執筆に必要なプライド | 小説の書き方教えます

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現役プロの小説家「子竜 螢」が、文学賞受賞へと導きます  KEI SHIRYU 

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今回は、執筆とプライドとの関係をご説明いたします。




プライドとは、日本語に訳しますと気位といったところ

でしょうか。


小説を書くには、ある程度の気取りや気位が必要では

ないかと思わないでもないですよね。


アマチュアであったとしても、プロになった気分や態度

を味わってみたいという欲求はよくわかります。




しかし、作品の内容の面としては、あくまでも謙虚でな

くてはなりません。読者に対する謙虚さが大切なのです。


どんなに有名なプロだって、読ませてやる、なんて態度

はとりませんからね。




また、学ぶときにも謙虚さは大切です。


プライドとは、あくまでも一人のときに持ち続けるもので

あって、相手がいる場合には謙虚さのほうが大切とな

ります。


プライドが成長や成功の妨げになってはならないのです。




人間というものを素直に見つめ、謙虚な気持ちで観察し

たものがテーマとなる。


慈しみあい、認め合って、その中での葛藤やジレンマ

などをテーマとして打ち出すのが小説なのです。




文学賞の応募において、第一次選考に通らないという

人は、一度プライドの意味を考えてみてはどうでしょうか。


作品の中身にまで作者のプライドが浸透しますと、小説

ではなく論文めいたものになってしまいます。


さらに、自分はいくらでも書けるなんていう自負心が強く

なりますと、他人から学べなくなってしまいます。学ぼう

ともしなくなるでしょうね。




多くの場合、プライドがいい面に働くことはなく、邪魔を

している要因となっているのではないでしょうか。


とはいえ、なかなか捨てられないのがプライドですよね。


でも、解決方法はあります。


それは、次回にて。。。