昨日9月4日の幕末史研究会では、作家の桐野作人さんに「徳川慶喜と薩摩藩―大河ドラマ【青天を衝け】に寄せて」と題して、講演をしていただきました。
桐野さんは、同時代の史料を解説しながらお話を進められましたが、この場面では、徳川慶喜が何人を説得した。その結果、反対派は、徳川慶喜の弁舌には勝てないと思った。だから、会議には呼びたくなかったといったようなお話をされました。
なるほどなあ、です。
山内容堂は、なぜこの場に徳川慶喜がいないんだといいましたが、徳川慶喜がいては、論破される恐れが大きいと思ったからというのは、大いに納得です。