久々の舞台拝見 | 新選組研究会「史誠会」

新選組研究会「史誠会」

1999年、新選組を学ぶために結成。以来、月に一度勉強会を開催し、年に数回、史跡見学会を実施してきた。勉強会は、西村兼文の『新撰組始末記』をテキストとして始まり、子母澤寛の『新選組始末記』を経て、現在は、木村幸比古の『新選組日記』をテキストとしている。

 ということで、27日は、天王洲銀河劇場で行われた「ローマの休日」を見てきました。

http://www.gingeki.jp/special/romanholiday2012.html

最終日の最終公演でした。なぜ僕がこの芝居を見に行くことになったのかをどうしても知りたい方は、先月書いたものを探してみてください。その際、生の吉田栄作さんにもお目にかかっていることを書いています。

 この「ローマの休日」は3人だけの芝居でしたが、よかったですよ。ホント、映画の世界観を3人だけ、しかも、舞台でよく表現できていたと思います。

また、秋元才加さんもよかったですよ。吉田栄作さん扮するブラッドレーが新聞記者と知ってから大使館に電話をかけるあたりは1人芝居だったのですが、豊かに感情の揺れを表現できていたのではないでしょうか。そして、ラストの王女としての記者会見では、それまでのかわいらしい女性とは違って、完全に王女になっていました。正直、あれほど芝居ができるとは思っていませんでした。

僕のうろ覚えの記憶ですが、秋元才加さんは大阪で「ローマの休日」をやってからAKBとして、そしてDiVAのメンバーとして舞台に立っています。そしてまた東京で「ローマの休日」ですからねえ。ものすごいスケジュールですね。

カーテンコールには、Wキャストの荘田由紀さんも登場。いつまでも続く拍手に、秋元才加さんの目が潤んでいるのがはっきりわかりました。

席は、なんと2列目。近すぎて全体がよく見えないという贅沢な悩みがありました。でも、舞台から外へ出て行く設定の階段がちょうど目の前、1メートル程度で、キャスト3人の姿がよ~く見えました。

芝居が終わってすぐに、「久丸」の店主・田島久丸さんの先導で楽屋へ。吉田栄作さんと握手させていただきました。隣は小倉久寛さんの楽屋で、楽屋の前に出ておられたので、子供とのツーショットを撮っていただきました。さらに隣は秋元才加さんの楽屋! ずっと楽屋の前にいるのは見えていたのですが、なかなか近づくことができませんでした。写真を撮らせてもらうと思っていたのですが、時間がないと、スタッフに止められてしまいました。

最終公演なのでAKBのメンバーがだれか見にきていないかなと思っていたのですが、席が前過ぎてまったく探すことができませんでした。その代わり、楽屋入りを待っている際、スタッフの「秋元さんに○○さんです」という声が聞こえたため、まさかと見回しても、それらしい人はいませんでした。それが、吉田栄作さんと握手し、小倉久寛さんと写真を撮ってもらうべく待っていた際、僕の目の前を元AKBの○○○○が通過。あぁ、と納得。やはり、「秋元さんに○○さんです」の○○は、元AKBのメンバーでした。その人、いまは一般人だと思いますので名前は伏せますね。でも、最終日に楽屋を訪ねたら、それだけで十分目立つでしょうから、芸能界への復帰はあるのでしょうか。

たまには舞台もいいものですね。