「文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、必ず
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今回は、初心者に向けた提言です。
もしもあなたがかなり書き慣れている人であったとしても、
初心者の人に教えてあげる場合を想定して、以下の記事
お読みいただきたいと思います。
それは、基本を復習することでもありますし、教えている
うちに新たな発見があるかもしれません。
小説を書きたいのだけれど、何をどうしていいのかわから
ない、と最初は誰でも感じたはずですよね。
他の習い事でしたら文化教室がいくらでもあるのに、小説
の書き方講座だけは本当に少ないのです。
なので、多くの人はとりあえずは自己流で始めるということ
になるのですが、お手本として採用するのはどうしても好き
なプロ作家の作品になってしまうでしょう。
問題なのはこの点でして、プロが書いた作品というのは、
基本から外れた書き方をしている場合が多いのです。
なぜなら、雑誌に掲載する際にはスペースの問題が生じま
すし、書籍の書下ろしでは、売れるために特化した書き方
が求められるからなのです。
要するに、プロになってから書いた作品というのは、おそら
くほとんどのプロが、参考にしないでください、と言うだろう
ほどに基本から外れて特有の書き方をしているのです。
それが、作者独自のブランドというものでして、ブランド品
のコピーを作る方法を学んだとしても意味のないことです。
初心者がやるべきことは、基本に忠実な作品を数多く読む
ことですね。
それは、有名プロが文学賞に入選したときの作品です。
つまり、現在も活躍を続けている有名プロたちがアマチュア
時代に書いた最高傑作こそ、お手本にしてください。