなります。
日本人に出逢った感覚に似ているかもしれません。
「お前も、海外でがんばってるな!」
今日も、世界のどこかを目指して走ってる!

 

CM(インドネシア語)

 


◇情熱は、いつまでも ブルン!

この歌の歌詞は、トラックドライバーたちの情熱を強く感じさせてくれる、素晴らしい内容ですね。
わたくし天乃(あまの)としましては、この歌の歌詞… 何か いいすず!
♪ブレーキランプの天の川…

 

歌う女性歌手は、KAZCO(浜野和子)。
♪いすゞのトラック

 

いつまでも、いつまでも
どこまでも、どこまでも
走れ 走れ!
止まるな! いすゞのトラック! 日本のトラック! オール・ジャパン!

* * * 

 

ここで、トラックドライバーが登場する名CMを…

 

 

チエちゃんとチコちゃん(?)


昭和のオヤジたちも、オカンたちも、時代遅れと呼ばれようと…
昭和の脂ぎったトラック野郎と呼ばれようと…
「いすゞ」のように、これからも情熱を失わず、走れ 走れ!

日本の明治生まれも、大正生まれも、昭和生まれも、平成生まれも、令和生まれも…
きっと走れる!

がんばるチカラ! ブルン! ブルン! ブルン!

歌手の選択も いいすず! ブルン!
大友康平
♪いすゞのトラック

 

私は、数十年間、自家用に普通自動車を使ってきましたが、人生最後の自動車がトラックでもいい気がしてきました。

 

さあ これからも…、いつまでも…、最後まで…、

夢と希望を、荷台にいっぱい積載し…、
がんばるチカラ… ブルン!ブルン!


* * *
 

2023.1.14(初回執筆:2021.1.18)
天乃みそ汁

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