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今回は、視点の意味について深く掘り下げます。
「僕」「だとか「私」が主人公の場合、文章の主語も
そうなるので、一人称小説と呼ばれます。
多人数の名前で主語にしたのが三人称小説ですね。
つまり、視点者の主語の人称で区分されています。
何人称であるかにかかわらず、別視点で場面を考え
てみることは、意外に重要です。
同じ場所に何人もいるのなら、別の人物の視点では
場面はどう映っているのでしょうか。
あなたの部屋の本棚にある小説本のどこでもいいか
ら、別視点で書きなおしてみましょう。
すると、意外な発見をするのは間違いありません。
なぜこの人物の視点で描かれているのか。
なぜ他の人物の視点ではダメなのか。
視点者による都合のいい部分や悪い部分が見えて
くるのです。
こういう練習を何度か重ねますと、あなたは間違い
なく三人称の達人になれることでしょう。
一人称しか書かないという人でも、もっと掘り下げる
コツが掴めるはずです。