なるほど | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

 昨日9月4日の幕末史研究会では、作家の桐野作人さんに「徳川慶喜と薩摩藩大河ドラマ【青天を衝け】に寄せて」と題して、講演をしていただきました。

 

 桐野さんは、同時代の史料を解説しながらお話を進められましたが、この場面では、徳川慶喜が何人を説得した。その結果、反対派は、徳川慶喜の弁舌には勝てないと思った。だから、会議には呼びたくなかったといったようなお話をされました。

 

 なるほどなあ、です。

 

 山内容堂は、なぜこの場に徳川慶喜がいないんだといいましたが、徳川慶喜がいては、論破される恐れが大きいと思ったからというのは、大いに納得です。