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今回は、入選してからでは手遅れになる話です。
どんな世界でもなのですが、アマチュアだからでき
ることがあります。
その世界の規則や慣習に縛られることなく、自由に
振舞えるのがアマチュアの特権ですね。
まったく自由な発想で作品を書いてみますと、後々
に生きてくるのです。
たとえば、
地の文だけの作品。
会話文だけの作品。
手紙文だけの作品。
SNSのみの作品。
新聞記事のみの作品。
などなど、こういう作品を書くのはもっと大変だと思い
ますが、書いてみることによって会話文や地の文が
とんでもなく上達したりするのです。
仮に、
現代の女子高生三人による会話だけの作品を考え
てみますと、どうやって三人を描き分けようかと悩む
はずです。
言葉遣いはほぼ似ているし、個性というものを出す
よりも仲間と一緒がいいという年代ですので、本当
に苦労します。
しかも、地の文で会話の補足説明はできませんの
で、難易度はマックスですね。
しかし、そういう作品をプロが書いたとしても、苦労
したほどには評価されません。
なぜなら、奇抜なものは当たり外れが大きく、ほと
んどがはずれだからです。
アマチュアだから書けることとは、すなわち、極上の
練習方法というわけですね。