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今回は、文学賞応募の際に添付が義務付けられており
ます、あらすじに、ついてお伝えいたします。
主要な文学賞では、ほとんどにあらすじの添付が義務
となっております。
ともすれば本文を書く事だけに注力して、あらすじの執
筆には気配りをしていないのではないでしょうか。
そういう人は、第一次選考で落とされる可能性が非常に
高いです。なんのために添付が義務となっているのか、
わかっていないからですね。
集まった応募原稿は、出版社の編集者や家族が手分け
をして読みます。大体、一人当たり一ヶ月に50作品とい
う量を読まされます。
すると、最初の頃に読んだ作品は忘れてしまうのです。
なので、簡単に思い出せるよう、あらすじの添付が義務
となっているわけです。
ということは、あらすじの書き方が下手ですと、当然のご
とく充分に内容を思い出してもらえず、落選原稿の中へ
入れられてしまうかもしれません。
また、選者の中には、本文よりもあらすじを先に読む人
もいて、あまりインパクトのない物語ですと、担当した作品
全部を読む前に、落選組みへ入れてしまうかもしれません。
そういう意味からしますと、本文よりも大切なコマーシャル
ですし、手短にアピールできる手段なのです。
あらすじをただの添え物と考えているのでしたら、考えを
改めてください。当落に大きな影響がある、作品の一部で
すからね。
次回では、具体的なあらすじの書き方を述べましょう。
目からウロコの書き方ですよ。