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全国には睡眠に困った方が行く病院があります。
福岡にもそういった病院やクリニックがあります。
不眠や睡眠障害の治療をどのようにするかというと、筋肉弛緩剤を使用することがあります。
筋肉弛緩剤とはその名の通り『筋肉を弛緩するお薬』です。
なぜ、筋肉弛緩剤が睡眠に効くのでしょうか?
そもそも、筋肉弛緩剤はどうやって弛緩しているかの説明を抜粋すると
【神経筋接合部に作用して中枢からのインパルスを遮断することによって骨格筋を弛緩させる薬物】
予備知識がないと呪文のように聞こえますが、簡単に言うと脳と筋肉を繋げている神経の伝達を遮断するんだよ。という意味です。
脳が筋肉の制御から外れて、筋肉の緊張が緩和して、筋肉が休んで寝りやすくしているのでしょうね。
筋肉弛緩剤は使い方を間違うと大変です。心臓や肺なども弛緩すると呼吸困難などの副作用があるので、医師の指示において用法用量はしっかり守りましょう。
筋肉を弛緩する方法は、薬だけではなく運動やマッサージといった方法もあります。
当院で整体するとよく眠れるというお客様は何人もいらっしゃるので筋膜リリースも効果あると言えるのではないでしょうか。
では、なぜ当院の筋膜リリースが睡眠に効くのかを、アニメのはたらく細胞のように説明していきましょう。
筋肉が休んでいない状態にあたる筋肉の緊張状態というのは、脳からの伝令を受け取り続けている状態です。
そして、ここからが大事な話。
脳からの伝令が正常であればいいのですが、プレッシャーや責任、「絶対失敗できない」「絶対に仕上げないといけない」などの過度なストレスが脳が暴走して、筋肉にずっと働けと言っているのです。
アニメのはたらく細胞のように解説すると
額に汗を書きながら脳が一筆書いて、それを中間管理職の電気信号が受け取って、神経を通って筋肉労働者まで届けます。
電気信号が脳からの手紙を筋肉労働者たちに読み上げます・・・「オマエラ働ケ」
筋肉労働者は「おいマジかよ。休憩なしかよ」
息つく間もなく、また電気信号が脳から手紙を筋肉に読み上げます・・・「モット働ケ」
筋肉労働者は「おいおい、なんでだよ!もう十分働いてるじゃないかよ!」
中間管理職の電気信号も、上(脳)からの指令と下からの苦情に板挟みです。
それでも尚、脳からの手紙を読まなければいけません・・・「サラニ働ケ」
筋肉労働者の現場では、あまりの労働に気を失う者や倒れる者までいます。
見かねた筋肉労働者のリーダーは、【疲労。緊急度2】という手紙を脳に届けるように電気信号に預けて神経を通って脳に届けるように言うのです。
【疲労。緊急度1】が届けられたら、脳は体全体に休憩を指示すること。
【疲労。緊急度2】が届けられたら、脳は体全体に睡眠の指示すること。
という注意書きが書いてあるのですが
脳は暴走していて、筋肉労働者の手紙が見えていません。
筋肉労働者だけではなく、神経も疲労が困憊しています。
そして、どこからともなく現れた筋肉弛緩剤は、
検問を作って中間管理職の電気信号から手紙を奪って破り捨ててしまいます。
筋肉労働者たちに読み上げる手紙がないので、筋肉労働者たちは働くことに疲れて眠りにつきます。
即効性もあって、一件落着!と思いきや、まだ脳は暴走したままで根本的な解決されていません。
薬の効果が過ぎると、検問はなくなってしまい、再び脳の手紙を神経は読み上げるのです。
では、当院の筋膜リリースの場合はどうなっているのでしょうか。
割り込みが発生します。外部からの圧力を皮膚刺激が感じています。
神経と同じ経路には、皮膚刺激からの専用回線が取り付けられています。
脳室の電話が鳴り、暴走していた脳が覚めて受話器を取ります。
皮膚刺激 『オイッス』
脳 「はい、どうしました?」
皮膚刺激 『痛いよ』
脳 「え?」
皮膚刺激 『まぁ、いた気持ちいい感じなんだけど、なんか伸ばされてる感じ』
”熱い”、”冷たい”、”痛い”は、生命活動に影響を与えるのでトッププライオリティで対応しないといけません。
脳は急いで治癒隊に見回りをしてくるように指示します。
この治癒隊とは、体内に備わっている自然治癒のこと。
脳が血液メーターに目をやると、ぐんぐん上がっていきます。
筋膜リリースによって、滞っていた血液が流れだしていきいます。
血液という栄養源であり、疲労困憊の筋肉労働者にも栄養源が配給されだします。
治癒隊からの報告を受けて、脳が「ふぅ、うまくいったみたいだな」と独り言を吐きます。
そして、脳が「あれ?私は何してたんだっけ」と我に返っていくのです。
筋肉労働者たちは残作業を片付けると、疲れも癒しながら眠りにつきます。
こうやって、神経には和平がもたらされるのでした。
~最後に~
今は簡単に筋肉弛緩剤も手に入る時代になりました。
「薬を始める」ということが、とても簡単になりました。
しかし、薬は始めると終わることが難しい療法です。
『断薬(だんやく)』が課題になっている病院もたくさんあります。
一生飲み続けるしかないね。と言われることも少なくありません。
私も尿酸値が高く、医者にフェブリックを死ぬまで飲み続けるしかないと言われました。
私の尿酸値の高さは遺伝性です。
私のご先祖様がフェブリックを死ぬまで飲んでいたのでしょうか。
とても考えられないですね。
その謎を解き明かすのが私の役目でしょうね。
私の体を使って、実験したいと思います。