「文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、必ず
詳細ををお読みください。
お問い合わせはコチラから
今回は、文学賞の第一次選考すら通らなかったときにすべ
きこと、をお伝えいたします。
ほとんど全部の文学賞では、選考に多段階方式を採用して
おります。第一次、第二次、本選といった感じですね。
この中で、最初の第一次選考で落とされる作品がもっとも多
いわけでして、八割くらい落としてしまう文学使用もあります。
応募した作者をもっとも悩ませるのは、落選理由がわからな
いこと、教えてもらえないことではないでしょうか。
もちろん、落選しましたという通知も来ませんしね。本当に隅
々まで読んでもらえたのかと不安になる気持ちはわかります。
第一次選考で落とされたなら、次に繋げるステップアップのた
めに、やらなくてはならないことがいくつかあります。
数撃てば当たる、みたいな応募の仕方ではいけません。
やるべきこととは、
作者が顔を出している部分はないか、と精査してみることです。
登場人物の言動以外のところで、作者自身が語っている部分
がありますと、その時点でアウトなのです。
小説ではなく、論文とみなされるわけです。
たとえば、
主人公が会議の席で発言するとしましょう。
そのとき、自分ならこの議題に関してこう発言する、と作者の
意見を述べてはいけません。
あくまでも、主人公の発言でなくてはならず、主人公の置かれ
ている地位や立場、性格などからして、この主人公ならきっと
こんな発言をする、と記述しなくてはならないのです。
ご自分で精査するのが難しければ、子竜のところへ添削依頼
してください。
落選した理由をズバリ指摘しまして、次からは同じ間違いをし
なくなるでしょう。