いつも閲覧いただきありがとうございます。
前回の「整体院と病院との違い」のブログはいかがでしたかでしょうか。
まだ読んでない方は、一度覗いてみてくださいね。
今回は、一、二週間に一度病院に行って膝にたまった水を抜いてもらっていた方のお話です。
もともとは腰痛がお悩みでお越しいただいていたのですが、筋肉を評価していると太ももの筋肉が拘縮していたので、お尋ねしたことがきっかけで膝にたまる水の話をされていました。
「そんなに水抜いていて不安になりませんか?」と聞いても、水を抜くことが常態化してしまっているので「水を抜くもの」だと思っているようです。
「なぜ膝に水がたまるか知ってますか?」と聞くと
「年を取ったから」、「筋肉がないから」、「運動不足だから」と目を丸くしながら答えていました。
このブログを読んでいるあなたも、膝に水がたまった経験があることだと思います。
同じ質問をします。
「なぜ膝に水がたまるか知っていますか?」
もったいぶるわけではありませんが、答えを言います。
膝の水とは"関節同士が当たりすぎているから"クッション役になっているのです。
『え?クッション?』
そうです。クッションです。
関節の構造上、骨を保護するために関節液が入っているのです。軟骨も同じです。
しかし、日常生活で膝に過剰に力が加わって負担がかかっているので、その負担を減らそうと関節液を増やして体が頑張っているのです。
『それじゃあ、水は抜いたらダメじゃないですか』
そうですよ。でも、水が入ったままだと歩きにくいし、何より痛いでしょう?
だから、病院に行って抜いてもらうのです。
それが対症療法です。病院としては正解です。
『では一生、水を抜き続けるしかないわけですか?』
「原因が取り除かれないと、そうなるでしょうね。」
当院では、過去に頻繁に膝に水がたまる方が3人いらっしゃいましたが、3人とも膝の水を卒業されました。
なぜでしょうか?
それは日常生活の歩き方が変わって、膝の負担がなくなったからです。
そのため負担がなくなったので、体も関節液を出す必要がなくなったのですね。
膝の関節を不正に動かして負担を増やしていた筋肉を施術したのです。
”対症療法”って何?
と思った方は過去ブログの「整体院と病院との違い」をご覧ください。
最後に
どうしてあなたは病院に行くのかという目的を明確にすること。
まず病院とはどういうところか明確に把握すること。
予防できるものは予防して、健康を他人任せにせずに自己管理しましょう。
そうすれば自分の存在の尊さに気づいて転職し、ブラック企業は倒産していきます。
日本の安すぎる人件費、70年からじりじり下がる給料と、じりじり上がる保険料。
貧乏になっている日本。
治安が悪くなり暗くなっていく日本。
しかし、暗くなる話ばかりではありません。
当院に通院されている方は所得が増えています。
これは健康リテラシーが年収に比例しているという証明です。
健康を犠牲にすることはやめましょう。
子供たちが安心して暮らせる日本になってほしいと願ってブログを書いています。