物語の原点 | 小説の書き方教えます

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今回は、小説という物語の原点について考えてみます。




子竜がまだ幼い頃、保育園に通っていた頃でしたが、母

が子竜を寝かしつけるために毎晩何かの物語を語ってく

れました。


ほとんど覚えてはいませんが、日本の昔話だったと思い

ます。


ときには興奮してしまって眠れなくなったことを覚えてい

るのですが、おおむね母の物語を聞きながら眠る心地

良さは今でも感覚として残っています。




ある日、いつも母からばかりなので、保育園で見た紙芝

居の中の物語を反対に語ってみたりしました。


すると、母が微笑んでくれるのです。




母が喜んでくれたことが子竜もうれしくて、自分で物語を

即興で語るようになりました。


もちろん、支離滅裂で無茶苦茶な話だったろうと思います。


でも、母は喜んでくれましたね。


物語の中身よりも、成長した証と受け取ってくれたのです。




物語を無から生み出す力といいますか、原点はこんなとこ

ろにあるのではないかと思います。


実利を得るためじゃなくて、真に相手に喜んでもらいたい

という気持ちですね。


あなたは何のために小説を書くのか。


その答えこそが、あなたの作品の質を決定しパワーとして

反映されるのです。