「勝川春章と肉筆美人画」展開催中! | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

 出光美術館では現在、「生誕290年記念 勝川春章と肉筆美人画 ―〈みやび〉の女性像」が開催中です。~3月27日(日)。

http://www.idemitsu.co.jp/museum/honkan/exhibition/present/index.html

 肉筆の展示ですよ!

 ほぼ肉筆の宮川派で学んで、勝宮川を経て勝川を名乗った春章の肉筆、それも、美人画ばかりの展示です。よくもまあ、これだけの数が残っていたものと感心するやら呆れるやらという規模の展示です。浮世絵の展示を何年も見ている僕ですが、1人の絵師の肉筆を、これだけの数目にしたことって、あったかなあというくらいです。

 肉筆、つまり、1点ものですから、華やかで豪華な仕上がりには圧倒されるばかりです。

 現在、太田記念美術館でも春章展が開催されていますが、どっちかというと、太田記念美術館の展示を見てから出光美術館に行った方がいいような気がします。