読者があくびする | 小説の書き方教えます

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今回は、冒頭をいかに書くか、というテーマです。




かつてあなたが読者の立場だけであった頃、何度も何度

もあくびがでそうな作品と出会ってしまい。書籍の代金を

損した思いに陥ったかと思います。


なのに、作者になった途端に忘れて、読者があくびする

作品を書こうとしているとするなら、今すぐに文学賞突破

マニュアルを熟読の上、小説ハイスクールに入学される

ことをオススメいたします。




読者の口からついあくびが出てしまうのは、とくに冒頭の

書き方がつまらないからでして、読者を作品の中へ没頭

させることができなければ、後半がいかに面白かろうと

優れていようとも、冒頭の何ページかで読書を中断して

しまうのです。


読者というのはかなり我が侭です。あなたが読者だった

ときも、例外なく我が侭だったはず。


書店で冒頭を立ち読みして、面白くなければ絶対に買わ

ないし、買って読んだ後も、腑に落ちないエンディングで

あったなら、その作者を嫌いになるのです。




では、冒頭が面白くできない理由とは、なんでしょうか。


それは、動きがない冒頭だからです。人間の動的な想像

力を書き立てることなく、静的な情景を描こうとしている

からなのです。


つまり、


とくに冒頭は動画でなくてはならず、写真であってはいけ

ません。


動画と写真。あなたならどちらをより見てみたいですか。




誰かとただ立ち話をしているだけの冒頭。

電話で会話しているだけの冒頭。

読書をしたりアルバムを見ているだけの冒頭。


などなど、いずれにもほとんど人物の動きがなく、静止画

に近い状態です。


スポーツをしている最中の冒頭。

誰かに追われて逃げている冒頭。

事件や事故を主人公が目撃する冒頭。


これらですと、まさに動画の世界です。静止画像では描け

ませんよね。だから読者は引き込まれるのです。




あなたの作品に、睡眠効果が抜群、との評価を下されて

はいけません。


なるべく早いうちに本格的に学び、変貌を遂げなければ、

それまでに書く作品が無駄になってしまいます。時間と

労力とが無駄になってしまうかもしれないのです。


勇気を出して、自己投資してみましょう。


さすれば、プロへの道が開けます。