「文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、必ず
詳細ををお読みください。
お問い合わせはコチラから
今回は、小説の文章を構成している要素についてお伝えします。
小説文を書くにおいて、視点の問題は外せません。誰の視点で
述べられているのか、それが明確でないと読者が混乱してしま
うのです。
なので、視点者のいない文章を入れてはいけません。
たとえば、
ナレーションであったり、専門用語の解説であったりですね。
専門用語の解説は、誰かの会話文にて行ないます。絶対に地
の文で解説してはいけません。
また、テレビドラマのようなナレーションを挿入するのは論外で
して、まして、ストーリーの予告めいたことが書かれていては、
面白さが半減してしまうというものです。
小説内のすべての文章は、実際に書くのは作者であろうとも、
必ず誰かの視点で書かれていなくてはならないのです。
つまり、作者が作品中に顔を出してよい部分などは微塵もなく
て、作者は裏方に徹しなくてはならないのです。
どうしても作者が作品についての解説を必要と感じているので
あれば、本文とは離れた「著者解説」というもので補完するしか
ありません。
作者が度々作中に顔を出している作品は、一次選考で間違い
なくボツにされるものと認識してください。