下書きは禁止です | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、下書きについて述べたいと思います。




一般の方から受ける質問の中で、もっとも多いのが

下書きするのですか、という問いですね。


文章を書きなれない人や下手だと認識している人は

下書きをする癖になっています。


しかし、あえて言いましょう。


文章上手になりたければ、下書きは禁止です。




なぜかといいますと、書き直せると思いつつ書いた

文章は、やはりどこか気が抜けているものです。


武道家が技を駆使して相手と向き合うのと同じで、

我々は文章という武器で立ち向かっています。


書き直しが許されるというのは、どういう意味なのか

といいますと、負けたけど負けなかったことにしてく

れと言っているようなものですね。


将棋で、待った、をするのと同じです。




以前に、ゴルフをするときには、なるべく高いボール

でラウンドすると、一打一打に真剣になるとお伝え

しました。


三島由紀夫氏は自身の文章読本で、1枚4000円も

する手漉きの和紙製の原稿用紙を使っていたそう

ですから、文章の失敗は許されなかったといいます。


もちろん、下書きなしでの直接書き込みですからね。




頭の中でちゃんと文章を組み立ててから書くように

癖をつけましょう。


いくらでも書き直しができると思っているうちは、絶対

に上達しませんよ。