「文学賞突破マニュアル」をご希望の方も、必ず
詳細ををお読みください。
お問い合わせはコチラから
今回は、人物の名前についてお伝えいたします。
小説とはおおむね架空の話ですので、設定しなくては
ならない項目がいくつもあります。
その中でも頭を悩ませるのが、人物の名前ではないで
しょうか。
とくに主人公の名付けには悩みますよね。
知人の名前を拝借しますと、名前だけを拝借したつもり
なのに、いつの間にか性格までが知人そのものになっ
ていたりします。
主人公は覚えやすい名前じゃないといけない反面、あ
まりに単純でインパクトに欠けるのも困るなあ、と悩む
わけです。
とくに最近の子供さんたちにはキラキラネームが付け
られていて、「子」「男」「雄」「夫」「太郎」「次郎」という名
は見かけなくなりました。
つまり、現代劇での子供の登場には、これまでの何倍
もの設定苦労がつきまといます。
読者がすんなりと読める名前がいいのですが、それで
はキラキラネームにはなりませんから、また悩みます。
かといって、昭子という名前にしますと、昭和の時代が
背景なのかと勘違いされますので、プロ作家たちも困る
キラキラネームなのです。
お子様たちの名前は、何かに記録しておくのがよいで
しょう。
20年後くらいには電話帳にはキラキラネームばかりに
なるのでしょうけれど、それまで待てませんから、学校
の先生に教えてもらうなど、ひと工夫が必要ですね。