受賞後作品が出てこない理由 | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、文学賞受賞後の作品について述べましょう。




正確な数はわかりませんが、文学賞は400ほどあるといわ

れておりまして、毎年、400人以上の受賞者が誕生している

計算になります。


その中で、出版社系のものは30ほどでしょうか。


その人たちがプロということになるのですが、ここ数年、受賞

後作品を書店で目にする機会がほとんどなくなっております。




プロになりますと、当然ですが作品を書き続けていかなくて

はなりませんが、なぜ受賞後の作品が出てこないのでしょう

か。


それには明確な理由が存在します。


アマチュア時代の書き方が間違っていたからなのです。




出版社がなぜ文学賞を主催しているのか。考えてみれば誰

にでもわかることでしょう。


そう、ボランティアではありませんよね。売れそうな新人発掘

のためでして、新聞社系のものはボランティアに近いです。




なのに、ほとんどの応募者は、売れそうな作品で出版社の編

集員に認めてもらおうとはしません。


良い作品で応募して、選考委員の先生方に認めてもらおうと

しているのです。


両者の違いは歴然としておりまして、売り上げの冊数が桁違

いなのですね。


もちろん、編集者に認められた作品がベストセラーに名を連

ねます。




文学賞突破マニュアルは、何度も申しますように、受賞マニュ

アルではありません。


出版社の編集員に認められる作品を書くための教科書です。


プロ野球の新人獲得を例にしますと、ドラフト外選手でしょうか。


しかし、ドラフト1位の選手がさほどではなかった例は多々あり

ますし、ドラフト外選手のほうが大化けした例は無数にあります。


子竜のプロデビューはドラフト外にあたります。第一次選考の

終了時に早くもプロへのお誘いが出版社からありまして、選考

からは外されたものの、無名の新人が17万部も売り上げました。


ちなみに、そのときの受賞作品は8000部ほどだと聞いています。




どうすれば出版社の編集員に認められてプロになれるのか。


プロになってベストセラーを書くコツとは何なのか。


それらのすべてが文学賞突破マニュアルには詰まっております。


受賞しないとプロにはなれない、と間違った考えは捨てましょう。

出版社が求めている優れた新人であるならば、門戸は意外と広

いのですよ。




文学賞というのは、あくまでも名誉の話です。


ただ賞がほしいだけなのか、一流のプロとして活躍を続けたい

のか、この際にハッキリさせましょう。


作品の書き方が根幹から違っているということを、知っておいて

くださいませ。